婚約者 早乙女紅葉Ⅱ
「旦那様って、はぁぁっ!?」
「ねぇ、凱斗どういうことなの?浮気?浮気なの?ねぇ?」
楓花の目が完全に死んでいる。
「旦那ってどういう事なの?凱斗」
葵の目も死んでいる。
「そうだよ、旦那ってどういうことだ?」
「覚えてないの?」
「覚えてないって言うか、俺と君は初対面だよな?」
「え?本当に覚えてないんだ・・・私はあなたと・・・いや、ここからは旦那様に思い出してもらおうかな」
「それってどういう・・・」
すると、凱斗の唇に紅葉の人差し指を当て、こう言った。
「ヒント、6才」
「6才?」
「そう、6才の頃何があった?これがわかれば、旦那様って言う意味もわかるはずだよ?」
そう言い残し、紅葉は自分の教室に入って行った。
「凱斗、わかった?6才の頃何があったか」
6才の頃の凱斗を知っているのは凱斗の家族ぐらいだ。葵は幼馴染みだが小学校からの付き合いなので、それ以前の凱斗は知らないのだ。
「私も凱斗と会うようになったのは小学校入ってからだから、私も知らない」
「帰って舞冬姉に聞くしかないな」
ちなみに、紅葉は凱斗達とは違うクラスのようだ。
「私達だけでは解決できないわね」
「気になるが仕方ないな」
午前中の授業が終わり、昼休み。
「はい、今日のお弁当」
葵が凱斗の机に向かい、手作りの弁当を渡した。
「葵、頼むから教室で弁当を俺に渡すのはやめてくれ、周囲の視線がすごく痛い」
特に男子の視線が痛い。
「凱斗、早く屋上へ行こう」
楓花は凱斗の腕を掴み、教室を出る。
「ちょっと、待ちなさいよ!」
葵も凱斗と楓花を追いかけ、教室を出る。
「「「いただきます」」」
「その、お弁当は誰が作ったの?」
「これは、舞冬姉が作ってくれたんだよ」
舞冬が作った、弁当に箸を伸ばす。
「おいし」
「私のも食べて」
葵の弁当にも箸を伸ばし、卵焼きを食べる。
3人で2つの弁当を食べる。
「「「ごちそうさまでした」」」
「そういえば、早乙女紅葉って女、風紀委員らしいわよ」
「廊下で堂々と抱きついてるのに、風紀委員なの?風紀委員失格じゃない?」
「あれでもちゃんとやってるらしいぞ」
紅葉は風紀委員の中でも一番真面目らしい。
クラスのみんなより一足先に来て掃除してるぐらい、真面目らしい。
凱斗達3人が教室に帰ろうとすると、紅葉とばったり会った。
「あれ?旦那様?」
「君は・・・」
「君なんて言わないで、紅葉って呼んでほしいな」
「わ、わかったよ紅葉」
「それで、わかった?」
「いや、まだわからねぇ」
「そう、頑張ってね、旦那様」
紅葉のことのせいで午後の授業にはまったく集中できない凱斗であった。
どーもミカエルです。
書いてたら、寝落ちして投稿が1日遅れました。
すいません。
それともうひとつ、新しく小説を書き始めました。タイトルは、「俺には彼女がいるのに美女に囲まれるのはなぜだろうか」です。
長くてすいません。あとまたまたハーレムです。
ハーレム好きの方は是非そちらも見てください。




