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謎の仲間 62

「仕方ない、翔は僕が直接、手を下そう。

お前の次は隼人だ」


隼人はまだ気絶したまま、起こしても魅了されているから、面倒くさくなるのでそのまま放っておく。

僕が戦いを終わらせれば良いだけの事。

でも、仲間だから手を下したくないと言うのが正直なところ。

何とか魅了を解いて仲間にならないか交渉するつもりだ。


お互いが攻撃範囲に入った瞬間、涼太は素早く右で持った剣を下から上に向けて振り抜いたが、僕は剣で弾いて躱す。


涼太は弾かれた剣を僕目掛けて突いてくるが、剣先を少しずらしてやるだけで、僕には当たらず横を通り過ぎていくかのように思えたが、突きの勢いを回転に替え、回し蹴りならぬ回し剣だ。


だが僕は簡単に剣で受け止めた。

多彩な剣術なら隼人より涼太が上手いけど、力や速さは隼人の方があると思う。

どっちにしろ、僕には勝てないだろう。


だって僕から見れば、スローモーションのように動き、躱す事など容易い。

涼太の力量は分かったが、まだ隠し持っているスキルがあるかも知れない。

僕は警戒しながら涼太の攻撃を防ぐ事に徹していた。


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