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その瞳に映る色は何色か  作者: 乃月美優
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私の武器は?

決めたはいいものの私は戦い方が分からないので、カノンの持っている弓矢、片手剣を試しに扱ってみる。

まずは片手剣なのだけれど…すっごく重い。こんな重たいのを振り回してたら体ごと持っていかれてしまうとカノンからお叱りを受けて扱うのは断念。

次の弓矢はカノンが私を助けてくれたということもあり出来れば扱いたい。

訓練するにも食料の調達は必要なので、試しに私は狩りの練習として弓矢を借りてみる。

カノンの護衛の元茂みに隠れていると、そこに鹿が現れた。慎重に的を合わせて矢を放つ…が、当てることすら叶わず獲物には逃げられる。

その日は大人しく果物を短剣で集めて2人で食事にすることに。

カノンは夕食には木の枝に刺した果実を焚き火で焼きながら、今日のことを振り返る。

私は前線での戦闘よりも後方支援の方が向いてるのでは、と言われる。

確かに大きな剣や素早い剣捌きはできないけれど、腕を磨けばそれなりのことはできるかも知れない。

例を挙げると敵の誘導や回復、遠距離攻撃などで前線に立つ人を助ける役らしい。

私に出来るかどうか…まだ分からないけれど、『色喰み』の侵攻を抑えることになるならばと思い決意した。

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