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対帝国艦隊

加速している空中戦艦から落ちないようにするにはどうしたらいいか。


誰かに支えて貰えばいい。

と言っても甲板には僕しかいない。

なら風の力で支えて貰えばいい。


風の力で支えてもらうと空中戦艦の加速感をあまり感じなくなり、試しに少しジャンプしてみたが、空中戦艦から落ちることはなく、同じ場所にキチンと着地出来た。


これなら行ける!


僕は機械兵士に目標を定めて、ゆっくりと歩き出し徐々に走り出して行く。


早く機械兵士を取り除かなくては、機械化帝国艦隊に僕達の乗っている空中戦艦の居場所が分かってしまう。


機械兵士も僕の姿が見えたのだろう。

必死で空中戦艦にしがみつきながらも、こちらを睨んでいるようにも見える。

僕を攻撃しようか、それとも自爆して僕と共に艦に被害を与えようと思うのか…。


そんな暇を与えてはならない。

そう思い一気に加速し、機械兵士の所まで来るとそのまま勢いのまま、機械兵士を蹴り上げた。


最近、隼人にサッカーの練習に付き合わされて、ボールを蹴る練習を行っていた。

今回はそれが役に立ったのだが、普段はボールが破れないように力をセーブして蹴っていたが、機械兵士を蹴った時は、勢いに任せ思いっ切り蹴っ飛ばしたので、機械兵士は至る所が曲がり、壊れ、破損して飛んで行く。


そして5秒後に機械兵士は大爆発を起こした。

蹴った所為なのか、自爆した所為なのかは判らなかったが、艦から離れた所で爆発した為、艦自体には被害は無かったが、爆発した時に出た熱風と爆風を直撃した事で暫く見動きを取ることが出来なかった。


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