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空中戦艦 乗船

一週間は、あっという間に過ぎていった。

皆、当たり前のようにDルームを別荘か何かと間違えているようで、住み着いている。

そしてDルームを使い国へ帰ったり、違う場所に行ったりして楽しんでいたようだ。


まあ、これから死ぬかもしれない魔族領へと向かわなければならないから、多目にみよう


いよいよ空中戦艦に乗り込む日がやって来た。

僕が撃ち落とした空中戦艦に乗る日が来ようとは…。


「ようこそ、翔、待っていたぞ」


空中戦艦の発着所で待っていたのは、サフラン王子とガクシン将軍、ヒューデントさんとその影メイド5人が待っていた。


「待っていたって、Dルームでしょっちゅう会っていたでしょう」


「そうだったか?」


「そうですよ、それにガクシン将軍も行くんですか?」


国王達の会議にはガクシン将軍はいなかったはず、一緒に付いて来るつもりだろうか。


「俺は王子の護衛だからな、どこへでも付いていくさ」


「ここの防衛は大丈夫なのですか?」


「ああ、気にするな。俺が居なくても優秀な部下達がキチンとやってくれるさ」


なんて人任せな将軍だろう。

よくそれで将軍としてやっていけるなと感心してしまう。

将軍がでかけている間に機械化帝国が襲って来たらどうするのだろうか?

聞いてみたら、「その時はDルームから直ぐ帰れるだろう」とまた人任せな考え方をしている。


魔族領でDルームが使えるか分からないのに。

そういった魔法が使えないように防護魔法を使っているかも知れなし、魔族に捕まっていたら逃げる事も出来ないだろうし、その辺りどう考えているのだろうか。


ふとヒューデントさんと目が合った。

あ、ヒューデントさんならどうにかしてくれるのではと考えてしまう。

今回の同盟の件もヒューデントさんが取次いだものらしいし、魔族領へ行ってもそんな不利になるような事は起きないような気がしてきた。


そして僕達は空中戦艦へと乗り込んで行った。


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