表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/160

第32話 「うん、良いよ~♪」

「エレンちゃん、今度うちに遊びに来ない?」

「うん、良いよ~♪」

「あっ、でも異国のお偉いさんが一緒するんだけど良いかな…」

「お偉いさん…」

「お偉いさんって言っても仕事は清掃業だからそんな肩肘張らなくても大丈夫よ」

人類を一掃するって意味では間違って無いわよね…

この前は実際に部屋の掃除もしてくれたし。


「…うん、分かった。やっぱり私服は不味いよね」

「そうね、この前のドレスまだ持ってる?」

「うん!あれは我が家の家宝になりました!」

「ふふっ♪何それ♪」

ああ、やっぱりエレンちゃんは癒されるわ!!

守りたい!この笑顔!!


あっ、そうだ。

あの魔王の腕輪をエレンちゃんに譲って貰おう。

勇者の攻撃を防ぐくらいだからきっと高性能でしょうし。


「それじゃあ、明日学園が終わってからね。おやつも用意しておくわ」

「おやつ…。急に楽しみになってきたよ♪」

「ふふっ♪私も楽しみだわ♪」




翌日の放課後…


エレンちゃんを連れて家に帰る。

先ずはエステで体の隅々まで綺麗にする。


「ほわ~、肌がプルプルだ!」

「何これ?何でこんなに手に吸い付いてくるの!?」

「もうアーシャ!やめてよ~♪」


次はおめかしね。


王宮お抱えの化粧師(メイクアップアーティスト)に来てもらった。

エレンちゃんがHEM48から女神に生まれ変わる!


「このお方は何者ですか!?」

プロも驚くエレンちゃんの美しさよ!


そしてドレスを着ると…


青い女神がご降臨なされた!!


「…………」

「この前と一緒だよね?」

また言葉を失ってしまった。

プロのお化粧で更に美しさが増し、最早手がつけられない!!

隣の化粧師を見ると、案の定エレンちゃんに見惚れていた。


良し!

準備は万端よ!!



部屋には2人だけになり、魔王を召喚する。



「こんなに早く喚ばれるとは思っていなかったぞ!で、そちらの………」

エレンちゃんを見て固まってしまった。

まあ、このモードのエレンちゃんを見ると自分の中の価値観が覆される。

美人って何なんだろうと…


でも、魔王の意識を飛ばすなんてエレンちゃん流石ね!


「あっ、あの~」

「はっ!」

エレンちゃんが声を掛けると、意識を取り戻した魔王はおもむろに跪く。


「ずっと貴女をお慕いしていた。我と契りを結んではくれまいか?」

「えっ、えっ?」

今、会ったばかりだろうが!いきなりプロポーズするな!!



「マオーさん。エレンが困惑しておりますわ。少し落ち着いて下さい!」

「あ、ああ。我が我を忘れてしまうとは…」

「プッ!我が我をって…、あははは♪」

「………」

魔王はエレンちゃんの屈託のない笑みを見て、また固まってしまった。

エレンちゃん半端ないわ…


「ごめんなさい、マオーさん。今日は色々とお話を聞かせて下さい」

「そ、そうであるな。やはりお互いの事をちゃんと分かり合わねばな!」

魔王が狼狽えている…



…と言うか、殿下とキャラが被ってるわよ!!






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ