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⑷『虹の影』

⑷『虹の影』



影なる虹の影、影であるが故の影は、虹にも影があるという現象を想起させる一方、それが神話にまで及びそうな、意味不明を標榜しているかのようであって、であるからして、無言を貫き通すのが、最善だと神は言うのだ。



それにしても、虹の影というタイトルは、相当変わっているよ、と眼前の人々に嘲笑されるだろうことは、治明の理であるが、ーつまり、俺本人も、虹の影というタイトルは嘲笑の範疇だがー、こううやって書き始めたからには、止まらないのである。



止めてしまうこと、小説の可能性を放棄してしまうこと、それだけは、絶対に出来ないな、そんな風に思えば、我々の我々にも、問題提起はなされないのだから。そうなのだから、はあ、って言ってみるのは、二葉亭四迷の『浮雲』だけにしてくれ。

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