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独りもん同士呑み会2

そういえば、エドワード様って、あまり接点ないよなあ。エリザベス様も。


「そういえば、どうして、いつも若だけケント子爵家に行っていたんですか?普通、弟君や妹君も同行するもんではないのですか?」


「オスカー、意外とわかっていないんだな。無論、建前上の理由は、あの二人が基本は領地にいるからだ。うちの領地は王都の北西だからな。ケントに行くにはやや遠いので、子供には行きにくい。私は、将来騎士団に入るために王都に父上といたからな。


しかし、本当の理由は、シャーロットにエドワードをあわせてしまえば、おそらくエドワードは恋に落ちてしまう。兄の婚約者に恋焦がれるなんて可哀想だろう?

最初から結婚式当日まであわないのが幸せってもんだ。


そして、あの口から生まれたんじゃないかと思うほどのおしゃべりでお転婆なエリザベスがケント子爵の屋敷にきてしまったら、私がシャーロットと過ごす時間が減ってしまうじゃないか。もしかしたら、シャーロットの天使のような愛らしさをみてエリザベスは自信を無くすかもしれないぞ。かえって可哀想だろう。


まあ、そういうわけで、二人はケントに行かせないように、父上、母上にも頼み込んであったんだ。まあ、そうは言ってもエリザベスはシャーロットが王都のタウンハウスにきている時には、母上と一緒に会っているし、仲良さげにしていたけどな。」


ぐいっと何杯目かわからないワインを呑む。



「え?ちょっと兄としてその発言はどうかと思うこと満載ですよ。そもそも、そんなことしてあの二人だけブロックしていても、他の貴族の子弟とはお茶会とかで会うのではないのですか?」


オスカーが眉をひそめる。


「大丈夫だ。ロバート様も、すでにシャーロットは私と結婚させるつもりでいてくださっていたからな。下手にあまり高位の貴族の子弟と合わせて結婚を申し込まれたりしたら面倒だと、基本シャーロットをお茶会に連れていかれることはなかったはずだ。  私は、兄として妹のことも弟のことも可愛いとは思っているぞ。だが、シャーロットは違うんだ。やはり自分が恋に落ちているせいかもしれんな」


ほくほくと自慢そうに語る。



「若あ。それって、ほとんど鳥籠に囲い込んでいるようなもんですよ。若、もしですけどね、もし、シャーロット様が生きていて、今同じ事やったら絶対に婚約破棄されますよ。そんな囲い込み夫は誰でもごめんですよ。」


あ、ショックを受けている。


「何を言う、囲い込み夫とかではないぞ、私は単に将来の妻が危険な目に合わないようにだな」


「いやいや、ダメです。いいですか、若、今度好きな人ができても、囲い込んでしまうようなら愛想つかされますからね。相手の気持ちを尊重しないといけないんですよ」


意外とこの時に、懇々とアーサーに説教したのが良かったのではないかとのちに思うオスカーであった。


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