デートの後は修羅場
翌日、遅めに起きた凱斗と舞冬は適当に朝ごはんを済ませ、行ってないアトラクションに乗り楽しんでいた。
「そろそろ帰る時間ね」
夕方に帰ることもできたのだが楓花、葵、紅葉の提案で、昼に帰ることになった。
もちろん舞冬は夕方まで居たいと言ったのだが、三人は許可してくれず、舞冬の要望は断ち切られた。
「楽しかったわね」
満面の笑みで言う舞冬は物凄く可愛いかった。
「た、楽しかったな」
そして、新幹線に乗り、凱斗と舞冬は自宅に戻った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
駅のホームに向かうと見慣れた光景と見慣れた少女が三人いた。
「「凱斗!」」「旦那様!」
新幹線を降りると、従妹と幼馴染みに婚約者が一気に凱斗に抱きついた。
「ちょっ!?」
「なっ!?」
抱きつかれた瞬間変な声を出した凱斗の少し後に舞冬が鬼気迫る表情で三人を引き剥がそうとする。
「凱斗、会いたかった!」
楓花は光希の胸の真ん中に飛び込んで来た。
「凱斗!何があったか全部言って貰うから!」
続いて葵。凱斗の右腕に顔をスリスリと擦り付ける。
「あ~旦那様の匂いだぁ~でも、女の匂いが濃いな~何でだろ」
凱斗の左腕で匂いを嗅ぐ紅葉。
「私の凱斗に離れなさい!」
三人を引き剥がそうとするが、中々離れない。
「凱斗は私の物、今も、そしてこれからも」
舞冬の言葉に反論し、更に顔をスリスリする楓花。
「お前ら離れろー!」
凱斗の叫びが駅のホームに響き渡った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
場所は代わり凱斗の家。
凱斗はリビングで正座させられていた。
「で、何をやったか全部言って」
四人はソファに座り、凱斗だけが正座していた。
「何をって・・・どこから話せばいいか・・・」
「じゃあ、昨日の朝送られてきた写真!あれはどういうことなの!」
その写真というのは、舞冬が寝ている凱斗の頬にキスした写真を三人に送った事件だ。
「あれは、不可抗力で・・・」
「じゃ、じゃあ、私にもキスさせなさい!」
葵が照れた表情で凱斗に顔を近づける。
「葵、何やって・・・」
「そうだよね、舞冬がキスしたんだし、私も・・・」
「凱斗にキス、したい」
続々と凱斗に近づき、順番に凱斗の頬にキスする。
「チュッ」「チュッ」「チュッ」
順番に凱斗の頬にキスをする。
「何みんなで私の凱斗にキスしてんのよ!私だって!」
舞冬も凱斗に近づき、
「チュッ」
さっき三人がキスした所をキスした。
「ふふ、上書き完了♪」
「ずるい、私も上書きする」
凱斗の修羅場は続いてく。




