表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
932/1026

空中戦艦

ブリッジから外の景色を見ていると、まるで映画館にいるような錯覚に陥る。


空中戦艦の中では、揺れや加速感が殆ど無かった為、本当は空中戦艦は動かず、映像だけ流れているのでは無いかと思ってしまう。


まさか僕達を騙しているのか?

念の為、マップ画面で確認すると、自分達の場所が移動しているのが分かった。


もしかして元の世界より発展しているのではと考えてしまう。

空中戦艦は少しずつ加速しながら、少しずつ上昇しているようだ。


暫くすると前方に雲が見えてきた。

その雲の中を突っ切って、雲を抜けると雲の上に来ていた。


流石にこの辺りにはモンスターは居ないようだが聞いてみたら、たまに龍が飛んでいるらしい。

だが、こちらから攻撃しない限りは、向こうが攻撃してこないそうだ。


ただただ雲の上を飛んでいた。

雲を見ると何だか雲に乗れそうに思えてくる。

ふわふわのベッドのように気持ち良さそうだ。


雲の形も色々、あれはショートケーキに見える。

あれはパフェ、あれはお寿司、あれはソフトクリーム。

何故か食べ物ばかりに見えてしまう。


この異世界にはないからか。

探せば有りそうだけど、あの味が懐かしく感じる。


他の食べ物が無いかと探していたら、空中戦艦の下の雲の中が光るのが見えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ