表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔族に転生したので魔族の頂点を目指したいと思います!  作者: 揚惇命
2章 幼年期〜魔族教育

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/220

第1話 1歳までの出来事

今日から2章スタートです。やっとクレオに視点が戻り物語が大きく動いていく予定です。

【クレオ視点】


父様が魔王城に呼び出されて帰ってきてから早いもので1年が経とうとしていた。


僕はスクスクと育ち一歳になり、言葉をチラホラ覚え始めた。


半年である程度のこの世界の言語は習得してやるつもりだ。


この1年で変わったことといえば3つある。


1つ目は僕に世話役が付いたことだ。


1人は鬼人族の若いオンナで名をクレハというらしい。


確か現実世界の鬼女伝説で紅葉伝説というのがありそこに登場していた鬼女とされている女性の名前が呉葉クレハだった気がする。


肌の色は赤茶色で胸は大きいと小さいのちょうど真ん中ぐらいで身長は200cmを超える大きさで痩せ型、容姿は顔の黄金比ぴったりと言えるぐらいのかなりの美人で現実世界でのモデルという言葉が似合う。


もう1人は竜人族の若いオンナで名をリンダというらしい。


小さい白い翼と尻尾が生えていて、肌の色は色白、胸は小ぶりで身長は150cmとかなり小さめで痩せ型、容姿はこちらも美人だがクレハと比べると身長が小さい分モデル体型とまでは行かない。


2人は魔王様の奴隷らしい、まぁ所謂僕の監視も兼ねてるわけだが思い通りになんてさせないもんね〜あの首輪の構造を理解して奴隷から解放してやるんだ。


そうしたら2人とも僕の嫁候補にとニヤける。


現実世界では恋もまともにできなかったから異世界での目標の一つにたくさんの種族の女性と関係を持ちたいというのとある。


2つ目はミルルが珍しく『本当にごめんなさいなのですわ』と謝るものだから何があったのか聞いてみると僕のスキル付与をミスっていたらしく詳細情報ディテールインフォメーションというスキルが鑑定に変わったらしい。


僕は言いやすくなったので「気にしないでこっちのが言いやすくて楽だよ」と返しといた。


3つ目はアリッサが3歳半になり話せるようになった半年程前からウルファス叔父さんに基礎体力と武器の扱い方についてのレクチャーをつけてもらっていることだ。


「クレオ様〜おねぇちゃんは今日も頑張ったのエッヘン」


ちょうどアリッサが稽古から帰ってきて得意げに呟く。


「アリッサはいつも頑張ってて偉いね〜ナデナデしてあげるね」


僕はアリッサを褒めてやりながら耳や尻尾をモフモフする。


この柔らかい手触り最高である。


ちょいと汗で湿っててフサフサではなくなってるけど(泣)


「クレオ様に撫でられるの好き〜」


アリッサは蕩けた表情をしながら言う。


外が急に慌ただしくなりウルファスが入ってきた。


「クレオ様、アリッサここにいたか。外にヘルハウンドが出たのだ。アリッサここは危ないのでクレオ様を連れて応接間に隠れていなさい」


アリッサはそれを聞くと僕の手を引き応接間に行く。


応接間をこそっと抜け出した僕はヘルハウンドという言葉に惹かれて外に様子を見にいく。


ヘルハウンドは確か現実世界では真っ黒な伝説上の犬で、ヘカテーという女神の眷属けんぞくとされる猟犬だったはず。


犬ということはモフモフ決定だ〜これはモフモフ好きとして是非見に行かなければ。


外に出るとヘルハウンドと向かい合うように父様と母様とウルファス叔父さんが睨み合っていた。


「玲王様〜何処探しても見つからないよ〜。お腹も空いたよ〜。玲王様がくれたドッグフードが恋しいよ〜」


ヘルハウンドから現実世界での僕の名前やドッグフードなんて懐かしい物の名前まで出てきた。


まさか僕と同じで現実世界から来たのか?


ということは目の前のヘルハウンドはおそらくあの娘だ。


僕はヘルハウンドを攻撃しようとする父様と母様の前に躍り出た。


「えっクレオ?何故ここに危ないからこっちに」

「えっクレオ、何してるの?」


父様と母様は僕を見ると攻撃を止めこっちにくるように手招きする。


僕はそれに首を振りヘルハウンドに向かい合うと手を大きく広げてこっちに飛び込んでおいでのポーズをした。


それを見たヘルハウンドは僕に気付いたのか身体をみるみる小さくさせ僕の胸に飛びついてきた。


「玲王様の匂いがする〜この匂い安心する〜やっと会えた〜嬉しいよ〜」


僕はヘルハウンドを受け止めると現実世界で僕が大事にしていた犬の名前を呼ぶ。


「やっぱりリリだったか。僕お前に謝らないといけないことが知らなかったとは言えお前にあんな酷いことを」


その言葉を遮るように僕の顔をペロペロするリリ。


「この世界では大好きな玲王様と喋れるだけで嬉しいの〜それにご主人様のこと最後まで守れたから何にも思ってないの〜こっちの世界でも宜しくなの〜」


僕はその言葉を聞くと父様と母様に向き直り、ヘルハウンドを飼いたいと告げた。


「クレオ、お前には驚かされっぱなしだ。まさか地獄の番犬ヘルハウンドを手懐けてしまうなんて」

「あらあらあの大きかったヘルハウンドがこんなに小さくなってクレオの手に収まってるなんてさっきまで敵対していたのにこうして見ると可愛いわね」


2人とも飼うことを許してくれたようなので従魔の契約をしようとするがよく考えてみればやり方を知らない。


僕がどうしたら良いのか首を傾げていると父様が近づいてきて、契約のやり方を教えてくれた。


「クレオ、従魔契約のやり方は盃に血を並々と注ぎそれをヘルハウンドに飲ませるんだ。それで契約成立。そのヘルハウンドはクレオの大事な従魔ファミリーデーモンになるんだよ」


僕はそれを聞くと血の盃というスキルを使って、リリに僕の血を飲ませた。


「玲王様の血美味しいよ〜」


リリはゴクゴクと並々と盃に注がれた僕の血を飲んでいる。


リリがピカッと光り輝いた同時にどうやら従魔契約が無事成功したようだ。


幸いなことに魔王様の監視である全員がヘルハウンドを怖がって室内に隠れていたためこの小さい黒い犬がヘルハウンドとは思われないだろうとのことでヘルハウンドは父様と母様とウルファス叔父さんが協力して追い払ったことにして、それとは別に僕が迷子の犬を拾ったことにした。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ