表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/28

5話:新しい街はどんなとこ?


「…赤井、悲しい知らせがある」


 放課後、野田は悲しそうな顔をしてこう切り出した。


「…はぁ?」


 …悲しい知らせってなんだろう。


「今日は、ちょっとしかダチさん紹介できない。すまん!」


 えっと…これが、悲しい知らせ?



 …………………………。



「あ、野田くん…」




「何だ?」


 俺は小さく息を吸った。


「あ、あのさ、そんなに気ぃ使わなくても俺は大丈夫だから。転校してきたばっかりとはいえ、君にこ

れ以上迷惑かけたくないんだ」


 …少し声が裏返ってしまった。


「んぁ? …あぁ、俺は全然迷惑じゃねぇよ。むしろ楽しいから! まぁ、っつーことでまずはこの町の紹介からしようか」


 野田はそういうと俺に小さくウインクをし、学校の外に向かって歩き始めた。


「は? 別にいいって!!」


 俺は、歩き出した野田の前に立ちはだかった。


「何だ? 赤井、用事でもあんのか?」


「っ!」


 …こういう時に嘘をつけないのが俺の欠点。なぜか正直になってしまう悲しい性格の持ち主、俺。


 そんな俺を見て、野田は、


「何にも用事ないって言ってたもんなー。昼間に。ってか、早くこの街のこといろいろ覚えておいた方がいいと思うぜ? …これから暮らす街なんだし」


 …まぁ、それもそうかな。


 野田の言うことに納得してしまった俺は、街を案内してもらうことになりました。





やっと5話です。


もうちょい大きく区切った方がいいんでしょーかね・・・・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ