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第34話 「私の願い事は…」

「私の願い事は…」


ゴクリ…


「アーシャとずっと友達でいたいです!」


ほえ?


「…どういう事ですか?」

魔王が私の気持ちを代弁してくれた。



「最初は無理矢理付き合わされたって感じだったんですけど…。アーシャのおかげで絶対経験出来ない様な事を経験させて貰ったんです!

この綺麗なドレスを着て舞踏会でダンスを踊ったり、エリオ殿下とお友達になったり、美味しい料理を食べたり。…それは本当に夢の様な体験でした!

でも、いつも私が貰ってばかりなんです!何かお返しをしたくても、私にはアーシャがしたい事や欲しい物は用意出来ません…

勿論アーシャは優しいから、気持ちだけで嬉しい…って言ってくれると思います。

だから!だから…アーシャとずっと友達でいられたら、色んな悩み事や愚痴なんかを聞いてあげて、楽しい事があれば2人で一緒に楽しんで。そういうのが少しずつでもアーシャへのお返しになれば良いなって思ってます!」


それはもう願いと言うより独白に近かった。

エレンちゃんがそんな風に考えていたなんて…


「ごめんねアーシャ。よく考えたらこれってただの自己満足だね。…こんな私だけど友達でいてくれる?」

「私の方から友達をやめるつもりは無いから安心して頂戴」

「うん、改めて宜しくね♪」

「こちらこそ♪」


私達が真の友情を確かめ合っていると、魔王がその場を立ち去ろうとしていた。


「このタイミングで帰る気?」

「……魔王をやめてくる」

「ちょっと!?何言ってるの?」

「これ程に外見も内面も美しい存在は他には居ない!転生魔法で人間に転生して、正式にエレンさんに求婚する!!」

待って!誰か魔王を止めて!!



『最強魔王、転生して人間になる~我が求めるは平民の娘~』が始まってしまうわ!!






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