表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/160

第89話 魔物の巣③

大部屋の中に入ると、勝手に扉が閉まり開かなくなった。

その部屋の中央には大きな人型の魔物が鎮座していた。


「あっ!貴様はさっきの人間だな!?」

「アーシャ、この人何とかさんだよ!」

「何とかさんではない!我の名は…ハ『ドゴン!!』だ!!えっ?お前は何をしている!?」

「ボス部屋って入ったら出られなくなるって聞いてたから試してみたわ」

「試してみたって…。あれ?我の見間違いか?扉が壊されている?」

「ちゃんと点検はしてたの?頑丈だからって長年使い続けたらガタがくるのよ!経年劣化と言うやつよ!!」

「ほう、そうなのか……ってちがーーーう!!!今から死に逝く人間に話すことなどない!」

「自分から話し掛けてきたくせに…」

「う、うるさい!」

「ハドゴンさん!さっきはごめんなさい!!」

「えっ?ハドゴンって誰?…もしかして我!?しかも何で我謝られてるの!?怖いんだけど!!」

「私にもハドゴンって聞こえたけど?」

「ドゴンはお前が壁を破壊した音だろうが!!我の名はハンサムだ!」

「………」

「………」

「な、何だその目は!?言いたい事があったらハッキリと言え!!」

「だって…ねぇ?」

「うん…そうだね…」

「や、やめろおおお!その目で我を見るなあああ!!うわああああ!!!」

ハンサム?は私が壊した扉から部屋を出て走り去って行った…

何かトラウマを刺激してしまったのだろうか…


「や、やった~♪ボスを倒したわ!」

「あ、あんな所に魔法陣があるよ!」

ボスが逃げた場合でもクリア扱いになるらしい。

私達は幸先良く?先に進む事にした。



次の階層からは敵のレベルが一段階上がり、ロード系の魔物ばかりになった。

かといって、特に問題も無く進んでいると通路に袋が落ちていた。しかも中身の宝石の様な物が溢れている。

これは…奴なのか?私がドラ◯エの中でも特に好きなモンスター。

……そう!おどる宝石だわ!!


是非仲間にしたいと思って近付くが、全く反応が無い。

ただの袋かと思って持ち上げてみる…


「お腹が減って力が出ない…」

「わっ!袋が喋ったよ!?」

「この子は『おどる宝石』よ!もしかして宝石をあげたら復活するのかしら?」

とにかくツッコミどころ満載だったが、洞窟内で拾った宝石っぽいのを袋に入れると、袋が膨らんで宝石が浮遊し始めた。


「あ、ありがとう!助かりました!!危うくただの袋に戻ってしまう所でした」

「…助かって良かったわ!それじゃあ、今から貴方は私達の仲間よ!!」

「はい♪よろしくお願いします!」



こうして、新たな仲間が増えた。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ