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暗所恐怖症(幼児)
Day2(子供時代)
眠るという安らかな行為は恐怖
「さあ寝ましょうね」
お布団は好き、お気に入りのお布団あるし
お母さんがかけてくれる時のバフ!って感じも好き
「それじゃ、電気消すわね」
でもこれは嫌い
「やだ」
「…しょうがないわねぇ」
やった、お母さんいつもなら「だめ」って言うのに
今日はいいんだね、良かった
シーン…
カチ、カチ、カチ
怖いなぁ
静かだなぁ
そうだ、テレビつけよう
「なんと見今なら一万きって、九千九百九十九円!」
これで安心
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ここはどこだろう
やだ!真っ暗で骸骨がいる!!
お母さん!お母さん!助けて!!
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「はっ!」
カチ、カチ、カチ
真っ暗になってる
やだよ、やだよ、
「う、えうわぁぁぁぁん!!」
「どうしたの?!」
「まっくらやだぁぁぁぁ」
「分かった分かったつけてあげる!つけてあげるから!」
パチン
「これで怖くないでしょ?」
「んーん、怖い、一緒に寝て」
「…ハァ」