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始まりの地

周りを確認すると、草木も生えない幾つもの小高い山があり、平らな地面は今、空中戦艦が降り立った場所だけだった。


何故、草木も生えないのかは分からないが、小さな山の1つ1つがまるで何かを隠しているかのように不自然な山並みをしていた。


一体、ここは…。


「ここは、多分、始まりの地と呼ばれる場所」


「始まりの地?」


「そう、遥か昔の話」


「昔に何があったの?教えてくれ!」


「ちゃんと話すから強く掴まないで!」


「あっ、ごめん」


僕は何か重要な事のように思い、ついその話を聞きたくて、いつの間にかミランダの肩を掴んでいた。


「もう、痣になったらどうするのよ」


「ごめん、つい…、だから、教えてくれ。

昔、ここで何があったのかを」


「私も1,000年も前の事だから、生まれていないから言い伝えしか知らないけど、それでも良いなら」


「構わない。

分かる事だけでも教えてくれ」


僕の中で、モヤモヤしたパズルのピースが1つずつ嵌っていくような気がした。


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