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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

二十二世紀の文化保護官、魔法文明を歩く。

作者:星島新吾
最新エピソード掲載日:2026/02/04
 西暦二一〇一年、元旦。
 ネオジャパンの文化保護官、成城・C・フィックスに下された任務は、未踏の惑星『エーテリアス』の文明調査――。
 遺伝子調整により「完成された規格品」として製造されたフィックスは、生殖能力を放棄した第三の性『カノン』として、無機質な美学を貫いている。
 愛猫を去勢し、管理し、その平穏な愛嬌を「正しい幸福」と信じる彼は、自らの欠損を誇り、今日も「思考ログを読み取って罵倒してくる」悪辣な教育補助AI――通称メスガキの『マイア』と共に、単座式降下ポッド『人鳥(ペンギン)』に乗り込んだ。
 だが、不時着した惑星エーテリアスは、物理法則すらも「バグ」を起こすデタラメな世界だった。
 そこで出会ったのは、圧倒的な生命力を振り撒くドラゴンの騎手、メル。
 奔放で、美しく、そして「宇宙を目指す」ほどの残酷な野心を持つ彼女に対し、フィックスが抱いたのは――かつてないほどの激しい幻肢痛(ファントム・ペイン)と、倒錯した「加害的慈愛」だった。

「愛している。だからこそ、宇宙に出るなんて言わないでくれ」

 これは輝ける文明の「全盛期」を維持するため、去勢し、永遠の静止へと導く――残酷で瑞々しい、二一〇一年の惑星の旅。
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