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第2話 いろいろな仲間との出会い

この世界は並行世界であり、

フィクションです。ちなみに年は2050年です。

推理力テストまで、あと30分その間、仲間を集めるべきなのだが、

光聖は…………、

「さて、琴梨と組んだし、テストが始まるまで、寝るとするか」

そこに琴梨が

「いやいやいやいや、もっと仲間を集めないといけないんだから、寝ちゃだめだよ」

「え~~~~、めんどくせー」

と光聖は嫌そうな顔で言う。

「でも、仲間がいっぱい、いた方が有利だと思うよ」

と琴梨は言った。

それで、光聖はしかたなく、

「……わかった」

と言った。

「それで? どうやって集めるんだ?役に立たない奴はいやだぜ、俺は」

「う~~ん、……………」

と琴梨が悩んでいたら、

「光聖君?」

と一人の少女に話しかけられた。

「はい?」

「あの、あなたは鋼光聖さんですか?」

「はい。俺が鋼光聖ですけど……」

すると、その少女は笑顔で、

「やっぱり!光聖君だ! 私だよ。わ・た・し! 亀井静香(かめいしずか)だよ!」

光聖は驚いた顔で、

「亀井!? いや〜、久しぶりだな〜。おまえもこの高校に入学していたとはな」

「ま〜ね〜。」

すると琴梨が

「あの〜、お二人はいったいどういうご関係で?」

光聖が答えた。

「ああ、幼馴染だよ。そうだ、亀井、紹介するよ。彼女はさっき知り合った、青空琴梨だ」

「青空琴梨です。よろしくお願いします」

「私は亀井静香。よろしくね、琴梨ちゃん」

そして、静香は光聖と琴梨を見て、

「それにしても光聖君、こんなにかわいい娘と組むとは、意外にやりますな!」

「おいおい、人聞きの悪いことを言うな。琴梨が入学式の会場の場所がわからなかったから、一緒に行っただけだ」

静香は疑うような目で、

「ふ〜ん、琴梨ちゃん本当?」

「うっ、うん。本当だよ!?」

と琴梨はおどおどしながら言った。

「琴梨ちゃんが言うのなら、本当かな?」

だが、静香はまだ怪しそうな目で見ていた。

そこで光聖は話題を変えようと、

「そういや亀井、お前ってまだ仲間を集めてないよな?」

「うん、そうだよ」

「じゃあよ、俺たちと組もうぜ!」

すると静香はわざと嫌そうな顔で、

「えー、あんたと組むのー?」

「どうせ、組む奴いねーだろ? なら俺たちと組んでもいいだろ?」

そして、静香は観念したようで、

「う〜、わかったよ! わ・か・っ・た! 組めばいいんでしょ、組めば!」

光聖は嬉しそうな顔で、

「サンキュー、亀井!」

静香が、

「それで? どうすんの? 別にもっと仲間を集めなくてもいけると思うけど…」

琴梨は、

「私はもっと集めた方がいいと思うよ。………光聖君はどう思う?」

「…………………」

と光聖は考えているのではなく、眠ろうとしている途中で、

「光聖やと?」

と1人の少年が言った。

その少年は段々光聖に近づいていき、

「お前鋼光聖やか?」

と聞いてきたから、光聖は………、

「ああ、そうだけど」

と返事をした。するとその少年は、

「やっぱ光聖やか! 久しぶりやな」

だが光聖は、首をかしげながら……、

「お前誰だ? どっかで会ったことあったか?」

「なんや、ワイのこと忘れたんか? まぁ、1年ぶりやから……、そりゃそうやな。ワイは服部謙造(はっとりけんぞう)や! ほら、去年の四月に大阪で会ったやろ?」

と服部が言ったら、光聖は思い出してきたのか、

「ああ! 修学旅行のときの!」

「そら、思い出したやろ」

光聖は、

「いや、まさかお前がここに入学しているとはな。けど、嬉しいぜ!」

と言いながら、光聖と服部は握手をした。

「で、そのお二人さんは…………」

「ああ、こっちはさっき知り合った、青空琴梨。そして、幼馴染の亀井静香だ」

「ワイは服部謙造や。よろしゅうな」

最初に琴梨が

「青空琴梨です。よろしくお願いします」

次に静香が、

「私は亀井静香。よろしくね、服部君」

「なぁ、服部。推理力テスト、一緒にやらねーか?お前といれば、俺は心強い。」

服部は嬉しそうな顔で

「何いっとんねん、ワイとお前が組むのは、当たり前や」

「じゃ、決まりだな」

そして、光聖たちはそのまま、ここにいるのもなんなので、ぶらぶらと移動することにした。


◆◇◆◇◆


推理力テストまで、あと20分の間、光聖、琴梨、静香、服部の4人は仲間を集めるためにぶらぶらと歩いていた。すると、琴梨が

「ねぇ、服部君って大阪から来たの?」

「そやけど、それがどうかしたんか?」

「いや、どうして来たのかなーって思って…………」

「んー、まー刑事になるためでもあるが、大阪に探偵科高校がないし、一番の理由は光聖に会うためやな」

琴梨は驚き、

「えっ、大阪に探偵科高校ってないの!?」

すると、静香と服部は目を丸くし、光聖は呆れたような目でこう言った。

「アホか、琴梨。探偵科高校は東京にある、東京探偵科付属第一高校、千葉県にある、千葉探偵科付属第二高校、埼玉県にある、埼玉探偵科付属第三高校の3つだけなんだよ」

「へぇ〜、そうなんだ〜」

光聖は(こいつ大丈夫か?)と思っていた。

光聖たちがそんな話をしていたら、第一ホールが騒がしくなっていた。

「なんや、なんや? 騒がしいな。」

光聖たちは前に出て、何が起こっているか、見に行った。そしたら、1人の少年と1人の少女がなにやら言い争っていた。

「何なんだよ! おめぇは!」

「そっちこそ何なのよ! 最初に因縁をつけてきたのはそっちでしょ!!」

という感じで言い争っていた。

そこに琴梨がその少女に話をかけた。

「……茜ちゃん?」

「んっ? あっ、琴梨! 琴梨じゃない!久しぶり!!」

「うっ、うん…。久しぶり。それにしても、どうしたの? こんなに騒いで」

「それが聞いてよ、琴梨! こいつ人の肩をぶつけてきたと思ったら、いきなり文句をつけてきたのよ! ひどいでしょ?」

するとこいつ呼ばわりされた少年は、

「おい、なに都合のいいように解釈してんだ。もとわといえば、お前が原因だろうが」

と言った。

「え~、そうだっけ?」

「とぼけんな! 肩がぶつかった後、お前は俺に向かって、『自分からぶつかってきたくせに謝らないなんて、何なのよ! 失礼な奴! 失礼な奴!!』って、言ってたじゃねぇか!」

「うっ、それはそうかもしれないけど…、それであんたが絡んできたのが悪いでしょうが!!」

そして、また二人がガミガミ口喧嘩している中、光聖が

「ふぁ~、なぁ、あんたら二人とも見たところ誰とも組んでないみたいだけど………、よかったら俺たちと組まないか?」

と言った。そしたら少女のほうは

「いいよ!」

と元気よく返事をした。すると少年のほうはこれを見て、負けたくないと思ったのか…、

「俺もいいぜ!!」

と言った。

少女は嫌そうな顔で

「え~、あんたも組むの~」

「別にいいだろーが! そんなん俺の自由だろ。」

とまたまた口喧嘩しそうだったから、光聖が咳払いをし、

「自己紹介しようか」

と言った。最初に少女の方が先に答えた。

「私の名は大原茜(おおはらあかね)。ええと、琴梨とは中学で知り合った友達で、得意なのは、剣道です!」

次に少年が答えた。

「俺は深海京介。主に武術は、空手と柔道をやっていた。将来は警察の機動隊や陸軍などの身体を動かす系に就きたいと思っている。まぁ、よろしくな!」

そして、光聖、琴梨、静香、服部はそれぞれ自己紹介をした。

推理力テストまで、あと5分。

疲れた……………。

あ~、トリックが浮かばないよ~。

何かアドバイスがあったら、ください!お願いします!!

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