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【闇堕ち直前】主人公の色なし観察日誌1  作者: 荒屋朔市
高嶺の華邸

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45/50

全肯定してくれるヒロインは、お好きですか?(15-2)

その姿まるで慈母の如く。然し、答えてはくれない。



「気に入って貰えて良かったわ」


 堅焼きビスケットを検めるエシュにも、彼女は微笑みを崩さない。


 だけど、許されるなら今だけ他人でいさせてくれ。そんなことを思った矢先、隣で咀嚼音が響いた。


「初めて見るものに興味を引かれるみたいです」

「そう? 好奇心いっぱいで勉強熱心なのね。誰かに似ていると思わない?」


 彼女の紅い虹彩の奥に潜む瞳が、真っ直ぐに僕を射抜く。


「一番気になっていることから話しましょうか? この肌の色について」


 やはり彼女は知っていた。いったい何者なのだろう? なぜ、下層街で読書会を開いていたのだろうか?


「私も昔は同族と同じ色だったわ。けれど、ある時を境に今の色に変わったの」


 僕は身を乗り出すように耳を傾けた。それとは反対方向から、堅焼きビスケットを噛み割る音が響く。


「皮膚病ではないから安心して。この肌を理由に迫害を受けたり、国を追われることもないわ。私が保証する」


 最後の一言が妙に引っかかった。慎重に言葉を選んでいるような感じだ。


「僕の身体に何が起きたのか、原因を教えてください」


 彼女は困ったように視線を泳がせる。


「話すと長くなるのよ」


 それは、話せない理由がある時に使う常套句だ。


 広間にいるのは彼女と三人の給仕。エシュなら多少強引な手段で情報を引き出せる。

 果たして、そうするだけの価値はあるのだろうか?

 

 

 

最強の切り札はある。だけど、制御できるとは限らず、拒否された場合の不利益がデカイ。



読者アンケート ☆をタップして答えてください。

肌の色が変化した原因は? 

1. 日焼けしないから白肌デフォは当然。

2. ストレスじゃね?

3. 書き者の性癖。

4. 他キャラとの差別化でしょう?

5. チート覚醒して無双だろう?


※弁解させてください。書き者は『ダークエルフ物語』が好きです。

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