ハッピーエンド
そして、1年が経過し、大学に合格が決定した。女性で初めての医学部への入学となった。
大学への入学の直前、17歳にシャーロットがなった日に、二人の結婚式が王都で盛大に行われた。
大学を卒業してからの結婚にするかも検討されたが、ますます美しくなるシャーロットが大学に行って、他の男の目に触れることを危惧したアーサーの気持ちに配慮したのだった。
結婚式には、王太子夫妻が参列され、ゼオンからも、エマとトーマス一家、ディランも参加し、養父であるゼオン侯爵や家令のノア、そして、ウィリアムをはじめとする元の使用人も参加した。イーズス家も家族一同が参列した。そのほか多くの貴族も招かれたのだった。
騎士団の礼服に身を包んだアーサーが、祭礼の前に立つ。ゼオン侯爵が父として、シャーロットの手をアーサーに渡す。
司祭の祝福を受け、二人は結婚を誓い、書類にサインをする。
司祭から、誓いの口づけを促される。ベールアップして、シャーロットの顔を見つめたアーサーは、
「シャーロット、愛しているよ。ずっといつまでも、君の隣は私の場所だ。」
「アーサー、私も。愛しているわ。一緒に幸せになりましょう」
二人が口付けをすると、参列者から大きな拍手が起こる。
「姉上、兄上、おめでとうございます。」
「若、とうとう想いがかないましたな。」
「シャーロット、アーサーを頼む」
「お嬢様、おめでとうございます。」
「お兄様、シャーロット様とお幸せに」
多くの人から声をかけられる。
その後、シャーロットは、大学で医学を学び、子供も二人生まれ、王国初の女性医師となり活躍したのだった。
その話はまたいつか。
完
読了いただきありがとうございました。多くの方に読んでいただいて嬉しかったです。
このあと、番外編を予定していますが、こちらは、コメディー調で、アーサーのラブコメディやアリスト侯爵の幸せを目指します。多分アーサーは俺様でそのくせポンコツなので好き嫌いが別れるかもしれません。よろしくお願いします。
誤字報告ありがとうございました。




