表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/1026

78 出発

今朝けさも近くの大きな木の下で瞑想していた。

最近、瞑想していても回りの気配が段々(だんだん)分かるようになってきた。

木の気配、草の気配、風の気配など目を閉じていても回りの様子が見えてくるようになってきた。


今日も朝日が昇り始め、1日が始まろうとしていた。

ラウサージュ、沙羅、空、アナンタに挨拶してから行こうかと思ったが、また一緒に行くと言われたら困るのでそのまま王宮へ向かった。


王宮前では、すでに精鋭部隊が出発の準備をしていた。

それぞれに馬を持っているみたいだったが、僕は馬に乗れないけど、どうしようかと思っていたら、あとから馬車がやって来たので、これに乗ろうと思った。


馬車には荷物が沢山積んであったが、座るスペースはあるようだ。

暫くするとラウージャと司祭らしき人と魔法使いらしき人がやって来た。


「翔、早かったな、待たせたかな」


「いえ、今来たところです。

そちらの方は?」


「万が一の為に、回復役と攻撃魔法役を連れて行く。

もしもの場合な」


馬車には、僕とラウージャ、司祭と魔法使いが乗ることになり、あとの精鋭部隊30人は馬で回りを囲むように陣形を組んだ。


「では、出発するか」


「はい」


「よし、それでは隣国に向けて出発」


いよいよ、隣国へ向けて出発した。

最後に挨拶していけば良かったかなと少し後悔していたが、これからきちんと護衛が出来るかどうか心配で、それが気になり落ち着きがなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ