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リレー小説:重なる世界の物語  作者: リレー小説ALLプロジェクトメンバー Ver.1.3
18/31

腹ペコなボクと危険な香り

リレー小説第18話です。


担当 :ルース

「う~お腹減ったよぉ。何か持ってない?」

「うん。持ってない」

「あぁ……もういいや。少し寝るから……30分くらいしたら起こして?」

「は~い」


 ドサッ。


 お腹は減ったけど、おにぎりはフーリィが食べちゃったからボクは寝る事にした。


 人はそれを現実逃避と言う。






「 何処だ? ココ?」


 一先ず状況を説明させてもらいたい。


 何故ならセルスと特訓していた敷地ではなく暗い森の中にボク一人だけだったからだ。


「よほど疲れてたのかなぁ? つーかココ何処?」


 ガサッガサガサッ。


 ゾクッ。


 森の奥から誰か走ってきて背中に悪寒が走り、近くの草むらにボクは隠れた。


「はぁはぁ。チッ、撒けなかったか」


 走って来たのは少女であり、そしてとても見覚えのある顔だった。


 そう、いつもボクが自衛の為に持っている妖刀に宿っている椿の顔だった。


 なんだ?


 目が霞んで………………グフッ。





「…………きて………………起き………………起きて!」

「な……何が……ゲホッゲホゲホッ」

「ご……ごめん……」

「セルス!? どうしたんだ!?」

「盗賊に……」

「 大丈夫か!?」

「フーリィが……ゲホゲホッ……フーリィがと……盗賊に拐われた」

「何故……何故なんだ……何故フーリィが!」

「僕が悪いんだ。最近この辺りでは誘拐が多いと聞いていたのに…………油断していた」

「セルスこの怪我は?」

「相手が魔道具持ちで少し……ね」

「ま……魔道具?」

「あぁ、魔道具なのに少しおかしかったんだ。転移系の魔道具なのに何回も連続で転移してきたから油断してこれさ」

「ねぇまさか」

「あぁ、そのまさかかも知れない」

「「 『神原幸治科学武器』 」」

「殺す…………許せない…………『神原幸治科学武器』をそんな事に使うなんて……」

「な……何言ってるんだい?」

「その盗賊、ブチ殺す」

「や……やめるんだ! 未来君!」

「うるせぇ! 黙っておけ」


 この時、ボクは感情の箍が外れていた。


 そして。


(やっと第一段階が終わったか)


 この声を聞いてボクの意識は途絶えた。

スンマセン!

今回凄く更新が遅れたのは家庭の事情で一回PCを禁止されてしまったのと先週はスケジュールが埋まってた事が理由になります

今後気をつけます!


ルース

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