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魔族に転生したので魔族の頂点を目指したいと思います!  作者: 揚惇命
2章 幼年期〜魔族教育

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第13話 エルフェアリーナ王国での宴

【クレオ視点】


ダンジョンの崩壊を見届けた後、第一師団の面々と共にエルフェアリーナ王国に凱旋し、エイミー女王陛下に報告した。


「第一師団団長フランクリン・シールズ、レオンダイト・ヴラッド殿と共にダンジョンを鎮圧し只今戻りました」


「無事で何よりです。フランクリン、レオンダイト殿。ダンジョンの鎮圧大義です。ささやかではありますが宴の準備をしましたのでごゆるりと堪能してください。ビスケツ、レックス皆をお連れしなさい」


「はっ」


女王陛下の後ろから2人の騎士が前に出てきて酒宴会場に案内してくれた。


向かう道中レックス殿に話しかけられる。


「君がクレオ様かい。うんうんリリア様によく似ておられる。エイミー様が可愛がるのも頷けるよ」


「母様からお聞きしております。昔の戦争の際に母様の無茶な突撃に付き合ってくださった信頼できる騎士だと」


「ハハハそんなこともありましたなぁ。懐かしいです。レオンダイト殿もお元気そうで何よりです」


「ビスケツ殿とレックス殿もお元気そうで安心いたしました。会うのは10年ぶりでしたかな?」


「そうですなぁレオンダイト殿が『リリアに子ができたのです』と嬉しそうにエイミー女王陛下に報告しにきた時ですからもうそんなになりますか。産まれてから音沙汰が無かったので情緒不安定になる陛下を宥めるのが大変でしたなぁ」


そう言ってビスケツ殿が頭を掻きむしる。


「申し訳ありません。産まれたクレオが忌御子でその対応やらで右往左往しているうちにすっかりご無沙汰してしまいまして」


レオンダイト父様が申し訳なさそうに言う。


「レオンダイト殿のことですから何か問題が発生したのかも知れないとは想像しておりましたがなるほどそういうことでしたか」


「忌御子といえばよ。ビスケツの旦那、30年前からうちで受け入れるようになったダークエルフ。今では、しっかり溶け込んでるよな」


「そうだなレックス。レオンダイト殿のお陰で我がエルフェアリーナ王国もかなりの戦力増強し、近々作られるダークエルフを中心とした特務隊。その選抜試験も行われております」


「そう言っていただけるとエイミー女王陛下に思い切って相談して良かった」


話をしていると早いもので酒宴会場についた。


フランクリンさんとリーフさんは酒だ〜と一目散に酒に向かっていった。


どんな酒かと見てみるとほのかに葡萄の匂いがした。


どうやらワインのようだ。


僕はワインに合う一品を作ろうと宴会場となっている店の厨房にお邪魔する。


「失礼します。クレオ・ヴラッドと申します。邪魔はしないのでお料理を一品作らせてもらえないでしょうか?」


「おっ坊主料理に興味あるのかい。そりゃ料理をする同士として嬉しいねぇ。俺の名はジェフ。一応この料亭ウッドテラスの総料理長さ。良し見ててやるから作ってみな」


「ありがとうございます」


僕はそう言うとワインに合う料理といえばこれだよねとチキンのトマト煮込みを作った。


「こいつはすげぇや。お前さんどこでこんな料理を。それに美味すぎるじゃねぇか。お前さんうちで働かないか?」


「ジェフさん、そのお誘いいただきとても嬉しいのですが。やることがあるので今はごめんなさい」


「ハハハ、まぁ半分冗談だから気にすんな」


ジェフさんはそう言って笑った。


僕の作ったチキンのトマト煮込みは大好評でみんなおかわりというものだからその後も厨房でたくさん作ってたよ。


従魔たちも満足そうに食べている。


どうやらこの世界の魔物は調理してあってもきちんと味を感じるそうだ。


現実世界ので動物たちとその点は違うみたいだ。


そろそろお開きになりかけたところにエイミー女王陛下が執務を終えてやって来た。


「みんなずるいクレオちゃんの料理食べたなんてどうして私の分はないのよ」


拗ねるエイミー女王陛下の前に僕は二品の料理を差し出した。


「執務頑張ってたエイミーおねぇちゃんのためにメインのチキンのトマト煮込みとこっちはデザートの抹茶ケーキです。どちらもワインによく合いますのだゆっくり食べてね」


「わぁ〜いクレオちゃんだ〜いすき。このままエルフェアリーナ王国で一緒に暮らしましょう」


「それは母様に怒られるので無理です(笑)」


「うっ今は目の前の料理で勘弁しましょう。そうしましょう」


リリア母様の名前を出すと諦めてくれた。


「この抹茶ケーキってやつ疲れた身体に染み渡る〜」


どうやらエイミー女王陛下にはチキンのトマト煮込みより抹茶ケーキのが好評だったみたいだ。


アリッサたちのキラキラした目は気にしない。


ミミのキラキラした目も気にしない。


わかったわかったからずっと物欲しそうな目で見ないでよ〜作るから作りますから〜。


アリッサたちもミミも大満足みたいで特にミミは現実世界でも甘いもの好きだったから目がトロンとしてた。


アリッサたちも初めての甘い食べ物に大満足みたいでほっぺが落ちそうとか言ってた。


アリッサたちや従魔にも作ってやると俺も私もと今度はケーキを大量に作る羽目になったのは言うまでもない。


そんなこんなでみんなで大いに飲んで食べて騒ぎ夜も更けてった。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

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