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敵艦

「どうだ、敵艦は居たか?」


「まだです」


「本当に信じて良いんだよな、翔」


あんたが信頼すると言っていたじゃないかとつっこみたい気持ちがいっぱいだが、相手は仮にも王子だ。

王子の一声で『死罪だ』『永久に牢屋にぶち込め』『お前は犯罪者だ』など言われたらたまったもんじゃない。

捕まる前に逃げなければならなくなる。


「サフラン王子が信頼すると言ったじゃないですか」


「それはそうだが、敵艦が見えないのに位置が分かるのかと」


それはそうだろう。

まだ敵艦も発見出来ていないのに、本当にいるのかと疑うのは当たり前だと思う。


そんな時、都合が言いように兵士が叫んでいた。


「敵艦補足」


「やはり居たか」


いやいや、サフラン王子、さっきまで疑っていましたよね?


「砲撃と爆撃の準備!」


「敵艦もこちらに気付きました。

敵艦砲台回頭中」


「遅れるな!急げ!」


「敵艦、早いです。

来ます!」


「衝撃に備えよ!」


そう言うのと同時に辺りが眩しく光り、衝撃が伝わってくる。


『ドドドーーン、ドドド、ドドド、ドドド』


敵艦の一斉射撃が始まった。


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