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謎の仲間 66
気絶させるには首筋を正確な位置を狙って手刀を打ち込まなければならなかったが、この指輪のお陰で触れてキーワードを言うだけで気絶させる事が出来る。
簡単に気絶させる事が出来たので、あっという間に幼女達を鎮圧させる事が出来た。
「さあ、後は涼太、お前だけだぞ」
「まだまだ、幼女達を気絶させても、まだアマゾネス達簡単にいるぞ!」
「まさか!アマゾネス達も魅了していたのか?」
「気付かなかったのか?
運び屋としてとても重宝しているぞ。
食料や幼女をせっせと疑いもせずに、まるで働き蟻のように運んでくれたぞ」
それが本当ならアマゾネス達は、ただ操られていただけでアマゾネス達の意思ではなかった。
直接手を下したのはアマゾネス達だが、操られていたのなら、アマゾネス達が悪い訳ではない。
操っていた涼太が1番の元凶となる。
涼太にはそれだけの罪を償ってもらわなければならない。
アマゾネス達が来る前に涼太をねじ伏せなければならない。
僕は涼太に向かって走り出していた。





