第19話 「お嬢様が乱心なされた~~~!!!」
最終話ではないです!
「フラウ~!肩を揉んで頂戴!」
私の声だけが虚しく部屋に響く。
「フラウ~!!フラ~ウ!!今後は優しくしてあげるから来て頂戴!!」
「お嬢様。フラウは暇を申請し、故郷に帰りました」
キャサリンが部屋に入ってきて、淡々と告げた。
「何で!?」
「執事としての鍛練が足りなかった。とか何とか」
「貴女がいじめたからじゃないの?」
「……お嬢様、余り淑女らしからぬ言葉は慎みますよう」
「慎んでるのは貴女の胸でしょ~♪」
「ぐっ、あああ!もう止められないわよ!死んでこの左腕に詫びなさい!」
「詫びを入れるのは貴女よ!誰が主人なのか教えてあげるわ!」
キャサリンの左腕は強敵だった。
丸1日の激闘の末、私は左腕を屈服させ隷属させた。
だが損害も大きかった。屋敷は半壊し、庭にはクレーターが出来ている。
お父様は領地視察で不在、使用人達はそそくさと逃げていたので、死者が出なかったのは幸いか。
結構うちの使用人って強かなのね…
倒れたキャサリンを横目に、この惨状をどうしようか考える。
ピコン!
閃いたわ!!
フラウ召還!!
「あれ、此処は?」
「フラウ、お帰りなさい。貴方を待っていたわ!」
「あ、あく…お嬢様!?」
「失礼ね!本当の悪魔はさっき倒したわ!それよりこれを何とかして頂戴!」
フラウ君は辺りを見渡した後、大声で叫んだ。
「お嬢様が乱心なされた~~~!!!」
まだまだ続くよ♪
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……フラウ君とのその後が気になる方は感想お待ちしております!




