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巫女の桃尻娘に、桃を食べさせる


「いただきます」



草薙は桃を食べる。

うまい。

桃の仄かな甘味が口いっぱいに広がる。

爽やかな甘味。

甘い桃果肉が口の中で水のように溶ける。

日本の土で育った桃。

日本の水で育った桃。


爽やかな涼の果汁が透いた水のように体に染み渡っていく。


「うまい」


草薙は言った。


桃の味を堪能した。

体中に桃の爽やかな果汁が染み渡っていくかのようだった。



「いただきます」

巫女の少女は桃を食べる。


草薙の食べ方にあわせて少女も丸ごと食べるようだ。

ちびちびと、ハムスターのようにかじっている。

おいしそうに食べている。


「おいしいですね、悠弥様」


「おいしい」


「日本の果物という風情ですね」


「悠弥様と桃を食べるのは……いいですね」


少女が感慨深く呟く。


少女の爽やかな笑顔が印象的だった。

透き通るような笑顔。

その透明な美しい可愛さとは不似合いなほどの豊満な肉体。


桃のような乳。

そして桃のような――尻。


「うむ」

桃を食べる。

涼やかな風味の桃だ。


「涼やかな食べ物だな」


仄かに甘い風味が口に広がる。


「ふふっ」


草薙を見て、少女が幸せそうな笑顔を浮かべる。


「もう一つ食うか」


「ふふっ、切りましょうか?」


「いや、そのままで」


丸ごと食うのが好きなのだ。


草薙は新しい桃をとった。

大きな桃である。


桃を見る。


肉付きのいい桃だ。

プリプリの果肉。

張りがある。そして柔らかそうでもある。


(この形……)


桃を見て思い出す事があった。


(何かに似ている……)


「どうしたんですか?」


少女は小首をかしげる。


「……後ろを向いてくれるか」


「えっ?」


娘が後ろを向く。


そして――お尻が目に入る。


肉付きのいい尻だ。

プリプリの肉。

張りがある。そして柔らかそうでもある。


それは桃のような――お尻。


「桃尻!!」


「えっ?」


「なんでもない」


草薙は手元にある桃を掲げた。

お尻と並べるように。


「桃だな」


尻が。


「えっ? あ、はい。桃、おいしいです」


「食べないのか?」


「あっ、た、食べます」


桃尻を向けたまま、少女が桃を食べる


桃尻娘。


桃を食べる桃尻娘、である。


「桃!!」


桃を食べる。


(なんだこれ……)


ふと、そう思う。


だが、


――それもまた良し


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