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7月21日

7月21日


愛する婚約者 様


私の学園では8月から夏休みが始まります。

およそ1カ月の長期の休みです。

こんな風に学園で勉強するのは、残り10日ほどになります。


ほとんどの生徒は自分の領地に帰る人が多いと思いますが、

帰らず寮に残る生徒もいます。

私は領地に帰る予定です。


”お二人は夏休みはどうするんですか?”とリリーとマルクに尋ねてみました。


『私は夏休みの間は領地へ戻ろうと思ってます』

『夏休みの間はパーティに何件か招待されているのでバタバタしそうです』


リリーの領地はここから丸一日馬車に乗る必要があるようです。

既に何件か招待があったと家族からの手紙をもらったと言っていました。


『私の商人の家だから、いろんな場所の商談に連れていかれる予定』

『結構長旅になりそうな予感なんだよねぇ』


マルクは商人の家系です。

家は王都にありますが、家族はほとんど商談の為に各地に出て行っています。


リリーもマルクも既に夏休みの予定が決まっているようで、

予定がないのは私だけのようでした。


周りにいる生徒も夏休みの予定について話していますが、

誰々主催のパーティに呼ばれたなどの話が聞こえてきます。


私は社交界デビューもまだですし、

学園にくるまで他の貴族との交流はありませんでした。


夏休みの予定も勿論ありません。

お庭の手入れをして、

本を読んでゆっくり過ごそうと思っています。






『ねぇ、もしマリーとマルクの時間があったらどこかで会わない?』


夏休みの予定を考えていた所で、

リリーからそんな提案があり私たちは大いに盛り上がりました。

お互いに住所を交換して、

夏休みの間は手紙でやり取りをすることになりました。


リリーやマルクの予定から8月の中旬辺りを目標に会うことになりそうです。


マリー

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