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マッドサイエンティスト異世界で神をやる  作者: 竹馬の友
世界でたった1人の勇者 旅立ち編

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狂人は進化を確かめる

 「これをこうして、・・・これで最後だな」



 わたしは今自室で書類を片付けていたそしてちょうど全ての書類の処理が終わる。



 「さてとこれでわたしの好きなことにはいれるか」



 そうと決まればまずわたしは運命力を操作し出す。



 「一旦生命進化でできるようになったことについて整理しておくか。まずは・・・そうだな。運命力からだ」



 わたしは運命力で色々なことをやり始めた。5ミリの物体と弓矢を用意し、物体はわたしから遠くにおく。



 「ひゅんっ!」



わたしは矢を検討違いの方向に放つ。しかし、わたしが放った矢は大きく曲がり5ミリの物体を打ち抜いた。



 「まず一つ目は運命の改変。非常に強い能力だが扱いが難しい能力でもある。運命力を操作することで自身の望んだことに改変できるみたいだな。まあ、色々と制約もありそうだが。それに力の秘匿性が高いのも特徴かな。操作するときでさえ無理に具現化しようとしない限りオカルト的な力は出力されないかな。まあ、運命改変も十分オカルトだが」



 わたしは次の能力もまた検証する。



 「もう少しでミカエルが来るみたいだな」



 わたしは能力を発動したあと扉をじっと見た。すると扉がノックされる。



 「失礼します。マスター、仕事お疲れ様でした。お飲み物を持ってきました」



 「おお、ありがとう」



 わたしはオレンジ色の液体を飲む。うん、オレンジジュースだ。わたしはさっきミカエルがこちらに向かってくることを予言した。これが運命力の二つ目の能力だ。ずばり、その能力は未来予知。運命力はその二つが優れていた。魔力は破壊の力が強かったりと特徴が違っていた。わたしは考えているとミカエルが目に入る。ミカエルはこちらを見てニコニコとしていて、静かに待機していた。わたしはミカエルと会話する。



 「ミカエル、そう言えば運命力の扱いはどうだ?」



 わたしは気になって聞いて見た。ミカエルはわたしが最初に運命力で作った生物だ。わたしが見たアザトースとの戦闘でも運命力は使っていた。実際の使用感はどうなのだろうか。それに何か体に不具合はないか。色々とあげればキリがない。ミカエルはハキハキとわたしの質問に答えてくれた。



 「はい、今のところは特に問題ありません。マスター」



 「そうか。なら、・・・」



 ミカエルがそう言うなら、運命力での生命創造は成功ということだろう。まあ様子見はまだ必要だがわたしから見てもどこかおかしいところがあるわけではない。わたしはある決断をする。



 「新しい天使を作るか」



 これまでは体が魔力で構成された天使しかいなかった。しかし、今現在は運命力で構成された熾天使ミカエルがいる。仲間はずれは悲しいだろう。わたしは創造を開始する。



 ・智天使

 ・座天使

 ・主天使

 ・力天使

 ・能天使

 ・権天使

 ・大天使

 ・天使



 「よし、これでいける」



 経験と生命進化で最適化されたことでさらに早くなった。一分も経っていないだろうか。そして早速リリースを発動すると天使らを天界に放つ。もちろんそのときに通告も一緒に送る。天使たちは人型の兵器に乗る人が着るようなパイロットスーツに天使の輪と翼を携えていた。なんともわかりやすい。わたしは創造したあとミカエルに言う。



 「ミカエルと同じように運命力が使える天使を創造した。部下として使うといい」



 ミカエルは先ほどの現象を見て言葉が出ていなかった。そしてわたしに羨望の眼差しを向ける。



 「マスター・・・このミカエル、精一杯頑張ります」



 そう言うと部屋から立ち去っていった。わたしは立ち去るとまた生命進化による変化を確かめる。わたしは突如異空間を開いた。



 「亜空間の魔力貯蔵庫の設立。これが魔素の大幅な変化か」



 わたしはカード世界に一年いたことで嫌と言うほど思い知らされた魔素不足。それを解決するための一手だ。魔力貯蔵庫と名前だけ聞くとなんか魔素を貯めるだけで簡単だと思うかもしれない。だがしかし、これがなんとも簡単ではないのだ。そもそも簡単だったらとうの昔にやっていた。これの難しい部分はただ一つ魔力がもたらす破壊の性質だ。魔素の密度が高まると周囲に破壊という影響をもたらすのだがそのせいで一つの場所に収まる量が上がると内側から破壊して穴を開けるのだ。つまりは魔素と収納の相性は最悪だったのである。わたしが生命進化で行ったことのように適応させればいいではないかと思うかもしれない。しかしそれも簡単ではないのだ。魔素は概念も破壊する。魔素によって魔法の概念をも破壊するのだが、魔法を魔素に適合させるというわけのわからないことをしなければならないわけで肉体の適応ならともかく、実体のないものの適応を求められたのだ。これまでは生命という実体に相手してきたわたしに突如として感覚的に理解の遠いものがきたのだ。理解をしていないと魔法は使えない。だからわたしがここまでに苦労したのだ。結果的にわたしは魔法という概念を実体というものに強引に落とし込んでその問題をクリアした。破壊の性質がない運命力ならもっと貯めるのは簡単だ。そしてこれらを増幅させ、魔素が待機中になくとも魔法が使えるし、運命力が扱えるようにした。



 「本当に厳しい戦いだったが、成果は莫大なものだったな」



 わたしは遠いところに目を向けたあと椅子に戻った。

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