ノモンハン(後半1)だけど質問ある?
後半です。
1939年8月25日ノモンハン
「同志諸君‼これより我々は日本軍陣地へ大規模な攻勢に出る。さぁ、同志よ。戦え。わが、祖国のために‼」
「ypaaaaaaaaaaa」
ソビエトは、前回のハルは河岸全域と、フエ高地を奪還するために攻勢に出る。
史実よりも遅いが、それもそのはず。なにせ、ハルハ河岸の軍橋のほとんどが破壊されている。
それに、日本はいまだに、戦車連隊も健在し、砲兵隊は、弾は中華戦で消費していたが、それでも、支障がでない程度であった。そのため、補給物資と、兵力が多かったのである。
そのため、確実に、奪還させるために、たくさんの物資が、あつめられたのであった。
そんなことは知らない日本兵は、いつもの如く、陣地にこもっていた。
「最近、敵が、こないな」
「あぁ、それに敵は攻勢にでる準備をしてるかもな」
「それは、怖いなぁ」
「あぁ、なにせ、敵の砲弾の量が、多いらしいな」
「それは怖i」
地面に、何か、大きいものが当たったかのように、大きく揺れ、近くの対戦車砲から、金属片を周囲に
巻ちらしていき、彼らの肉体に入ってゆく。
また、空からは、次から次へと爆弾を、落としてき、確実に兵力を削っている。
陸は、戦車や歩兵が、攻めてくる。
「歩兵隊は機銃をうて」
「砲兵隊の支援を要求する」
「飛行隊の到着はまだか‼」
敵歩兵の突撃にむけ、機銃掃射。無論、敵は散る。しかし、突撃はやめない。いや、やめる気配がない。
突撃。
撃退。
砲撃。
航空支援。
無数の金属片。
機銃手から、弾の要求の声が対空砲と、砲撃によってかき消されてゆく。
そして、ソビエトは、敵拠点制圧のため、化学戦車を投入した。
「例の戦車だ‼早く撃破しろ」
残存する対戦車砲は、撃破せんと、砲口をむけ、射撃するが。やはり、数が少ないため、
炎の餌食になる兵士がでた。
「あ゛づい゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛」
「だずげでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」
そして餌食にならなかった者は。
「別の陣地へ、走るぞ」
と、陣地から別の陣へと、逃げて味方と、合流する部隊がいるが。
「あ゛ぁぁぁぁ゛」
敵の射撃で、足が、負傷する。そして、迫りくる戦車。
「おい、くっ来るっなよ。おい、降参だ。だから、来るなよ」
しかし、そんなのお構いなしに、進む戦車。負傷兵は、戦車に踏まれぬよう、戦車から、離れようと、
するが、戦車は、彼を踏みつぶそうとし、彼の砲へ、向かう。
「おい⁉こっちにくるな‼頼む踏まないでくれ‼」
必死の命乞いをするが、そんなのお構いましに踏みつぶそうとする。
そして、踏みつぶされそうなときに。
「だっ誰か!たっ助けてくれぇ。たのむ。おれはまだ、死にたくな゛ぁ゛ぃぃい゛」
足をふまれ、そして、断末魔がやってきた。彼は、完全に踏みつぶされたのであった。
そして、別の部隊は。砲撃が近くで爆破し、破片がささったのであった。
「ぐがぁ」
「大丈夫ですか⁉分隊長⁉」
「ぁ゛ぁ゛ぁ゛だい゛ぞう゛ぶだ」
「ぞれ゛よ゛り゛も゛早ぐ手榴弾を゛」
「隊長。なにいっているのですか。あなたには、出産したばっかの赤ちゃんが」
「い゛い゛い゛がら゛渡ぜ」
隊員のものをうばいとり、
「早ぐ、ゆげぇ」
と命令し、隊員は、走って逃げた。
「ざぁ゛ぁ゛でど。ぞろ゛ぞろ゛ど準備じな゛い゛どなぁ゛」
と、手榴弾を安全ピンをぬき。戦車が来るのを待った。
そして、戦車が来たとき。彼は、わざと戦車の進路方向に移動し。
戦車の下をくぐるときに思いっきり信管を叩き、そして、戦車がしたに通ったときに、
「ずま゛な゛い゛紗子ぢょっどお゛父ざん゛お゛空の゛上に゛いっでぐる゛よ゛」
と、戦車の下で爆発。そして、戦車は爆散し、近くの歩兵に燃料が引火し大損害をうけたのであった。
「おい、何人いる?」
と、声をだす人が、でる。
「現在、124人です。少尉」
「負傷者は?」
「457名」
「そのうち、軽傷者は?」
「87名」
「ちっ。おい、この中で、対戦車砲を扱えるやつはいるか?」
残存兵の中から、15名出てきた。そして、少尉は、彼らに命令した。
「今から、こいつらに、対戦車砲の扱い方を、教えろ。いいな⁉」
「了解」
15名の砲兵は、歩兵に扱い方を、教えた。
「今のうちに戦車に有効なものをつくれ‼」
「了解」
瓶に、燃料をいれ、火炎瓶をつくり、手榴弾を束にしたり、などした。
「機銃手は、さっさと位置につけ‼そして、残りの奴は、弾や、使えるものを集めろ‼」
ソビエトから鹵獲した銃を回収し、陣地内の倉庫から、ありったけの弾をだしてきた。
そして、ソビエトの砲撃が、始まった。つまり、攻めるということだ。兵士たちは、避難し、
航空支援が来て、それが過ぎ去った時。敵はもう手前まできていた。そして、隠していた機銃が
火を噴く。
ソビエト兵の叫びは、空にひびき、化学戦車は発射光を見つけ放射しようとすると、
対戦車砲の砲火が開き、見事爆散させるも、別の戦車にやられ、btが、塹壕に突入しようとすると、
兵士たちが、エンジンにむけ、火炎瓶を投げ、炎上させ、対戦車砲も必死に抵抗し、拮抗状態。
「もうすぐで爆撃隊が、くるぞ」
しかし、そらでは、陸軍航空隊が、爆撃機を撃破しており、陸からは、対空砲で、
到達するのに苦戦していた。
そんなとき、ソビエト側から、戦車が来る。しかも待遇だ。もはや、終わりだとおもったとき、
後方のt26が炎上する。
陣地の後ろから、戦車連隊が到達し。砲兵隊が、ソビエトに向け砲撃。さらに、爆撃隊が、砲兵隊を
捕捉し、攻撃を仕掛けられ、砲兵隊は混乱状態。重砲連隊の砲撃を、合図に、一気に攻勢へと転じる。
そう。これは、敵への支援は困難になり、一気にこっちが優勢になったのだ。
陣地内の兵士は、敵歩兵を倒しつつ、戦車連隊を支援し、また、一部の防衛隊は、奪われた陣地をとり戻そうと、突撃し、機銃手と砲兵は、彼らを援護し、見事奪還した。それらの話を聞いた将校は、
余裕が出来次第、奪還しようとかんがえ、ある程度の兵士を倒したのち進撃し、奪還する。
そんなのが、何個かは、成功し、逆に、何個かは、壊滅。もしくは、全滅という悲しい結果がでた。
そして、彼らの陣地がある程度戻っていったときに、マスコミが、代々と、この戦いを載せ、あたかも
勝ったかのようにみせるが、実際は、ハルハ河に以前よりも軍橋がたてられ、また、この戦いで、
数千の命が落とされ、敵は、なんと、1万越えの犠牲が出たのであった。そして、ソ連も、ハルハに軍橋
をたてることは成功したが、1万の犠牲をだしても肝心な、フエ高地を占領できてないのであった。
つまり、痛み分けである。しかし、ソ連はそう簡単にあきらめなかった。
終わりです