第88話 魔物の巣 寄り道②
「頼む!此処から出してくれ!!奴が来る!!!ぎゃあああああ!!!」
「ヒッ!ヒヒッ!!これは、夢だ!!!無リムりむ理いいい!!?」
「に、逃げ!!体が動かない!!?ひい!!助けてくれーー!!」
教会の隣の空き地に結界を張ってもらい3人を誘い込んだ。
エレンちゃんは結界魔法は得意では無いのだが、カンストした魔力でとんでもない結界が出来てしまった。
一応周囲の目もあるので、外からはっきりと見えない様に結界の外側を磨りガラス風にしてもらう。
そして、結界の中には私とイケメン3人…
私の欲望が暴走する!!!
まあ、こう言う輩は少し痛い目に合わないと学習しないし、Sランクだから多少羽目を外しても大丈夫よね?
ドゴーン!!
さわ…
ピチュン!!
さわさわ…
ドカ!バキッ!!ズドン!!!
さわさわさわ…
「一体中で何が…」
「くっ!結界を張り直さないと!!」
「あ、悪魔…。ゆ、許してくれ!!うわああああ!!!」ピクピク…
「あがッ…、ヒッいいい!!ぶべラクっ!!!」ピクピク……
「こんな事をして…バキッ!絶対に…バキッ!もう許して…バキッ!ぎゃあああああ!…バキッ!」ピクピク…
3人の怯える顔が可愛くて思ったよりハッスルしちゃったわ♪
でも、頭が穢れていても体には罪は無いから、後でエレンちゃんに回復して貰おう。
だから、もう少しくらい良いよね?
3人とも気絶していたので叩き起こして、私はスイートタイムを延長した。
~それから3人は心を入れ替え、人々を助ける良心的なパーティーになるのだが、金色をしたものを見た瞬間にトラウマが甦り、恐慌状態に陥るポンコツパーティーとしても有名になった~
「ふ~!スッキリしたわ!!」
「アーシャ、お疲れ様!何回も結界が壊れそうだったよ!?」
「ちょっと張り切り過ぎちゃった♪3人に回復魔法をお願いしても良い?」
「うん、分かった!」
足元にはぼろぼろの3人が転がっている。放って置いたら死んでしまいそうだ。
「あ、ありがとう。助かったぜ!あいつら仮にもSランクなんだが…。凄えな嬢ちゃん!」
「ついでだから別に良いわ!それじゃあ、私達は戻るわね」
「こっちも終わったよ」
「じゃあ、ターニャさんと仲良くね、ヴァーくん♪」
「…ちょっと待って下さい!せめてお礼を…」
「お礼は要らないわ。あっ、そうだ!冒険者ギルドには私達の事は内緒にしてね!」
「何故だ?」
「どうしてもよ!お礼の替わりに内緒でお願いね!」
「ヴァイスさん、ターニゃさんお幸せに♪」
こうして、私達はまたダンジョンに戻った。
「間に合って良かったね」
「何処にでも悪い奴はいるものね。平和的に過ごせないのかしら?」
「ほんとだよ!」
「じゃあ、先に進みましょうか!」
「うん!目指せ何とかさんだね!」
エレンちゃんが転移の罠で移動した先に居た魔物だが、名乗る途中で居なくなってしまったので若干申し訳なく思っており、何とかさんを探そうと言う事になったのだ。
「何処かの階層のボスだと思うんだけど…」
「取り敢えず進もうか?」
「そうね、今日は10階層まで行ってみましょう!」
「おー!!」
そして、目の前に見えるのは大きくて豪華な扉…
たぶんボス部屋だ。
「遂に辿り着いたわね!」
「えっ、まだ10分しか経ってないよ?」
「…ただの雰囲気作りよ」
「……そ、そうだね!ピエール君の犠牲を無駄にしない為にも頑張ろうね!!」
エレンちゃんも話に乗ってくれたが、ピエール君がいつの間にか死んでいた…




