表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/28

8話:学校でずいぶん違う……


俺はそのあと少し山崎と話をした後、河原を立ち去った。


「赤井、さっきのが俺のダチさんの一人な。ガチでいい奴だから。…まぁ、ただ手に負えない部分もあるが」


 野田がこう説明してくれる。


「…手に負えない、って?」


 俺は野田にこう聞いた。…やっと野田にも慣れてきた。めでたしめでたし。


「ん? それはな…もうちょっとしたら多分わかるさ」


 む…余計にわかんねぇ。 


「んで、山崎は俺のダチさんの一人な。あとは、今日塾やらなんやらで忙しいらしい。…んー、一人暇そうなのがいるな」


「…はぁ」


 なんやかんやでもう暗くなり始めていた。…ん、忘れてた気もするけど、今は冬。そして俺は中2。


「赤井、行ってみるか?」


 野田が俺の顔を覗き込んでくる。


「あー…もう今日は帰るわー。ありがとな、野田」


「そっか。じゃあな!」


 野田は俺の肩をポン、と叩いてから、笑顔で帰って行った。


「ふぅ…俺も帰るかぁ」


 俺は大きく背伸びをしてから、ゆっくり帰ることにした。






 次の日。


 転校してから2日目。


 俺は、この学校の真の姿を目の当たりにすることになった。


 それは――、


 授業が授業になってない、というね。なんかすげぇ状況だった。


 …俺は…なんかいろいろと大丈夫なのだろうか…。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ