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247 対クレハン 2

「どうした小僧、かかってこい」


怒らせるのが作戦なのかも知れないが、『小僧』とはあんまりじゃないか。

確かにクレハンからすれば若いけれど、僕はこれでも士爵なんだぞ。

それでも騎士団団長の方が偉いのかと言いたかったが言えなかった。


これも経験差の違いだろうか。

僕は胸を借りるつもりでクレハンに向かって走り出していた。

ステップを踏みながら、時折フエイトを混ぜながらクレハンを攻撃する。


クレハンは微動だにせず、亀のように縮こまり僕の攻撃を耐えていた。

いや、違う、クレハンに剣が当たる前にハジカレテいるようだった。


左側面から剣を突くが弾かれ、ステップを踏みながらクレハンの回りをぐるぐる回りながら、剣で切りつけたり、突いたりしていたが体に当たる前に全て弾かれているようだった。


メニュー画面で相手を確認すると『完全防御』というスキルを使っているらしい。

攻撃が出来ない代わりに、どんな攻撃も防ぐ事が出来るらしいが、全てを防ぐ訳ではないようだ。


僕が攻撃手段を考えて足が止まった時、クレハンはスキルを解除して剣をすごい早さで振り下ろしてきた。


僕は剣で受け流し、距離をおいた。

するとクレハンはまたスキルを使い防御体勢になった。


これはどうやって攻めれば良いのか攻めあぐねていた。

このままスキルが使えなくなるまで待つか、それとも攻撃を仕掛けてきた時に攻撃すればいいか、どつするべきか。


とりあえず一つ一つ試して行こうと思っていた。


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