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病人鬼ごっこ

アラームで私は起きた。強烈な眠気。あぁ、また優つな一日がきた。時間は朝の2時30分、私は起きた。暗くて狭い5畳ほどの窓一つ無い部屋。その中に8人ほどの人がぎゅうぎゅう詰めに入れられている。スペースのないので、座って寝る毎日。私は赤崎 穂坂。23歳だ。ココは病院だ。名前は金沢病院。しかし、ここは噂でもひどい、虐待病院だ。お金を払えない人は病人でも働かされる。私もその一人だ。むーん。とした暑い部屋。頑張って立ち上がり、ドアを開けて、私は階段を降りた。小さな食堂。無造作に並んでいるいつものマズイあじのない缶詰めをあけて食べた。そして、ずっと前からある、雨水を飲み、仕事場に行った。ここも、狭く、むーんとしていて、暑い。いつもの仕事を始めた。今の時刻は3時。もうみんな仕事をしている、作業を始めた。作業は硬い木に釘を打ち込んでいく。だが硬いのでけっこう力を入れないと刺さらない。なので、手がすごく疲れる。でもやらなくてはいけない。自分の為に。死なない為に。働かなくてはならない。しかし、普通の人とは違う。働かないと食べて生けない。ではなく、働かないとすぐに殺されるのだ。だからみんな必死。 この病院には特別治療室がある。仕事に遅れたり、倒れたりすると連れてかれる。聞こえはいいが、ここに入ったら最後、全く相手にされなくて、餓死するのが普通。だからみんな入りたくない。その為に働く。でも、いつも一人位連れてかれるのがふつう。今日も多分誰か連れてかれる。それが自分じゃないと良いけど。でも私達はいつも倒れる寸前。誰がたおれたって不思議じゃない。そんな状態。黙々と作業を続ける病人達。何を考えているのだろう。私はいつも病気が治って幸せになる事を考えている。昔は色々と夢があったが自由を奪われた私達には夢なんてない。虚しくなるだけ。頑張ったって無理だと思っていた。あの日までは。


第一章 開幕


今日も倒れた人がいる。私と同じ部屋の人だ。監視官によって特別治療室に連れてされる。少し意識があるその人は私を見て

「助けて」

て言っている。でも無理だ。助けられない罪悪感に包まれる。でも手は動きつづける。怖いほど。私はいつも、いつも連れてかれる人々を見ていて心が死に慣れている気がして怖かった。私がこの病院に入ったのは喘息だからだ。でも身内がいない私達はお金が10パーセントのうち7パーセントしか払ってないから仕事をしなければいけない。でももう残りの3パーセントのお金はとっくに仕事で払ったはずだ。しかしまだ働かされる。理由は分かっていた。2045年に突入した今、辛い仕事をする人がどんどん減っていき、最後には、誰もいなくなった。そんな為に私、病人は頑張っている…。このころ想像もしなかった。実は本当の理由は違う事に。


第2章 特別な一週間


昼ごろ、いつもどうり釘を打っていた。私が病気が治って笑っているのを想像しながら仕事をしていた。

ビーーーーー!!と突然鳴り響くブザー。

なんだろう。監視官も不思議そうにいている。じゃあ審査員の指示ではない。じゃあ……

なんだろう。

『これから病人かくれんぼを始める。』

急に意味の分からない事が放送で流れ出した。男性の声だ。声だけだと、50代位だ。患者で頭が病気の人の仕業だと思っていた。しかし。急に沢山の黒いスーツの人間が……いや、あれはロボットだ。なんだか分からないが、これがいたずらや間違えでは無い事が分かった。『これから、病人にはかくれんぼをしてもらう。見つかれば死だ。このロボットの奴らに見つからないようにしろ。見つかれば、すぐに射殺だ。今から30分で隠れろ。逃げようとなんて思うな。ドアやまどはどこも開いてない。一週間見つからなければ、生き残った奴ら、全員になんでも病が治るクスリをやる。逃げ切れたらの話しだが。』

といって笑った。

『じゃあ始めだ。』

またブザーが鳴った。静かになる仕事場、そこへ監視官が

「はいはい‼仕事しろ‼‼」

なんだ。やっぱりデマか。私達は諦めて手を動かそうとした時、

『パンッ!‼』

銃の音がした。倒れる監視官。えっ?私はなにがなんだか分からなかった。血が溢れ出している。ロボットが動き出した。

《早く隠れろ。殺すぞ。》

えっ!また唖然。もしかしてデマじゃないの⁉もしかたら…

…一人が走り出した。それに続いてみんなも、わたしも無我夢中で逃げた。すぐに思い付いたのは、ある倉庫だ。私はそこへ走った。走ったが、すぐに疲れた。ずっと走って無かったからだろう。でも走った。息が切れても、倒れそうになっても、およそ2キロ位、全力で走ったのでクタクタだった。私にこんな力があったとは…。やっと、何とか着いた。倉庫に入ると、そのまま座り込んだ。すごく、疲れた。私はそのまま深い眠りに落ちて行った。


第3章 始めての友達


目が覚めると5人の人が立っていた。みんな女子、当たり前だ。ここは隠れ更衣室。良く探さないと見つからない様に隠したのだから

。だから、ここが思いついた。5人は私を見ている。1人はメガネをかけていて、そこまで興味がなさそうに私をみている。もう1人は少し背の小さい子が心配そうに髪を弄りながら私を見ている。次は……一瞬男子だと思ったがよく見ると女子だった。なんかボーとして私達から離れている。次は、少し泣いたのか、瞼が腫れている

。一番心配そうに私をみている。次は、少しすました顔をして見ている、興味があるのか、ないのか……。さっき一番、最初に逃げ出した子だ。みんな名前を教えてくれた。ゆきえ、このか、かほ、ゆうあ、みんな覚えた。りょうこちゃんは冷めた目で見ている。このかちゃんは、まだ私達を信用してない様子だ。私は、思い切ってみんなの病気のを聞いてみた。

幸恵ちゃんはブランケット障害。(何かをもってだが無いと不安で仕方が無い障害。幸恵ちゃんの場合はお母さんからの誕生日のプレゼントの鏡)

このかちゃんは精神病

(この子は人をよく避ける。)。

かほちゃんはチェック障害(すぐに。ものごとが気になる。なんでも確認を五回程繰り返さないと安心出来ない。)

ゆうあちゃん。

二重人格障害。

(人格がそのヒトの中に2つある)

りょうこちゃん。喘息。みんな障害を抱えている。もちろん私もだ。私達はしばらくここにいる事にした。しばらくするとブザーが鳴った。かくれんぼ開始だ。静まり返る病院内。私は不安に押し潰されそうだった。


ゆうあ

あ~暇だし、ここ暑いし最悪。速く帰りたい。寝たいな。こんな暑い所じゃ寝れね~ょ。なんか、みんな無愛想だし。最悪。なんなんだょ。速く終われ、終われ、終われ………


んっ……あっ寝てたんだ。

「今、何時?」

寝ぼけながら言ってきずいた。みんな、耳をすませている。私は幸恵と言う子に声を潜めて聞いてみた。

「どうしたの?」

その子は

「なんかね…音がする見たいだょ。さっきから。」

と、髪を弄りながら言った。

「音?どんな?」

首をかしげる幸恵。は?知らないの。こいつ。なんだょ。

「どんな音?」

みんなに聞いみた 。

「さっきからカンカンって。……ほら!!聞こえた!?」

かほは私に言った。確かに聞こえた。

「なんだろ。」

まるで何かを伝えてるような……。

「誰か見に行ってくれない!?」

もちろん私は行かないけど。

「えっ!怖いよ!」

ととび。あんた行けよ。そこへ、りょうこが口をはさむ。

「この音多分、私達をおびき寄せるか、なんかのロボット騙しじゃない!?だってかくれんぼに音、わざと鳴らす人なんている!?」

「わざとじゃない。」

ふと聞こえた。小さい声。その声の主はこのかだった。は?何!確信ですか?

「慌てて止めようとしてる。この音はブザーの音。何かの仕掛けにひかかった。」

淡々語るこのか。は?何。この子。口を挟まれて少しイラついたのかりょうこが

「頭がいってる奴は黙ってろ。」と言った。おいおい、無いだろ、それは……。睨みつけるこのか。あ~。ケンカだ。


幸恵


今は寝てるけど…怖いなこの子。私はゆうあと名のる子を見ていた。怖っ。オーラが。出来るだけ離れよう。他のみんなは無表情だし。緊張する。ブザー、もう鳴っちゃったし。なんで、みんなこんな気楽なんだろ。

「ねぇ。なんか音聞こえない?」かほがいった。えっ?耳をすませる。べつに。

「あぁ聞こえる!」

言ったのはりょうこ。みんな、聞こえる!と口ずさんでいる。えっ。うそ!みみを澄ますがなにも聞こえない。でも、聞こえる!と言っといた。それへゆうあちゃんが起きた。運の悪い事に

「どうしたの?」

と聞いて来た。私は説明した。すると、音?どんな?と聞いてきた。わざとか

!?。こっち、だって知らん。聞かれても困る。仕方なく、周りにばれない位に首を傾げた。しかしムカついたのか、少し、怪訝そうな顔をした。ヤバイ。が違う人に聞いてくれた。よかった。しばらくボーと聞いてるとなぜか、ケンカになってた。


このか


急にかほが音が聞こえると言い出した。耳を澄ますと聞こえる。確かに。一瞬だけ見えた映像。ある男があるいてる。あっ!紐にひかかった。そこまで。誰かが見に行く話をしている。しかしりょうこがおとりだと言い、わざとだと言った。その瞬間、また一瞬みえた。紐にひかかってブザーが鳴っている。すごく慌てているのが分かる。

「わざとじゃない。」

分からない様なので説明した。が 頭いってる奴は黙ってろ。と言われた。思いっきり睨みつけた。こっちだって好きで見てるんじゃないし。出来れば見たくない。なのに。あんたは障害者とはかかわりを持ちたくないんだね。私は心が読める。仕方ない。あんたが何を企んでるかはすぐ分かるんだよ。バカ。その計画潰してやる。


りょうこ


なんなんだ。まともなのはゆうあだけだ。かほが何か言い出した。なんだよ。バカ。え。音。確かに。バカなりにやるな、このバカ…あっ、まともなゆうあが起きた。えっ。見にいけ!?何、あんたが仕切ってんの。ウザっ!リーダーは私だょ、人格障害者がっ!黙ってろ。私はゆうあの言った事に反対した。理由を付けて。バカには理由が無いと分からないですよね。そこへ頭がいってる奴が私の意見を反対した。だから言ってやった。黙ってろって半分の人はこれで怖気付いた。がこいつは睨んで来た。きも。見んな。


かほ


何か、聞こえる!怖い!何!ロボットかも、死ぬかも。やだ!やだ!ゆうあちゃんは、誰か見にいけと言った。やだ!ロボットだったら!殺される!死ぬ。倒れた監視官を思い出す。やだやた!りょうこがおとりだと言った。おとり!?無理だょ。怖いよ。早く、早く、一週間経って!!やだょ。何で?何でケンカなんてするの今はそれどころじゃないじゃない!!ドアはカギ閉まってる?私は11回目の確認をした。大丈夫だ。やだやだやだやだ……。



最初のtaltntはこいつか。

俺は名簿を見ていた。

名簿には 高橋 このか の名前がのっている。このゲームでどれだけのtaltntが姿を表すか楽しみだ。


主人公


完全、ケンカ気味。大丈夫かな?りょうこ酷いな…。このか、可哀想。お腹すいたな…。あっ!!そこで私は大切な事にきずいた。「食料、どうする?」

この時みんな、あっ!!って顔をした。完全に。

「必死で…考えてさ無かった。」とゆうあ。私も。

「……でどうする?」

私が言うとみんな考えてしまった。確か…管理倉庫にご飯が…。でも管理倉庫の何合室だろう。分からなくちゃ意味無いか。このかちゃんが何故かこっちを見てる。何でだろ。このかちゃんがこっちにくる。えっ?なに?何だろ。

「穂坂さん。6号室」

と小声で私に伝えなのだ。えっ!何で?何で分かったのかな?考える事が。まぁいいか。

「えっと食料は管理倉庫の6号室にあります。」

と私が言った。

「おぉ!すごっ」

と言うゆうあ

「いや……このかちゃんが…言いました。」

「えっ!すごいね!!このか!」とりょうこ以外このかを褒めた。少し照れるこのか。

「で、誰が取りにいく食料、だれが持ってくるの?」

とゆうあ

「えっと…まぁ良いじゃね、とびで!」

……えっ!とび…誰…

「ほら!とびた かほ で とび!」いいかもと思った。


ゆうあ


ご飯が6号室の管理倉庫にあると聞いて内心やった!と思った。私はお腹が空いていた。誰が、食料の場所を知ったとか何とかはどうでもいい。とにかく、お腹が空いたのだ。私はご飯が欲しいだけだ。速く。

「で、誰が取りにいく食料、だれが持ってくるの?」

と私が言った。みんな誰って顔をしている。そして私はとびを選んだ。案外良いネーミングセンスだ。

「えっ、うち!?無理だょ!!絶対無理だよ」

泣きそうなとび。そんな?こいつ臆病だな。臆病な奴が一番嫌いな。ゆうあ。少しイラついた声で

「じゃあ、りょうこは?ゆきえは?もう誰でもいいよ!!!」

と私は言った。

「自分、やります。」

とこのかちゃんが言った。すごく小さな声で。しかし、私はその声に敏感に反応した。

「まじで!!よろしく。」

「うちも行きます。」

と言ったのはとびだった。ラッキー!!こいつら私の奴隷にびったり!!私はほほ笑んだ。

「で?そこって何処??」

このかは静かに言った。


ゆきえ


私はお腹が空いていたが、言わなかった。いや、言えなかった。怖い人達ばかりだ。ゆうあちゃんはずっと怖いし。りょうこちゃんも怖いし。このかちゃんは何か異様な空気漂ってるし。やだな。そしたら、そしたら穂坂さんが食料の場所を言った。私がビックリしてたら

「いや……このかちゃんが…言いました。」

と言ったのだ。はっ!?私は人の性格をよく捜索をする。だから盗み聞きは得意だ。他にも、よく人の行動を見ている

。このかちゃんは会ってから話したのは少ししかない。しかも、さっきから離れていたので、穂坂さんには話せないはずだ。しかし、その事に築いてなさそうな皆。このかちゃんは障害ではない。と思った。理由はさっき、障害とりょうこに言われた時、睨み付けた。頭が病気の人は20%のうち4%しか感情が表せない。つまり喜怒哀楽を表せないのだ。しかし、このかは怒ったし、さっき褒めた時も、照れた。だから頭は病気ではない。だったら……何だろ。

しかも、このかは自分から食料を取りに行くと言った。なんだろ…不思議な子だ。

「で?そこって何処??」

とこのかが言った。地図か…

「うち、持ってる。」

とりょうこが言った。

「まじ?速く見して!!」

とゆうあ。りょうこが地図を広げる。ここはもちろん、地図にはない。でも、体育館倉庫と隣接室の間にある。だからここだ。ここから行くと………私は息を呑んだ。


このか


自分が行くと言ったのには理由がある。いま自分の持っているtaltntを為したいからだ。でも…問題が。地図によると、ここから、6号室の管理倉庫は ここからすごく遠い。この病院はすごく広い。およそ1キロ半位ある。もちろん遠いぶんロボットにみつかり殺される確率が増える、だから危ない。しかし行くしかない。

「行こうか。」

このかは小さな声でいった。とびは分かったと言い。出発した。秘密の更衣室をでると、目的地へ向かった。しかし一瞬さっきのフラッシュバックした。何でだろう。また進み始めようとしたとき、閃いた。だめ!!私はとびを抑えた。

「罠がある可能性がある!!気おつけないと、見つかって死ぬよ。」

と私が言うと飛びは怖がった、が何処からか棒を持って来て周りをチェックし始めた。まんべんなく。しばらくやっていると、罠があった。あるタイルを踏んだ瞬間、落ちた。真っ逆さまに床が、すごくビックリしたが何とか大丈夫だった。とびのおかげだ。安心した。とびのチェック病も役に立つなと思った。


りょうこ


このかの陰謀に、きずきもしない、りょうこはひたすら考えていた。このかは頭がおかしいから多分食料を取りに行ったのだろう。使いっ走りにぴったりのばかだな。私はこころの中で笑った。あんなバカが下に行くんだ。そして頭のいい私は上に。これからが楽しみだ。私はは胸を踊らせた。幸恵が立ち上がった。

「私、行きます。食料取りに。」以外だった。ゆきえに、こんな勇気があったとは…。それともばかだから外の危険が分からないのか??まぁ、どっちでもいいや。

「いってらっしゃい。」

と適当に流しといた。ゆうあは待ち切れなさそうにしている。私もお腹すいたかも。


とび

食料を取りに言ってから約3分、私はくまなく罠を調べて行った。このかが罠があるかも。と言ったときはすごく驚いた引っかかったら嫌だし。念入りにチェックした。そのおかげか、罠を1つ、まぬがれた。よかった。次からもこの調子で!!と思って気合いを入れた。ん??

少し、今 足音がした気がしたのだ。

ーカタ

微かだが聴こえた。

「このかちゃん!!足音!!隠れよう!!!」

頷くこのか。何でこんな冷静何だろう。足音がしたって言うのに…。看板の影に隠れると息を殺して待った。

『ドキドキドキドキ』

と心臓がこのかに聞こえてしまいそうな程なっている。近づいて来る。どんどん。とうとう看板の前まで来た。スタスタ…スタスタスタ ん??この足音は?ゆきえだ。チェック症の人は記憶力が優れている。この足音はゆきえだ。私はチラッと見てみた。

「やっぱり。ゆきえちゃんだよ。」

とこのかちゃんに言った。看板から姿を表すとゆきえが安心した様に

「よかった。いた」

といった。

「来てくれたんだ。」

と私が言った。

「うん。ほら…2人じゃあ食料、持つの大変でしょ?」

確かに。

「うん…。ありがとう。」

私達は再び食料を取りに向かった。しかし簡単では無かった。


ゆきえ


私が食料を取りに行った理由はこのかを調べるためだ。頭がおかしいと言われているのになんでこんなに頭が良いんだろ。罠がある場所を測定して罠を見つけだすし、今もこのかは考えている。おかしい。何でだろ。考え事をしていると、ガクッとタイルがずれた。何??私は穴の中にいつの間にかいた。あれ…。上を見上げると穴の出口があった。みんなもいる。高さは3mほどある。どうしょう。何か…。壁は石垣の様にデコボコしている。ただ分かるのは一つ。このままいたら、ロボットに見つかって死ぬ。早く抜け出さないと。

『ビーーーーー……』

なるブザー。赤いランプが付いた。テレビサイズの画面に数字が写る。5分、4分59秒、4分58秒……。

「何だか、分からないけど。このままいたら、やばそう。」

と穂坂。みんな同感だ。赤いランプにタイムリミットなんて、いい事が起こるはずない。

「ねぇ…。取り合いず、登ろう。」

と、とび。私は最初の一歩をのせたが、みんなと同じく、困った。理由は、穴の大きさがつま先サイズなんだ。少しでも間違えたら真っ逆さまだ。しかし。二歩を出した。いや、出すしかなかった。このかを先頭に少しずつ少しずつ……。息を大きく吸うと落ちてしまいそうで、息は大きく吸えなかった。急に風が吹き向けた。ん??

「いたっ!!」

穂坂さんだ。落ちたらしい。

「平気?」

と聞いた。

うん。

と聞こえる。再び登る穂坂さん。が8歩位でまたズルッ。

「いたっ!」

「焦らないで!ゆっくり!」

とこのか。ゆっくりとあがってくる穂坂さん。多分、運動神経が悪いんだろうな。わたしはまた進む。しかし、簡単ではなかった。急ぐと足を滑らすから、ゆっくりいってたが下からブザーが鳴る音が聞こえた。見てみると残り1分を示していた。そうだった。制限時間があるんだった。急がないと。急いで次の一歩をかけた。あっ!!足を滑らしてしまった。派手に空中で1回転してからドンっ!と地面に落ちた。

「いった。」

と声を上げる。

「大丈夫?怪我してない?」

と穂坂。体を動かしてみた。いたっ!背中から落ちたからか、背中中が痛い。まぁ…。2mちょっとの所から落ちれば、そりゃ……。「何やってんだょ!!はやく上がって来いよ。」

とこのか。少しイラッときたから「背中が痛くて…」

と言ったが

「そんなの関係ない。見えないの?あと、45秒。」

とこのか。

「えっ。」

本当だ。ヤバイ。私は急いでくぼみに足をかけた。急ぎながら慎重に。上を見るとこのかは登り切っていた。はやっ。しかし、今は自分の事を気にしないと。急げ!「あと、20秒!!早く」

このかが急かす。

「あっ!!」

と少し上から声が。見てみるとまた、穂坂さんが落ちた。

「やばいっ」

と焦っている。また登る穂坂さん。とびが登り切った。私も後少しだ。しかし、穂坂さんはまだまだ。危ない。残り十秒。私は登り切る。

「穂坂さん!!はやく!」

と、とび。残り5秒。ヤバイ。急いで上がってくる穂坂さん。残り3秒、…2…1…。

『ビーーーー』

制限時間が終わってしまった。ガクンと音がした。私は唖然とした。下から大きな針が何個も出てきたのだ。穂坂さんはきずかず登ってくる。

「動揺させない様に何も言わないで。」

と、このかが言う。もう、落ちることは出来ないのだ。しかし針はちかづいているが、大丈夫そうだ。あと少しだ。はやく!はやく!

「はー~。着いた。」

やっとついた穂坂さん、外はすっかり暗くなってしまった。今まで結構歩いた。いや、歩いていてもほぼ立ち止まっているが、でもさっきから何度もロボットに見つかりそうになっている。案外神経を使う。しかも案外疲れる。ほぼ勉強と同じ、いやもっと、もっと使う。死と生きの境を生きている、すごく怖い。すごく不安。カタ。と音がするだけでビクっ!!となり、辺りを見渡す、大丈夫だ。誰もいない。と安心するが、さっきからこんな感じだ。


ー1時間後


頭が痛くなってきた。さっきから、そういえば。ご飯。食べてない。ご飯も食べてないし、神経は使うし、毎日ご飯少ないし、体力なんてあるはずない。ただの釘打ちでも、ボロボロなんだから。『ビ~~~ビ~~~……』急に鳴るブザー。何??上の防犯シャッター遠くでおりている。えっ??ヤバイ!!逃げなくちゃ。と思った。が、このシャッターの出口は600mほど先にある。あんな遠くに今から行けない。あんなに走れない。無理だ。私は諦めた。


このか


「早く!!ゆきえちゃん!!」

と飛びが言った。しかし、ゆきえちゃんは首を振るだけだ。シャッターが降りて行く。早く!!

「もうやだ。歩けない。」

私の中で何かが起きた。わたしはとにかく言った。

「じゃあ死ね!!分かるか!!ここは自分で自分を守るしかねぇんだょ!!それが出来ないなら死ね!!」

ゆきえ『はっ!!』と顔を上げた。そして頷くと立ち上がった。「走ろう!!」

私は言った。全速力で私達は走った。下がって行くシャッター。急げ。後少し。後少し。急げ!!私達はギリギリ地面を滑って通った。何とか、ギリギリだ。危なかった。安心していると、急にゆきえがそわそわし出した。

「私の鏡は!?鏡!!」

あったがシャッターの向こう側にある。ゆきえは見つけたらすぐに、手をのばした。が届かない。降りて行くシャッター。

「だめ!!ゆきえちゃん!!!早く!!手を!!」

叫ぶとび。

「ゆきえちゃん!!いゃゃゃゃあ!!!」




ゆきえの手は血だらけだった。鏡はとったがそのかわり手が潰れていた。ゆきえは痛みに耐えている。とびは目の前で見ていたせいか茫然としている。そういえば何でシャッターが降りたのだろう。とびはくまなくチェックをいていたし私も足元を注意して歩いていた。なぜ??頭に文字が浮かんだ。また、頭に浮かぶビジョン。赤 透明 危険 避けろ 上 真ん中 下 線 何個ものヒントが重なって出てきた答えは……。分かった!!だからか。

「みんな。センサーがあるところもあるから注意して!!」

と言った。みんなは不思議な顔をしてある。なんで、分かったの??と、もしかしたら、また頭が狂っていると思われたかも。それからはセンサーに注意して歩いたがやっぱり足元の罠とは違い、見つけにくいし、上か下かも分からない。ロボットにも気おつける。足元にも注意する。難しい事だった。さすがに危ない。だんだん日も落ちて暗くなって来た。「誰か電気とかもっとない??」「持ってない。ごめん」

と、とび が言う。「私、持ってるょ」と穂坂。取り出すと良い感じのライトだった。

「あぁ、ありがと」

と言ったのもつかの間。またフラッシュバックが。ライト ロボット

光 視界 写る 死 …。ヤバイ!!「待って!!ライト付けると見つかる!!危ないよ!!」

とまた言った。みんな危なかった。て顔をしている。しばらく、また歩いたがやっぱりこの、ほぼ暗闇の中、注意するのは大変だ。精神が疲れる。

「今、何処だろ。」

ぽつと、飛びが言う。私達は地図を出した。近くには管理病下室がある。だからここだ。えっ!!「まだまだ……」

ここからまだ全然あった。穂坂さんが崩れ落ちた。

「もう駄目。足が……。」

穂坂は泣いてしまった。私は、まだまだ。と言う結果に愕然した。


穂坂


ライトを出した。良かった。持って来て。一応、もしもの時に役に立つと思い持ってきたのだ。ライトを点けようとした時、このかが

「待って!!ライト付けると見つかる!!危ないよ!!」

と言った。ほぼ、暗いこの中でライト無しはきつい…。が仕方ないことだ。私達は歩いた。

「今、何処だろ。」

ととびかいった。地図を出す。私は愕然とした。まだまだある。まだまだ全然。その瞬間、私の中で何かが切れた。おもわず、崩れ落ちる。センサーを踏みそうで怖い。ロボットに会ってしまいそうで怖い。仕掛に引っかかりそうで、怖い。沢山の恐怖がある。その恐怖に今にもつぶされそうだった。ロボットにも見つかりそうになったし、罠にも何個も何個も引っかかった。でも頑張った。頑張ってきた。今まで。なのに……。このかは自分は自分で守れ!と言った。だったら今、倉庫に気楽にいる、残りの奴はどうなんだ。自分で自分を守ってるのか??ちがう。ちがう。あいつらは違う。そうだ。あいつらのせいだ。私は言った。

「殺す。」

「え??」

聞き直す、とび。スクと立つ穂坂さん。歩き出した。

「えっ!?ちょっ!!穂坂さん??穂坂さん!?」

とびがびっくりする。顔を見合わせる3人。このかちゃんが分からないと首を振る。私は歩いた。あいつらのもとへ。罠が何個もあったがよけた。全部。



こいつか。以外だな。名簿には

赤坂 穂坂 の名前。

瞬発力。


このか


仕方ないので私も注意しながら戻った。やっと倉庫に着いたが。早速、文句を言われた。

「遅い!!ご飯は?」

とゆうあ。私は心のかなで舌打ちをした。黙れ。

「ない」

私は小声で言った。

「はっ?」

言葉通り はっ? と言う顔をして言ったゆうあ。うっざ…。

「だから…」

私はムカついたがもう一度言おうとした。が

「分かってるし!!皮肉」

と言われたのだ。何様のつもりだ!?私だってお腹が空いているのに…。さっきから頭が痛い。クラクラする。意識が朦朧してきた。大丈夫だろうか。明日にはもう、体力は無いだろう。

「はい。」

と穂坂さんがご飯を差し出して来た。さんまの缶ず目と缶ず目開けとお味噌汁の粉と卵とご飯だ

「えっ?」

一体これを何処で!?穂坂さんは目にも止まらぬ早さで庭から枝をもって来て黙々と石と石を擦り付けて火を付けた。すごい。次に鍋に水を入れ、グツグツ沸かし、簡単にお湯を作ってしまった。そのお湯を何処から持って来たのか知らないお椀にいれ、お味噌汁の粉を入れお味噌汁が出来き、さんまの缶ず目を開けて、身だけを取り少し焼いてから、お皿に乗せ、その後、缶ず目に残った汁を少し温めさんまの上にかけた

そして卵焼きをサッと作り、何処からか塩胡椒をかけ醤油も少しかけご飯をホカホカに温めて出来た。

「はい!どうぞ!」

なんと5分程で作り上げた。

「いただきます…。」

さんまを一口食べて見た。美味しい。今までで一番美味しい!!私は必死で食べた。どれもなんて美味しいんだ!!涙が溢れ出す。何十年ぶりだろう…。こんなに美味しいご飯を食べたのは…。涙がこぼれる。あっと言う間に食べ終わった。すごくお腹がいっぱいだ。すぐに眠気が襲って来た。私は「ありがとう」

とかすかに言った。穂坂は微笑んだ。ふっと違和感があったが、その感情も薄くなり、私は深い眠りに落ちていった。



「かごめょ、かごめ かごめょ、かごめ」

あっ。これはゆめだ。この言葉は!!あの時と同じ。私を囲んでるクラスのみんな。嫌だ。痛い。何か悪いことをした?いやして無い。いたい。寄ってたかって私をいじめて、何が楽しい?私が泣くと待ってたかの様に笑う奴ら。申し訳なさそうに私を見る奴ら、みんな同じだ。

「かごめょ、かごめ」

私は悪く無いのに。

「かごめょ、かごめ」

ただ、部活の試合で私がミスしただけなのに…。何でこんなに…

「かごめょ、かごめ」

何で、なんで、みんな私を、みんな、みんな、みんな死ねば良い。死ね。死ね。

「かごめは英才となる。」


私は跳ね起きた。何でこんな夢を見たのだろう。時間は6時だ。久しぶりにゆっくり寝た。よく寝ると幸せだ。改めて思った。


9月 15日


しばらくしてみんな起き出した。昨日に貯めていた、食パンを食べることにした。だから、今、食パンを焼いている。いい匂いだ。その上にトマトとチーズを乗せた。私は、パンにトマト?と思ったが案外美味しかった。朝ごはんを食べると夢がよみがえって来た。何であんな夢を見たのだろう。昨日、何かあっただろうか…。あった気がする……。何か…何か………。あっ!そうだ。違和感だ!!違和感があったんだ。昨日の穂坂さんに。何だろ。意識が朦朧しいる中で何かを感じた。なんだ??…………かごめ。ふと脳に送られたメッセージ。 かごめ、かごめだ!!そうだ。あんなに早く穂坂さんが走れる訳がないんだ。ボルトを超えた走りだった。あれはtaltntだ。絶対にtaltntだ。その瞬間脳に浮かぶビジョン。


あいつらは違う。自分の力じゃない!!死ね。

今のは、穂坂さんだ。『死ね』その言葉を本気で思う。本気で。そうすると、taltntが手に入る。でも…。それは新たな不幸の始まりでもある。3年ほど、前になるだろうか。私はこの力を手に入れてすべての心の声が聞こえるようになった。私は始めて人の心を知った。本気で私を恨んでいる人など一人もいない。私はオモチャと同じだったのだ。申し訳なさそうな人も私を見て、優越感に浸り、そして、楽しんでいた。私の妹も私をみて、私とは違う。と優越感に浸っていたのだ。私はショックを受けた。自分の部屋にいても心は聞こえる。妹が2人いればいいのに。このかはいらない。失敗作だ。いらない。私は毎日、声を聞かない為に寝る薬を説明書よりも7錠程、多く飲んでいた。それを、両親にきずがれ異常だと思われた。また、聞こえる心の声。気持ち悪いわ。部屋に閉じ込めましょう。それか精神科の病院に…。

そして一生…。こんな子供いらない。私は部屋にかけ入った。両親にあんな事、思われていたなんて。ひどい。私はいつもよりも、多く薬を飲んだ。


ゆうあ


今日の目覚めは極めていい物だ。昨日にご飯をお腹いっぱい食べるだけで、こんなにも違うものか。喉か乾いたので昨日、貯めておいた水で潤した。このまま、終わればいい。そうすれば…。

ーガタ

なんだ?勘違いか?いや…それとも…

ーガタ

誰かいる!! 皆を起こさなくちゃ!!私は慌てて皆を起こした。りょうこが

「何っ?」

と怒ったように声をあげたので口を押さえ、鬼の形相で睨み付けると、りょうこも何かを悟ったのか、黙った。周りのみんなも黙っている。

ーガタ

みんなは顔を見合わせた。その顔は恐怖の色に染まっている。もしこの足音がロボットだとしたら、私達は死んでしまう。どうしょう。どうしょう。

ーカタ

私は息を呑んだ

ーカタ

ーカタ

丁度、私達の前で足音が止まった。

沈黙が続く。

ーカタ

ーカタ

段々と足音は小さくなり、やがて闇へと消えた。私達は一気に息を吐き出した。一体誰だったのだろうか??

〈ーピンポンパンポン ーピンポンパンポン 〉

「わっ!!」

あまりに突然だったので、つい驚いてしまった。

〈今、逃げ続けている皆さん。いい、お知らせをしましょう。

もしも、誰か隠れている人を見つけたら各廊下に立ててある掲示板に 人数とその、隠れている場所を記入して下さい。報告した人にはロボットから逃げるためのアイテムを与えます。なお、報告の途中で死んだとしても、責任は負いません。そして、その文字は書いた本人にしか見えないので、悪しからず。 それでは、頑張って下さい。 ーピンポンパンポン

ーピンポンパンポン〉

沈黙が流れる。

「これって、やばくない?」

諒子ちゃんが言った。

「何で?」

私は意味が分からなかったので聞いみた。

「だって…もしも、さっきの人が私達がここにいる事を知っていて、通報したら…私達…」

諒子ちゃんはこれ以上は言えなかった。 そうだ。もし、さっき私達がばれていたとすれば、確実に私達は死ぬ。


第4章 新たな刺客


りょうこ


倉庫の中は静まり返っていた。私はさっきの人に私達の存在がばれているかどうかが気になって仕方がなかった。

もしもばれていたら、どうしょう。私は死ぬの??それで…それで…。まだやりたい事が沢山あるのに…。プリも撮りたい。美味しい物を食べたい。海に行ってみたい。ほかにも沢山………なんか…助かる方法はないのか?

まず、考え付くのがここを出て違う所に隠れる だ。しかしこれは危険度が高い。見つかったら終わる。しかも、他に隠れられるところなど無いだろう。

次に考え付くのが、裏切り作戦だ。

裏切ればロボットから逃げるためのアイテムがもらえるから回避が出来る。報告途中で見つかる可能性もあるが、それは2つとも、仕方ない事だ。


それにしよう。裏切ればいいんだ。出来るだけ早く。今日、行こう。


とび

みんなは黙り込んでしまっていた。恐らく怖いのであろう。りょうこなんて顔をしかめている。私はさっきの事を思い出した。チェク症の私は記憶力がいい。さっきはゆうあが初めに気がついた。カタ、カタと音がした。あれはロボットの足音ではない。たぶん渇いたような音をしていたので革靴だろう。その音は私達の前で止まった。その時、私達は息を殺して待っていたので物音も立てていない。相手が扉をすかして見ない限り、こちらには気がつかないだろう。そもそも扉を見透かして見る何てできるわけないのだから。

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