表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

魔法は便利、なはず

土を回収し終わり、真っ白な世界に茶色が増えた

現状此処に在るのは土とベッドだけや

ベッドで寝るにはアイマスク必須なのが何とも寝にくい、切実に屋根が欲しいが、この空間に人を連れて来たくないし、自分で建てないとダメかなぁ・・・


転移で街に戻り、飯を食いつつ思う

水が、ぬるい

酒も、ぬるい

いっそのこと、熱々の水の方がうまいとさえ思うほどだ

じゃあ、冷やせばええやん?


そう、魔法だ

この世界の魔法は、高い

娼館で稼いでいるウチでさえ、ちょっと手を出すか迷うレベルで、一週間毎食豪華ディナーが食べれる程度には高い

初級の水・火・風・土でさえ、金貨100枚の1回使いきりの魔道書を買う必要がある

そして、ウチが欲しいのは中位魔法、氷の魔道書

風と水を覚えていることが条件ってだけで、最低金200枚

氷の魔道書が金500枚もするのだ


娼館での稼ぎが上級娼婦のウチで1時間10万、場所代一回で1割減って9万、1日6時間働いても54万、飯代、化粧、仮服コスプレで4万減っる

つまり、1日の純売上50万

週3日働いとるから、一週間がんばっても150万


あれ、意外と安い?

いや、月600万稼げとるウチがすごいんちゃうか?

TS転生自体がチートの可能性が微レ存

ってことで買ってしまった


水の魔道書、風の魔道書、氷の魔道書、火の魔道書、土の魔道書

お値段金1500枚!


水が1番高額で、火がほのかに高かぁて、風が1番安くて、土が相場くらいやったわ

火と土は便利そうだったのでつい衝動買いしてしもうたわ

他にも雷、光、闇、とかいろいろ種類あったけど、貯蓄が外出る時に買った防具と合わせて尽きてもうたんで、次回に回すで


本は辞典サイズに分厚いんやけど、ページが革で、それが厚いだけというオチだったわ

開くと魔法陣が光って、すーっと勝手にページがめくれて光が体に吸い込まれた


あーなるほど、把握

なんとなく魔法を理解できたで

ほかの魔法もすぐ覚えたんで、早速魔法の実験や!


ほな、安全そうな水魔法いってみよか!


「水よ!」

全身からぶわっと冷や汗が出たかと思うと、体を伝って床にちょろちょろと水が流れおちた

季節が夏で良かったわ、ほっといても乾くやろ

とりあえず風呂でやったほうがええな

んじゃ、もっかい!

全身かr(ry


・・・これはこれでありやん?

特注のバスタブに水張れたし?

井戸から汲んで来なくてええし、魔石の無駄遣いもないし

失敗とは言い切れない何かがあると思わんやろか?


~水風呂堪能中~


酒場にいた魔法使い君に聞いてみたところ、体内の魔力を外に出した位置から魔法が出るらしいわ

うちは垂れ流しやったから、全身から水が少し出たと

ほな、詳しいことは、娼館で聞こか?

フフフ、情報しだいで安ぅしときまっせ!


ふぅ、ごちそうさま

情報をまとめると、魔法陣を魔力で書くことで、いろいろ操作できる

魔法陣の内容は秘伝らしく、派閥や師匠などにより細かく変わるらしい、何そそメンドクサ

魔法陣なしでも操作は可能だが、魔力効率が非常に悪く10倍ほど使うらしい


コップに入る氷が欲しかっただけやし、魔法陣はまた今度でええわ

コップに魔力を移動・・・移動?

わからん・・・練習して慣れるしかないんやろなぁ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ