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ネームイーター  作者: 河内三比呂
第二章
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怪奇

【怪奇!名前を喰らう《ネームイーター》!】


連日、平穏だったはずのこの町を騒がせている存在がいる。

深夜二時、

一人で歩いていると白いコートを着たヤツが執拗に名前を教えろと聞いてくるのだ。

その白いコートはどうしてだか顔が見えず、不気味な声を発する。

何度も何度もしつこく聞いてくるので、観念して名前を教えてしまうと、

ソイツはニタリと笑いこういうのだ。

「名前頂キます」

そう言われたら最後、ソイツは大きな口を開けまるで何かを喰うかのように口を動かす。

いや、喰っているのだ。

名前を。

そして、喰い終わった後に残るのは誰かだった人の灰―遺灰のみ。

だから、白いコートを見かけたら絶対に近づいてはいけない。

そして、絶対に名前を教えてはいけない。

なぜならヤツは欲しているのだ。獲物を―


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