負けることができないすごろくⅢ
今回は少し短めです。
すごろくを始めて早一時間、イベントマスに止まると凱斗が絶対関わってくるため、凱斗の体力は既に0だった。
「よしっ、イベントマス到着!」
香澄の止まったマスに書いてあったのは、
「好きな人にプロポーズしてもらう・・・!?」
呼んでいた凱斗が驚愕し、周りを見ると、香澄以外の少女は剣呑な眼差しに変わった。
「凱斗君、これやってくれない?」
香澄は凱斗に指令し、凱斗は香澄にプロポーズすることになった。
「じゃ、じゃあいくぞ?」
周りの視線が怖すぎるが、できるだけ気にせず、事を進めた。
「香澄、俺はその、君の事が好きだ、結婚してくれ」
香澄の顔は真っ赤になり、はい、と答えた。
香澄は凱斗がこんなに直球で来るとは思っていなかったらしく、予想外のストレートに赤面した。
もちろん、凱斗も恥ずかしくて、真っ赤だが。
二人の初々しい感じが舞冬達の気にさわったのか、三人は頬を膨らませた。
「旦那様のバカッ!」
特に紅葉は相当機嫌が悪かった。
「次は俺か」
イベントマスには止まるな!と胸の中で呟き、サイコロを転がすと、フラグ回収と言わんばかりに、イベントマスに着地し内容を読むと、
「誰かがゴールするまで誰か一人とずっと手を繋ぐ」
また、変なことになりそうなマスに止まったようだ。
「旦那様!私を選んで!」
「違うわ!私よ!姉の言うことに従いなさい!」
「私、凱斗と手、繋ぎたい」
「凱斗君、選ぶのは私だよね?」
これでは決めれないということで、じゃんけんで決めることに。
「じゃあ行くぞ?最初はグー、じゃんけん・・・」
「「「グー!」」」
「パー!」
パーを出したのは、舞冬だった。
グーを出した三人は撃沈、舞冬はガッツポーズし、凱斗と手を繋いだ。
「凱斗~」
ぴったりとくっつき、凱斗の肩をスリスリとする舞冬。
それを見て、三人は頬を膨らませた。
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それから約30分後、全員がゴール手前まで到着。
ここまで来るのに凱斗は得たものより失った物の法が大きい気がしてならなかった。
イベントマスではポッキーゲームしたり、プロポーズしたりと、他にもいろいろなことをしては修羅場になりと、ボロボロになりながらもゴール手前に到着。
「次は私の番」
楓花がここで6を出せばゴール。
そして、サイコロを回すと・・・
「5、おしい・・・」
惜しくもゴールの1マス前で止まってしまった。
だが、ゴール1つ手前の楓花が止まったマスはイベントマス、楓花がマスに書いてあることを読む。
「ゲーム内にいる異性のプレイヤーに告白する・・・」
ゲーム内ということはすごろくをやっている男性に告白するということ、つまり楓花は凱斗に告白をすると言うこと。
「わかった、凱斗に告白なら構わない」
と、楓花は凱斗の前まで行き、
「凱斗、私は小さい頃から、凱斗のこと好きだった、今は家も同じで、学校も同じ、だから凄く幸せ、いつか結婚できる年になったら、結婚しよ?」
楓花の冗談とは思えない告白に素直に照れる凱斗、そして告白した恥ずかしさで照れる楓花。
その照れる楓花がまた可愛くて、余計に顔の熱が冷めない。
「何デレデレしてんのよ!」
手を繋いでいた舞冬が凱斗の腕をつねり、やっと正常に戻った。
「旦那様のバカッ!」
「今のはちょっと嫉妬、しちゃったな」
と、楓花がもう一度口を開き、
「今度は指令とか関係無く告白、するから」
ミカエルです。
1月1日に五作目となる小説を出します。
ジャンルは戦闘とハーレムを混ぜた感じにしようかなと思ってます。
タイトルは「崩壊世界のアンゲルス」
人の姿をした天使が悪魔と戦うというストーリーです。
相変わらず文章力のない作者ですが、見てくれると幸いです。
あと、感想はいつでも大歓迎なので、感想の方も出来ればお願いします。




