プロローグ
処女作なんでかなりつたない表現が多々あると思います、あと一部の人間にしか分からないであろうネタがありますがその関連ネタはプロローグだけだと思うのでその辺は注意しておいて下さい
僕は陽月夕斗、普通の高校2年生だ。いや普通でないかもしれない。
僕は世間一般に「いじめられっ子」などと言われるタイプの人間だ。
それも恐らく一般的にいじめられっ子と呼ばれている人間より自分で言うもなんだが苛烈な状況に置かれていると思っている、思い込んでいるだけなのかもしれない。
例えば靴に画鋲が仕込まれていたり、物がいつの間にか無くなっていたりしていることは日常茶飯事だ。
だからと言って精神的なダメージを受けないわけが無いのだが。
もはや陰口の類は慣れてきて何も感じなくなったが、流石に3年前に海に落とされた時は今でも水に入るのがだめになっている。
風呂は基本シャワーで済ませるようになった。
両親はなかなかに稼いでいるので金の方面では苦労した覚えがない、ただ両親は僕が中学入ったあたりからほとんどずっと家を空けている、まあ家事の類はかなり得意になっているのでそう悪いことでもないが。学校が悲惨すぎて他の大抵の悪い事が大した事に映らないだけかもしれない。
何故そこまでいじめの対象になるのかと言えばまあ具体的な言葉で言うなら顔が良くないというのが大きいだろう。生まれ変わるなら何になりたいかと言われたら少なくともこんなどうしようもないことで心を痛めなくていい美男美女の類に生まれたい。
あと運動もまるで出来ないのも有るだろう、リズムゲームは某空中に判定のあるスライド式ののゲームで13+複数個最高評価取れるくらいは有るし楽器の類なら結構出来るのに何故こんなに一般受けしないステータス振りの人間が居るのだろうか。いやいる(ガバ反語)
こんな割と暗い人生の事30行近く説明口調で自分語りしていても自分も相手も気分が良くない、折角今日は割と明るい気持ちで居られるだと言うのに。
今日は先程言及した音ゲーのバージョンアップの日なので割とテンションが高い、それこそ心の中で自分語りしだす位には。
家でバージョンアップの内容を見てテンションをさらにあげる。なんせ以前から好きだった曲が移植されてくるからだ、ってそういやこの曲副作用が「死に至るほどの悪夢」の抗鬱剤ODした鬱病患者がテーマだったわ、一人自分語りのことを思い出して盛り下がるが折角の休日なので開凸しない訳には行かない。
適当な黒無地のTシャツに黒無地のパーカーを羽織り、下半身は脳死でジーパン履いて外に出る。あとパーカーのフードは被る、同級生を可能な限り視界に入れずらくしたいし相手側からも声を掛けずらくしたいからだ、グラサンも検討したがただの不審者な上に眼鏡かけている以上色々手間なので諦めた。
ホームのゲーセンは駅前にあるので駅前まで行く事になる、人混みは嫌いだが致し方ない。
だが何故か今日はかなり人が少なかった、まあ喜ぶべきことなのだが違和感を感じる。
ゲーセンの開店は9時からなのだがあまり余裕が無いので歩を早める。
そして駅前の交差点に入る。
信号を待ち、青になると同時に歩き出すがそのタイミングでおかしな音を耳にする、車の急ブレーキ音だ。
次の瞬間、僕は信号無視のトラックに撥ねられた、尋常じゃない痛みと海に落とされた時と違い急速に迫って来る死に恐怖しながら、僕の意識は闇に染まった。
知らない真っ白な天井、いや天井と言うより空なのだろうか?起き上がってみると視界には地平線?まで続く白のみが広がっている、謎過ぎるだろこの状況。
それにに目の前には謎の白髪の老人が立っていた。
この状況がまるで飲み込めないが、恐らく夢の類だろう恐らくトラックからここまでがワンセットだろうそうに違いない。
それにしては全てがリアルに過ぎているのがその思い込みには問題だが。
「残念ながら夢ではないぞ、夕斗君。」
目の前の老人がこういっているがこんな光景有り得るはずがない、いやライトノベルの類で割と幾度となく見てきたがまさかこれって
「そのまさかじゃよ、俗に言う神様転生というやつじゃ」
先程から明確に心を読んで来ている様なので
恐らくこの老人は神、とでも言える超常存在という事になる。
「物わかりが良いのお」
これ以上心を読まれるのは嫌なのでこちらも口を開くことにする
「ここは夢じゃないんですか?あと転生と言いましたがどういう事です?」
やたらいつもに比べて喋れるのも違和感だ
「一つずつ答えていくとするかの。まず夢かど
うかについてじゃが、ここを夢と考えてもらっ
ても構わんが転生に関わってくるので覚えてお
くべきじゃ。」
「転生についてじゃが、君が余りにも不憫だっ
たからどうにかしてやろうかと思ったら
間違えて殺してしまった、普通の魂の流れに乗
せて人間の言う天国や地獄に突っ込むと流れが
乱れてしまうことを考えて異世界転生じゃ。
それにわしの間違えじゃから優遇すべきかと
な」
「話がハキハキ出来るのは君が魂のみの状態だ
からじゃ」
転生という事はあの日々に近い日々がまたあるのだろうか、異世界転生物には異世界に行ったら全てが解決するかの様な書き方をされているものが多くあるがそんなことあるわけない。
あと特典の類が有るのかも気になる。
特典さえあれば最悪の事態は相当なゴミを押し付けられない限り起こらないだろう、優遇すると言っているし結構いいのくれるだろ。
あと間違えて殺したってなんだよ学校は
ともかくゲーセン行かせてくれよ
「特典は転生者が望む物を強すぎない程度で
渡すこととなっておる、君に渡す予定の特典は
かなり優秀だからそこまで悩まなくて良いぞ」
おっけこれで懸念事項1つ消せた
「間違えて殺したのはゲームの操作ミスの感覚
じゃ、あるじゃろ?プレイミスで大事にしてい
た物を無にすることが。」
「まあ神の目線からならそうかもしれないけ
どせめてゲーセンから帰る時にして欲しかっ
た…」
あとは転生先の世界観だ、
これは現地で分かる事だが心の準備は重要だ。
「転生先は地球で言うと中世ヨーロッパ風じゃ
が魔法の類がある。また魔法の力でかなり発展
しているぞ」
魔法での発展となると素質があるか
とかが重要だな。
「素質等はどうにかなるようにしておいた
そんなことよりもうすぐ時間が来る。
転生の時間じゃ」
おっと時間制限があるのか、まあ神?の魂の流れ云々の発言から推測出来たことではある、素質がどうにかなるということは魔法をもしかしたら使えるのかもしれない。
現代日本人なら誰もが夢見た(諸説あります)夢をこんな形で叶えれるとは、少し気分が乗ってきた。
「さてもう時間じゃ、転生先でも頑張るんじゃぞー」
てか待って今思い出したけど0歳スタートとかじゃないよね?それだと大分不味い気がするぞ!
そんな考えと裏腹にまた僕の意識は闇に落ちた




