新型と、装甲擲弾兵が出るけど、質問ある?
ごめん、ドイツ。上手く描けないぜ。
1938年満州
「はぁ。鬱だなぁ」
満州の公園で、ハトのえさやりをしてる、人がいた。
「はぁ、なんで、こうなったのだろう」
彼は、なぜ、こんなにも気分が、晴れてないのかというと。少しさかのぼる。
まだ、戦車師団の師団長になっていたころの話。
「………少将殿⁉起きてください」
「ん?なんだ」
「起きてください。牟田口廉也少将殿」
「なんだ。どうした?」
「はい、報告します。我らの活躍により、一部部隊に、新型戦車が配備されることが決定されました」
「おぉ、それはよかった」
「また、現在進行中の、九十七式中戦車チハの後継機計画に、よばれてます」
「ほぉ、そうか、そうか。では、忙しくなるぞぉ」
「あッそうだ」
「ん?どうしましたか?」
「あぁ、たしか、新型の配備が、第5連隊だったよな」
「はい、そうですが?」
「ちょっと、みせてくれ」
私は、とある人物をさがした。たしかぁ、西住だったけ?とりあえずその人物を必死にさがした。
そして、その人の詳細が書かれてるページを、発見し、私は、第五連隊にめいれいした。
「西住小次郎をこっちに異動せよ」
と、命令した。
「………あっ、はい。そうですね少将殿」
「ん?どうした。急に変な間が空いたが、なにか問題でもあるのか?」
「実は、師団長が、来週から変わり、星野利元になります」
「何⁉」
突然の任期終了。しかし、彼をこっちに異動させることにせいこうしたぞ。これで、いいはず。
私は、とても悩んだ。これでいいのかと、だって、前世の記憶では、某戦車アニメ映画の主人公であるキャラのモデルが、彼だと、達が言ってたもん。私はそれで、この判断でいいのかとなやんでいた。
が、これのせいで、気分が晴れてない理由ではない。じゃあ、なぜはれないかって?
それは、戦車の後継機開発のせいでだよ。
日本で、チハの後継機計画の会議で、意見が割れ、なかなかきまらまかった。
「私は、一式砲戦車ホイの反省の本、チハの防御力と、対戦車能力を向上させた戦車を提案する」
「いや、僕は、車体正面に被弾傾斜をきかせ、従来の、ディーゼルから、ガソリン式にした、戦車を提案します」
「は?たわけが、何を言っている。ここは、97の車体はそのままで、砲塔だけ改良した戦車にきまってるだろうが」
もう、なんで、こんなにも、白熱なの。それで、前世の記憶どうりに、長引いちゃったらどうするの⁉
とにかく、私は、大本営の要望をみた。そしてそれらのせいで、悩みそして、現在に至るのであった。それで、ハトに餌やりながら、要望を再度確認した。
要望
1、チハよりも装甲を厚くすること。
2、時速42kh以上で、あること。
3、口径が、47mmまたは、57mmの長砲身か、75mmの短砲身が、搭載されてること。
4、無線が、通常完備されてること。
5、工場で、従来の兵器製造に、影響がでないこと。
以上のうち、1、3、4、5、は必須であり、2は、起動器の改良しだいで、検討する。
うわぁ、これは難題ですわー。だって、前世では、そんなに軍事について詳しくないのだもん。
はぁ、悩みの相談はハトだけだ。なにせ、ハトにしゃべっても何も言わないからな。
えぇと、まぁ、大体の想像図は、できてきたぞ。d35だ。ソビエトの傑作戦車で、のちに影響を起こした戦車だったはず。とりあえず。私は、各提案のなかで、まず、没案を考えるが、これは、第三の提案である、砲塔強化案を没にした。だって、それじゃあ、この会議の意味がないじゃん。それで残りは、第一案(前世の中でいうチヘの原案だが、砲塔だけ二式砲戦車)と第二案(前世の中でいうチホの原案)が、残るが、私は前世で、とある話を思い出した。
「なぁ、しってるか?ディーゲル?の誕生秘話」
「ヘンシェル社とポルシェ社の案があったんだけど」
「ヘンシェルは、ディーゲル?の車体にパンター風砲塔を乗っけていたのだけど」
「ポルシェ社のは、ヘルジニャンド?の車体にディーゲル?の砲塔だったんだ」
「ドイツ軍は、ヘンシェル案を採用だけど。この砲塔じゃ88が、つめなかったのさ」
「しかし、ポルシェの砲塔は88をつめるから、砲塔ポルシェ、車体ヘンシェルになったんだって」
「ヘェーソーナノカー」
そうだ、これだ。こうすればいいんだ。
そして、最終案で、第3の案は一部だけ採用したと報告し、第一の案の砲塔は、採用し、第二の案の車体
は、採用した、戦車をさいようするといったら。
「ふざけるなぁ。なんで、争った案と案を合わせた奴を採用なんだ⁉」
「そうだそうだ。第一 なぜ、別の案と、我々の案をあわせないといけないのだ」
と激怒されている。私はこういった。
「第一の案は、大本営の要望に、満たしてる点があった、とくに、3、の口径についてだが、57mmの長砲身は素晴らしいと、おもう。だが、装甲と、工場への影響は、第二が優秀だった。しかし、第二の案は、従来の47mmを搭載しただけのやつだ、だが、これらの、欠点を補うには、そうすることが、必要だった。いいな」
と、完全に、達の傾斜装甲の話と、57mmの性能がいいから、それを合わせた奴であった。
「で、反対意見は?」
「では、ガソリンからディーゼルにしたほうが、影響しないと思うのですが」
「あぁ、それはいい意見だ。よし、採用」
こうして、会議はおわり、あとは、上が採用さえすれば量産する予定だ。そして会議室から、外に出て
深呼吸をすると。すごく、清々しいほど気持ちが、はれてきた。
そして、関東軍の仕事でもしながら、あることを、おねがいした。それは、ドイツへの訪問であった。
そして、ついに、願いが叶い、そして、ドイツベルリン行きの汽車にのり、シベリアの木をみながら、
じかんをつぶしてゆき、そして、ドイツにつき、むかえの軍人が、駅で、待ってるらしいのでまってると。
「おーい、こっちだぞムダグチ」
「あっそこかー。はいはい、いまいきまーす」
「おせーなとおもっていたら、ここでまっていたとはな」
「いやーすまない。もう2年ぶりですな」
「あぁ、ほんと時は進むな。ムダグチ」
「あぁ、そうだな。ハンス・ベーケ少佐。ではなくて、大佐」
「へっ、そう言うお前もな。ムダグチ少将」
「で?なぜまたドイツにきたんだ?」
「我が国初の装甲擲弾兵の編成のためにさ」
「そうか、じゃあ、ホテルで、ゆっくりしていけ。後で、装甲擲弾兵をみせるから」
と、ハンスはそういって、外にでた。そして、翌日、装甲擲弾兵の訓練を見学し、いろんなノウハウを得てから、その、装甲車と、戦術を習い、そして、数か月がすぎ、日本では秋ぐらいの季節の時に日本にもどり、そして新たな師団を作った。その名は、第一装甲擲弾兵連隊であった。もちろん連隊長は私だ。
連隊に募集する人は、増えていて。11月あたりで満員になるみこみだ。それまでのあいだ、演習し、
いつでも、戦えるように訓練しておき、そして、満員になったのは、10月中旬で、すごい早さで満員になった。理由は、マスコミからたたえられたからだ。やっぱ情報は、すごいなぁ。
かれらは、みんな必死になって、訓練し、気が付けばもう私がドイツで初めて見た装甲擲弾兵と同レベルであった。
装甲擲弾兵 ドイツ発祥の兵で、サブマシンガンに、グレネードを、もった擲弾兵で、のちの第二次大戦では、活躍した。