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天竜族の里

「そう言う事だ。諦めろ隼人」


「ん〜〜、仕方ない。

仲間達と山賊狩りをして、お宝をゲットするか…。

翔、先にDルームに戻っているぞ」


そう言うと、とっととアマゾネスと二人、足早に去って行った。

一体、何をしにきたのだろう。


「そうだ、それより空中戦艦の修理は終わっているのですか?」


「まぁ、何とか飛べるまではなったが、またこの気流の中を飛ぶとなると多分、無理だろうな」


サフラン王子が答えた。

僕の魔法で空中戦艦を包んだとしても雀の涙、大した足しにもならないだろう。


でも天竜族が、他の竜達と交易をやっていると言っていた。

それなら何処かに出口があるはずではないかと思ったが、わざわざこの気流の中を通る必要はないか、異空間魔法を使えば、何処へでも行けるのだから。


それならこの空中戦艦ごと異空間魔法で違う場所に飛ばせないかと思ったが、やはり大きすぎて無理のようだ。


長にこの気流の脱出方法を聞いとけば良かった。

あっ、ならミランダが知らないだろうか?

外に出ようとしていたくらいだから、何か方法があるのではないか。

ミランダに聞いてみると、


「あっ、それは簡単だよ。

ちょっと待ってね」


そう言うと何やら言葉ではない音のような呪文を口ずさんでいた。

すると空中戦艦の真下の気流が大きな渦を巻きながら中心から外に向かって雲が流れていく。


暫く経つと空中戦艦が余裕で出れるくらいの大きな穴となっていた。


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