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高校入ったら日常が非日常に変わった  作者: 天使長ミカエル
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香澄の隠れた趣味と二人きりの夜Ⅴ

 香澄と二人でメビドラをやり始めてどれぐらい経っただろうか、凱斗がちょくちょく外に行って天候を確認するが、天候は以前として変わる様子は無く、電車も止まった状態が続き二人はネットカフェで待機していた。

 早く帰らなければ、楓花と舞冬にどんな事をされるか分からない。

 とゆうか、すでに帰ったら罰が下るのは当然だろう。

 二人が不機嫌さ丸出しで部屋にいる楓花と舞冬が目に浮かぶ。


「早く天候が回復してくれるといいんだが・・・」


 はぁ、と溜め息を吐き、香澄のいる部屋にとぼとぼとした足取りで帰っていった。

 案の定楓花と舞冬は物凄く不機嫌な表情で部屋に待機していた。

 外は危ない、と凱斗に言ってもらえた時の二人の感情は嬉しい他無かったが、通話が終了し凱斗と香澄が二人きりだという事を思い浮かべると、嬉しいという感情よりも悔しいといった負の感情が込み上げてくる一方だった。



「まだ外には出れそうにないね・・・」


 凱斗が香澄のいる部屋に帰ってくると、香澄は現在ドはまり中のメビドラをやりながらそう呟いた。

 だが、香澄の表情は落ち込んだ様子は無く何かワクワクとした表情で埋め尽くされていた。


「香澄、なんでそんなに嬉しそうなんだ?何か良いアイテムでも出たか?」


 凱斗は気になりメビドラをしている画面を覗き込むと特に良いアイテムが出たとかそういう訳でも無かった為、凱斗は疑問に思った。

 

「だ、だって、このまま天候が回復しなかったら、あ、朝まで一緒かもしれないから、少しニヤけちゃっただけよ」


 素直な香澄の気持ちを知り、思わず赤面してしまう。

 早く帰らねば楓花と舞冬にどんな事をされるか分からない、だがこうして香澄が素直な気持ちでできるだけ長い時間二人きりが良いと言っている。

 趣味も合い、話していてもすごく楽しい、こんなに馬が合うのは物凄く久しぶりで凱斗自信も昂っていた。

 そして凱斗は今のこの気持ちに身を任せ、ひたすら二人でゲームを楽しんだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 二人が時間を忘れてメビドラを楽しみ、現在の時刻は8時30分。

 さっき外に出て、凱斗が天候を確認したのがおよそ2時間前。

 そして二人はこの2時間の間、天候など確認せず凱斗は香澄の先生として教えていた。

 人のゲームを見ているだけなのに、凱斗はこの時間がとても楽しく、とてもキラキラとした時間を過ごしていた。

 意外と香澄は呑み込みが早く、メキメキと成長する香澄を見て、とても嬉しい感情で埋め尽くされた。


「ほんと香澄は呑み込みが早いな、驚いた」


「これは凱斗君が調教してくれたおかげだよ?」


 サラッと危ない事を言い、凱斗は不意打ちをくらう。

 真っ赤に赤面した凱斗を見て香澄はクスクスと笑う。


「い、意味合いがちげぇよ、バカ」


「凱斗君はエッチなのに弱いんだね、可愛い」


「男に可愛いとか言うんじゃねぇよ」


 男にとって可愛いという言葉はかっこいいなどとは比べ物にならないぐらい恥ずかしい。

 しかも凱斗の場合、可愛いと言われるのが美少女なのだ、他の女性に言われるよりよっぽど恥ずかしい。


「でも凱斗君はほんとに可愛いよ?私の胸を見ては目を逸らし、時間が経つともう一度私の胸を見てまた目を逸らす、私ずっと気づいてたよ?」


 香澄がそう言うと凱斗は羞恥に耐えられなくなり、顔を机に隠す。

 それを見て香澄はまたクスクスと笑いながら可愛いな~、と言った。


「・・・・死にたい」


「私の胸を見るのは良いけど、他の女の子の胸を見るのは、ちょっと嫉妬しちゃうな」


「・・・この世から消え去りたい」


 チラチラと胸を見ていた事を他の人間に知られ、凱斗の羞恥心は限界に達していた。

 しかも知られていたのは男子では無く女子。男子ならまだしも女子に知られると申し訳ない気持ちで埋め尽くされる。


「そんなに胸が好きなの?」


「・・・はい、好きです」


 凱斗が正直にそう言うと、香澄は少し顔を赤らめ、服を脱ぎ出した。

 意図が全くわからない凱斗はすぐさま後ろを向き、焦った声で意図を聞く。


「ちょっ、何やって・・・」


「他の女の子の胸を見るぐらいなら、私ので満足してほしいなって・・・」


「ちょっ、待った・・・一旦手を止めて・・・」


 凱斗は香澄の手を止めようとするが、凱斗の背中の向こうでは服を脱ぐ音がしていて、想像してしまう。

 

「他の女の子の胸、見ないって約束する?」


「や、約束するから、その手を止めてくれ」


 すると、凱斗の背中に暖かい何かが当たり、その何かはフニュっと潰れ、凱斗の耳元に息がかかり、ゾワリと体が震える。

 今どういう状態かと言うと凱斗の背中に薄着になった香澄が後ろから抱きついている状態だった。


「かっ、香澄さん!?」


 ここはネットカフェ、あまり声を出すのは良くない場所だから、できるだけ声は押さえ気味だがそれでも、さっきよりも少しボリューム大きめな声で香澄の名を呼んだ。

 女の子に抱きつかれないとわからないこの柔らかい身体が凱斗の背中を支配し、大きめの果実が背中で形を失い、これ以上無いくらいの至福の柔らかさが脳を停止しようとしてくる。


「今だけ凱斗君は私の物、ふふふっ」


「ちょっ、締め付けるなっ、当たってる・・・」


「何が当たってるのかな?」


 かろうじて見えたのは舌を出して小悪魔的表情をしている香澄だった。

 



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