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マッドサイエンティスト異世界で神をやる  作者: 竹馬の友
世界でたった1人の勇者 旅立ち編

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狂人は天使を増やす

ガブリエルとミカエルは血を出して倒れたあと、結構な時間起き上がってこなかった。



 「ぐっ、幸せ」



 「なんなのだ・・・この気持ちは・・・」


 ラファエルにお姉ちゃんと呼ばれて骨抜きになったガブリエルとミカエルは一旦放っておこう。まあ、自己紹介が済んだから一旦はやることは済んだか。わたしはミカエルの配下であるジムとザックに声をかける。



 「ザック、ジム!ミカエルたちを介抱しててくれ」



 「御意」



 「わかったぜ。です。」



 二人はガブリエルとミカエルをここから運び出した。



 「お姉ちゃんたち大丈夫かな?」



 ラファエルはガブリエルたちを心配していた。わたしはラファエルに向かい話しかける。



 「ラファエル、君には三人目の熾天使として天使たちの指揮をお願いしたい」



 その言葉にラファエルは元気よく返事をした。ラファエルの行動と共にラファエルの純白の衣服は揺れ元気さがうかがえる。



 「はい、ごしゅじんさま!ラフィ頑張るよ!」



 その言葉を聞くや否やわたしは創造を展開する。



 「では・・・ラファエル。今から君の部下となる天使を創造する。君はその部下たちを指揮してもらう」



 わたしの声と共に生命力を元にして生まれた天使が創造されていく。わたしは天界に創造した天使を放った。



 「ではラファエル、これからよろしく頼む。何か気になることがあったら、わたしや他の熾天使たちを頼れ」



 あの感じだったら衝突取ることはないだろう。もしかしたらガブリエルとミカエルをつなぐ架け橋になってくれるかもしれない。



 「ごしゅじんさまのためにもたくさん頑張るね!」



 そう言ってラファエルは自室を出ていった。




 ・・・



 「全員いなくなったか・・・」



 ラファエルが自室を出てから少し経ったあと、わたしは自室の椅子で休憩をとっていた。わたしはオレンジジュースを飲む。



 「はぁー、明日からガブリエルが来るのか・・・」



 わたしは水面のオレンジジュースの揺らぎを見ながらため息を吐いた。そもそもいつからだろうか。ミカエルがオレンジジュースを持ってくるようになったのは。いつのまにかにそうなっていた気がする。



 「はあーー」



 わたしはもう一回ため息を吐く。ガブリエル・・

何かやらかさないよな。



 「まあ、考えても仕方がないか」



 わたしは思考をやめる。ガブリエルが何かしでかしたときに考えればいい。それにガブリエルがやらかすと決まったわけではない。



 「このあとはどうするか・・・神フォンでも見るか」



 わたしは神フォンを液晶を巨大化させてパソコン仕様にする。こんなことも出来るのだ。さすがは神フォンの最新機種である。



 「さて、マナを開くか」



 わたしは通販アプリであるマナを開いた。通販アプリだからないか買いたいのかと思うかもしれない。しかし、わたしが開いた目的は違う。



 「おっ!売れているな」



 わたしは売る側にまわっていた。この通販アプリは自分が商品を出品することも出来るのだ。わたしは神フォンを見つめる。sold outの文字が映っている。わたしはそこで創造したものを売っていた。



 「お?切り口を石化する剣が売れたのか!マニアックだな」



 わたしは通販アプリマナで神器制作の合間に暇つぶしでできた物品や動植物を売っている。



 「動植物は特に星作りをする上で必要だ。それに自然に生み出すにしてもそのためには緻密な計算が求められる。しかし、生物を生み出す工程をスキップ出来たならば話は別だ」



 基礎となる生物を販売する。わたしはそこに目をつけた。他の神もやっているのではないかだって?生物を販売するものはいるがその多くは別の目的で販売されているものが多い。それに生物を創造することのできるものは神の中でも限られている。まあ、中には創造なしで、自分の星の生物を売り渡す神もいるが。



 「わたしは幸いなことに生物について詳しく、創造により生物を創造できる」



 さらに、生物は環境の変化に弱いものだ。わたしの星では魔素があるが他の星に魔素があるわけではない。そもそも元々魔素はニャルがこの星を放棄するほど扱いが難しいものであり、魔素を使って繁栄している星などほぼ無いに等しい。わたしの星の生物は魔素の環境では生きられるが他では死んでしまうかもしれない。つまり、どんな環境の変化へも対応することが求められるのだ。そう言ったギャップがさらに生物の販売の敷居を上げている。



 需要に対して供給が少ない市場に入り込むことでわたしは大きな利益を上げることに成功した。それらが今のわたしの収入源の一つになっていた。ちなみにわたしの売っている生物で一番人気な生き物はこれだ。



 名前 なし

 種族 プレーンスライム

 完全な設計により、特異な力を使わずに出来たスライム。環境に染まりやすい。



 このスライムは体の構成に魔素などの力が一切ない。そして、このスライムがいた環境の力により変化するのだ。それによりどんな環境にも適応するのだ。



 「それでも、スライムの宿命なのか、襲われるとなす術がないのだがな」



 スライムは本来なら繁殖力が強く、リピーターが少なくなるらしい。しかし、このスライムは環境に適応するときその環境に合わせた変化をするがそのときの色合いが同じ力でも異なるようでガチャをするみたいと言う理由からリピーターもスライムにしては多くなっている。



 「あっ!また売れた」



 わたしは売れたスライムを見て、スライムの残りの数を確認する。



 その確認が終わるとわたしは出品の画面から購入の画面に移る。わたしはなにか気になる商品がないかを確かめるため再び神フォンを操作し始めた。

 キマが売っている商品①



 名前 スライムのぬいぐるみ

 分類 ぬいぐるみ

 ふわふわしたデフォルメスライムのぬいぐるみ。スライムに触れたようなヒンヤリ感がある。

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