4月13日
4月13日
愛する婚約者 様
昨日入学の式典が終わり、
クラス分けの発表も滞りなく行われました。
そのなかでも話題になったのは、
現国王の長子であり次期国王候補、エドワード王子の入学
王子がいることは知っていましたが、
まさか私と同い年だなんて信じられません!
当日の式典の新入生の代表挨拶を務めたのは公爵令嬢シャルル様
このシャルル様の家は、国の財政管理を担当してる大きな貴族です。
他にも、田舎で閉じこもっていた私でも知ってる有名人が何人もいました。
結果として私はこの2人と同じクラスになりました。
でもなんというか、とても遠い存在の人たちです。
彼らはそこにいるだけで、クラスの中心的存在になっています。
美しく、気高く、人柄もいい。
私はクラス分けがされて知り合いは居らず、
一方的に知識として知っている人しかいません。
ですが、彼らのほとんどのは入学前から知り合いのようです。
エドワード王子とシャルル様は仲が良いみたいで、
それ以外の方とも楽しそうに会話をしています。
『エド、同じクラスで良かったよ』
『騎士の遠征訓練ぶりだな、ディーンとは別のクラスか』
『休み時間会いに行こう』
『シャルル嬢も一緒にどうです?』
そんな会話が聞こえてきます。
私と初めて会話をしたのは、隣の席の子爵令嬢マルク。
名前で呼び合う仲になりました。
とても話が合うんです。
今日の授業もマルクと一緒に行動していました。
マリー




