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巨大な積乱雲

『ガタガタ、ガタガタ』


艦は、小刻み震え、いつどの部分が壊れてもおかしくない状態だった。

防護魔法が効いているはずだが、魔法が効いてないのかと思いたくなる。

これ以上進むのは不味い。

何とかしなくては…。


風魔法を艦にぶつけて方向を変えようかとも思ったが、今の艦の状態を見ると気流に流される風と僕の風魔法で艦に捻れが生じ、それに耐えきれず空中分解するかもしれないと考え諦めた。

それならばと思い、艦を守る方向に考えを切り替える。

既に風の力に耐えきれず、脆く壊れそうな空中戦艦。

如何に風の力から守るかと言ったら、風の力で対抗するしかないだろう。


そう、僕が甲板の上でやった風を身に纏うやり方だ。

だが、自分一人なら面積も少ないし風で身体を包むなんて簡単だったが、今回は空中戦艦。

こんな大きな物、本当に風で包み込む事ができるのか、少し不安があったがサフラン王子達が退艦しないのなら、やるしかない。


僕は風の精霊達の力を借り、艦の周りに風を集め始めた。


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