表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
in novissima tub card  作者: たこ焼きタコス
商業都市「アバダン」
4/5

congressu

すいません土日は投稿しないと思います。

 ウーヌムを出た僕は東に進んだ。今回は特に新しい発見はなさそうなので絶技を両足に使って移動した。


 「高天の原に神留坐す神漏岐、神漏美の命に願い奉る、己に諸々禍事罪穢を祓う力を清める力を与え給え。」


 絶技のすごいところは一部のみを強化することができるのだ。例えば全力強化を両手両足に施すとすれば100パーセントを4つで割るため一つの部位が約25パーセントの強化になる。これで代替平常時の2,5倍ぐらいの強化だ。

 つまり両足のみに集中すると体の維持のため少し強化率は減るが平常時の4,5倍ぐらいになる。


 そうして次の町までの荒野を走っていると荒野が終わり始めた。するとどこからともなくすこししょぱいような香りがしてきた。

 それから少し歩いていると、とても大きな僕が生まれてから一度も見たことがないような水たまりが見えた。


 「これが、ほんに載っていた海というものか。」

 

 僕は、海に近ずいてみた。水に入ると少しつめたっかった。


 「これが海、水がしょぱくて、大きくて、少し冷たくてでもとてもきれいだ。」


 僕は海にはいってみた。するとそこにはまるで宝石のように太陽の光が反射して光っている水や、この水の中を悠々自適に泳ぎ回る魚たちがいた。

 僕は魚を捕まえようとしてみた。けど魚は僕の泳ぐのよりずっと速くてそんな魚を捕まえようとしている僕を馬鹿にするように泳いでいる。

 結局僕は魚を捕まえることはできなっかた。けど僕はとてもはしゃいだ気がする。とても楽しかったこんなにはしゃいだのは生れてはじめてだった。

 そんなことを思いながら海を出ると数時間たっていたようで陽が海に落ちるように沈んでいた。それは今まで見た夕日の中で一番きれいな気がした。


 するとどこからともなく澄んだきれいな歌声が聞こえてきた。歌声のほうを見てみると夕日に照らされた髪が潮風に揺られてその金の髪がきらびやかに舞っていた。そしてそこにはきれいな女の子がいた。


 「ねえ君は誰。」僕はその子に聞いた。


 「わたしはね、フェリ。あなたは誰?」女の子は少し驚いた顔で聞いてきた。


 「僕は、スペロよろしくね」僕がそういうと女の子は笑った。


 「ねえ君は何でこんなところにいるの魔素は効かないの?」フェリがそう聞いてきた。


 「うん、僕には効かないんだ。だから旅をしているんだ。」


 「そうなんだ私もね効かないんだ。だからね私も旅をしているんだ。」


 フェリも魔素が効かないらしい。僕は初めて僕と同じような人に出会った。

ついにヒロイン登場です。

読んでくださりありがとうございます。

評価してもらえるとありがたいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ