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⑺『虹の影』

⑺『虹の影』



剽窃するのだ、過去の小説から、という神の言葉が聞こえた気がして、道路を歩いていて、ふと頭を下げてコンクリートの歩道を見渡す。別に何かある訳じゃない、ただ、神の声の様であって、実際は神がそんなこと言うはずないと、思い返す。



とにかく、無作法な自分は、過去に書いた『愚作三昧』という作品の事を思い出し、自分にはやはり、最高の小説、-つまり、何かの文学賞を受ける様な、強靭で突飛な小説-、は書けない宿命なのかと思い、今書いている、虹の影だってそうなんだと、諦念するに至る。



それでも、自分は書くのである。数年、毎日書いて居ることが、ああ、いつか結実し、小説で食って行けるなら、それ以上の幸福はないのだと思えばこそ、虹の影という本小説も、容易に筆が運ぶというものなのである。

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