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マッドサイエンティスト異世界で神をやる  作者: 竹馬の友
神と紙の遊戯編

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44/92

狂人はアジトを観察する②

木間の千里眼の視点



 霊太は闇のフィールドに包まれた。相手は審問官幹部であり、母と父の仇、黎明だ。二人は配置に付きバトルを始める。



 「わたしからだ!ドロー。手札を3枚伏せ、魔術書グリモワールを召喚!」



 クリーチャーカード

 名前 魔術書グリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 1700

 防御 900

 召喚コスト 0

 このクリーチャーがフィールドに出たとき、山札から1枚をストックに置く。



 召喚された魔術書グリモワールは茶色く古い動物の皮でできた本であり、宙に浮かんでいた。魔術書グリモワールの効果でライフが増える。



 読札黎明 ライフ 7→8


そのまま攻撃する。



 読札霊太 ライフ 7→6



 「ターンエンドだ」



 黎明は単調な滑り出しだ。そして霊太のターンになる。



 「ドロー!おれは遊剣レックレスを召喚!」



 クリーチャーカード

 名前 遊剣レックレス

 種族 ポルターガイスト、 ゴースト

 攻撃 2500

 防御 100

 召喚コスト 0

 このクリーチャーがストックを攻撃したとき、ライフのカードを相手の手札ではなく代わりに墓地に送る。



 「裏向きに3枚置いて、ライフを攻撃」



 遊剣レックレスがライフに向かうが、ここで黎明は3枚裏返したうちの1枚を表にする。



 「わたしは装備カード黒魔術の書を発動する」



 装備カード

 名前 黒魔術の書

 このカードは相手よりライフが多いときかつ、相手クリーチャーが攻撃するとき発動する。相手のクリーチャー1体の攻撃先を変更する。そのあと墓地から1枚手札に加える。



 装備カードの効果によりライフから魔術書グリモワールへと攻撃が変更されグリモワールが破壊される。



 「そしてわたしは墓地に行ったグリモワールを自身の手札に加える」



 魔術書グリモワールは手札に回収されていった。グリモワールは召喚コストが0だからそんなに痛手はないだろう。攻撃を終えた霊太はターンエンドを宣告した。そしてパニックカードのターンに入る。



 パニックカード (クリーチャーカード)

 名前 弱体化のグリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 100

 防御 700

 召喚コスト -

 このカードはプレイヤーが使うことはできない。このクリーチャーは攻撃できない。このクリーチャーがいる限り相手のストックへの攻撃によるライフの攻撃枚数を1減らす。



 グリモワールが青くなったような見た目の本だ。このクリーチャーが召喚されたあとお互いに装備カードを発動した。



 「装備カード発動!」



 装備カード

 名前 キャプテン・グリーディの財宝

 このカードはデッキに1枚まで入れられる。パニックカードのターン中に発動したときカードを3枚山札から引いて手札に加える。



 「わたしは装備カードを発動する」



 装備カード

 名前 錬金術の書

 このカードはパニックカードのターンにクリーチャーが召喚されたなら使える。カードを2枚引く。



 装備カードの効果により、霊太は3枚、黎明は2枚のカードを引く。黎明は霊太の装備カードを見てつぶやく。



 「こう、やることが被るとは、子は親をたどるものだな」



 それを霊太は強く否定した。



 「黙れ!おれはお前を家族だなんて思ってねぇ!」



 そしてパニックカードのターンは終わる。黎明のターンだ。



 「わたしは前のターンに破壊された魔術書グリモワールを召喚。さらに伏せていた錬金術のグリモワールを召喚」



 クリーチャーカード

 名前 錬金術のグリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 100

 防御 100

 召喚コスト 1

 このクリーチャーが破壊されたとき山札から1枚ストックに置く。



 通常のグリモワールと色違いの赤色の本が召喚される。そのあと黎明はさらにフィールドに裏向きのカードを補充する。魔術書グリモワールの効果でまたライフが追加される。



 読札黎明 ライフ 8→9



 「わたしはさらに3枚カードを伏せる。そして錬金術のグリモワールは防御、そして魔術書グリモワールはライフを攻撃」



 魔術書グリモワールは霊太の遊剣レックレスを攻撃した。そして遊剣レックレスは破壊される。



黎明はターンエンドを宣告する。



 「ターンエンド」



 そして霊太のターンだ。



 「ドロー!おれは事象カードを発動する」



 事象カード

 名前 鑑定師の目利き

 相手の裏向きのカードを全て見て、その中から一枚を墓地に送る。




霊太はこのカードをフィールドに置いた。そして黎明に話しかける。



 「おい!このカードに見覚えがあるか?」



 「いや?全くもって記憶に無いな」



 黎明はばっさりと切り捨てた。それに霊太は答えた。



 「このカードはな!お前がモルモットと嘲笑った兄ちゃんのカードだよ!」



 それに黎明は淡々と告げる。



 「で?それで?」



 「は?」



 「お前の言うとおりだよ。モルモットと思っているのならいちいちそんなこと覚えているわけないだろう?」



 その言葉に霊太はキレた。



 「お前はここで殺す」



 そうして事象カード鑑定師の目利きが発動する。

霊太は裏向きの3枚のカードを見た。



  装備カード

 名前 錬金術の書

 このカードはパニックカードのターンにクリーチャーが召喚されたなら使える。カードを2枚引く。



 装備カード

 名前 錬金術の書

 このカードはパニックカードのターンにクリーチャーが召喚されたなら使える。カードを2枚引く。



 クリーチャーカード

 名前 占星術のグリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 3000

 防御 3000

 召喚コスト 2

 このクリーチャーは毎ターン一度だけ破壊される代わりに自身のフィールドの裏返しのカードを表にすることによりフィールドに残る。



 霊太は3つのカードを見て悩む。占星術のグリモワールは放って置けないがもしパニックカードのターンにクリーチャーカードが召喚されたら黎明が4枚もカードを手にすることになる。霊太は悩んで占星術術のグリモワールを墓地に送ることに決めた。占星術のグリモワールが墓地に送られたことにより黎明は少し顔をこわばらせた。霊太はカードをフィールドに2枚伏せたあと遊剣レックレスを1体召喚。さらに遊銃ローレスネスもフィールドの裏返しのカードだった状態から表にうつした。



 クリーチャーカード

 名前 遊銃ローレスネス

 種族 ポルターガイスト、ゴースト

 攻撃 4500

 防御 600

 召喚コスト 1

 このクリーチャーはストックを攻撃できない。



 霊太の裏向きのカードはこれで3枚になった。霊太は準備をすまし攻撃を開始する。



 「まずは効果が面倒な弱体化のグリモワールを倒す。いけ!レックレス!」



 フィールドにいる遊剣レックレスがパニックカードである弱体化のグリモワールを攻撃し、破壊した。



 「さらに遊剣レックレスで錬金術のグリモワールを破壊」



 そのときの効果でライフが追加される。



 読札黎明 ライフ 9→10



 「最後に魔術書グリモワールを破壊!」



 魔術書グリモワールが破壊されたことにより黎明のフィールドには表向きのカードがいなくなる。霊太はそのあとターンエンドを申告した。



 パニックカードのターン



 パニックカード (装備カード)

 名前 ?



 クリーチャーカードではないため、黎明の装備カードは発動しない。そのまま黎明のターンになるのであった。



 「わたしのターン。ドロー」



 黎明は引いたあとあるカードを空に向けて掲げる。そして宣言した。



 「わたしはクリーチャーカード大奥義グリモワールを召喚」



 クリーチャーカード

 名前 大奥義グリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 7500

 防御 6000

 召喚コスト 3

 このクリーチャーは自身と相手の墓地の装備カードの枚数分コストが少なくなる。このクリーチャーは一回の攻撃でライフを2つ攻撃できる。



 緑色の色違いのグリモワールが出てきた。黎明はそれを召喚したあとフィールドにさらに2枚カードを伏せた。そして攻撃を開始する。



 「大奥義グリモワールでライフを攻撃!」



 読札霊太 ライフ 6→4



 そしてターンエンドを宣言した。霊太はドローをするとあるカードを召喚する。



 「おれはこの戦いを終わらせる。こい!キャプテン・グリーディ!」



 クリーチャーカード

 名前 キャプテン・グリーディ

 種族 ゴースト

 攻撃 9000

 防御 6500

 召喚コスト 4

このクリーチャーを召喚するとき、自身と相手の墓地にあるクリーチャーカード分コストが少なくなる。このカードがフィールドに召喚されたとき相手は自分のカードを1枚選び、そのカードを破壊する。このクリーチャーがいる限りそのとき相手は破壊されたクリーチャーの召喚コストと同じコストのカードを召喚できない。このクリーチャーは一回の攻撃でライフを2つ攻撃できる。



 キャプテン・グリーディの効果で大奥義グリモワールが破壊される。霊太の猛攻を仕掛ける。



 「黎明!これで終わりだ!」



 読札黎明 ライフ 10→5



 霊太はターンエンドを宣告した。それを黎明は鼻で笑う。



 「ふっ。これで終わりだ、だと。お前のライフを見てから発言しろ!モルモット!」



 黎明が挑発すると霊太も言い返す。



 「そっちこそ、ライフだけ見てフィールドを見なかったら足元すくわれるぞ?」



 そのようにして煽り合っているとパニックカードのターンに入る。



 パニックカード (クリーチャーカード)

 名前 滅亡のグリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 100

 防御 100

 召喚コスト 0

 このクリーチャーは先行のライフを攻撃する。このクリーチャーがフィールドにでたとき、このカード以外の表向きのクリーチャーを全て破壊する。



 銀色の色違いのグリモワールだ。攻撃と防御値は低いが効果はやさしくない。黎明は今表向きのクリーチャーカードはないが霊太は違う。遊剣レックレスが二体、さらに遊銃ローレスネス、しまいにはキャプテン・グリーディがいた。その光景に黎明が笑う。



 「ははははは!なんて滑稽な!やはりモルモットは運命にも見放されるのか。フィールドをよく見ろと言っていたな。それはこちらのセリフだよ。モルモット!」



 さらに黎明の猛攻は続く。



 「装備カード発動。錬金術の書」



 黎明のフィールドに伏せていたカード二枚が発動する。錬金術の書の発動により、カードが四枚山札から引かれた。先行を攻撃する滅亡のグリモワールは黎明に向かって攻撃してくるが黎明は甘んじてこれを受け入れた。



 読札黎明 ライフ 5→4



 「ライフは大きく失ったが、まあいい。このターンで終わらせるからな」



 そう言いながら黎明は自分のターンに入りカードをドローする。



 「さて、終わりにしようかモルモット。これが正真正銘最期のバトルだ」



 そう言ってあるカードをフィールドに出した。



 「真正奥義グリモワールを召喚!」



 クリーチャーカード

 名前 真正奥義グリモワール

 攻撃 15000

 防御 7000

 召喚コスト 5

 このクリーチャーを召喚するとき自身と相手の墓地の装備カードを好きに山札の一番下に送る。このターン山札の下にやった枚数分召喚コストが少なくなる。このクリーチャーは召喚時山札の一番下にやった装備カードの枚数、名前に『グリモワール』がつくクリーチャーを墓地から召喚コストを無視して召喚する。このクリーチャーがいる限り自身を含め名前に『グリモワール』がつくクリーチャーはストック攻撃時、ライフをさらに1枚攻撃できる。

 


 装備カードを五枚山札の下に送り、真正奥義グリモワールが召喚された。金色に輝いたその表紙は他のグリモワールとは一線をかくした様相であり、冊子の中身は鋭い歯がある口となっている。黎明は真正奥義グリモワールの効果を発揮する。



 「墓地から5体のグリモワールを召喚する」



 クリーチャーカード

 名前 占星術のグリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 3000

 防御 3000

 召喚コスト 2

 このクリーチャーは毎ターン一度だけ破壊される代わりに自身のフィールドの裏返しのカードを表にすることによりフィールドに残る。


 

 クリーチャーカード

 名前 大奥義グリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 7500

 防御 6000

 召喚コスト 3

 このクリーチャーは自身と相手の墓地の装備カードの枚数分コストが少なくなる。このクリーチャーは一回の攻撃でライフを2つ攻撃できる。



 クリーチャーカード

 名前 錬金術のグリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 100

 防御 100

 召喚コスト 1

 このクリーチャーが破壊されたとき山札から1枚ストックに置く。



 クリーチャーカード

 名前 魔術書グリモワール

 種族 悪魔、ポルターガイスト

 攻撃 1700

 防御 900

 召喚コスト0

 このクリーチャーがフィールドに出たとき、山札から1枚をストックに置く。



 墓地にあった四枚のグリモワールが復活する。グリモワールが勢揃いだ。カードをフィールドに一枚裏向きにして置いたあと、黎明は効果で一度にライフを二つ攻撃できるようになった魔術書のグリモワールと真正奥義グリモワールがライフを攻撃する。



 読札霊太 ライフ 4→0



 「これで終わりだ」



 黎明は止めを刺そうとする。しかし霊太は自分のフィールドのあるカードを裏返す。



 「師匠・・・ありがたく使わせてもらう。おれは装備カード悪魔封印の魔法陣を使う!」



 装備カード

 名前 悪魔封印の魔法陣

 このカードは相手がこのカードを攻撃するか、ライフが0のときに発動できる。次の自身のターン終わりまで自身を含めた種族悪魔は攻撃できない。このカードはデッキに1枚だけ入れられる。



 わたしが病院で霊太と龍太郎と別行動をとる前にわたして置いたやつだ。そうか、役に立ったか。わたしが感慨にふけると黎明が驚いた顔をしていた。



 「何だ!こんなカード見たことも聞いたこともないぞ!」



 「おれと師匠の絆の証だ。お前らを潰すためのな!」



 このターンでとどめがさせないことに黎明は動揺するがすぐに冷静になる。



 「まあいい!攻撃ができなければこのターンは防御すればいいのだ。それにモルモットはライフが0!ゴミだ。次のわたしのターンでとどめが刺さる。焦ることではない」



 そう言って、残りの三体のグリモワールを防御に置いた。



 「ターンエンドだ。モルモット!精々残りの余生をかみしめるんだな!」



 そうして霊太のターンになる。わたしは今千里眼で様子を見ているが戦況は絶望そうだ。墓地にあるクリーチャーの枚数を見る限り幽霊船ノー・マーシーシャーク号は召喚できない。わたしは心配そうに眺めると、突然霊太の背後に人影が見えた。二人いる。



 わたしはこれがいや、この現象が何なのかすぐにわかった。



 「これは・・・運命力の実体化!」



 それはこの一年わたしが探しても見つからなかったものだった。わたしは霊太が生み出す運命力を観察する。



 (ふむ、なるほど。こうなっているのか!これなら運命力の研究は大きく進むだろう)



 わたしは運命力を観察しながらその運命力が構成する人物を見た。



 「霊太!大丈夫よ」



 「霊太、大丈夫だ」



 「俺が「わたしがついてる」」



 霊太はその二人を見る。



 「母さん・・・兄ちゃん・・・」



 その光景は黎明も見えているようだ。



 「何だこれは!なぜ死んだはずのお前たちがそこにいる!」



 それは黎明を大いに恐怖させる。先の自身の知らないカードに続き、死んだはずの者が出てくると言う謎現象が起こったのだ。黎明は動揺していた。



 「霊太・・・諦めたらいけません。わたしたちが力を貸します。生きなさい」



 そうして、このゲームが始まって()()()()フィールドに裏向きでいたカードが突然光り出した。



 そして、霊太のカードに変化が訪れる。



 そして兄と母の二人はカードに吸い込まれるように消えていった。



 霊太はフィールドの二枚のうち一枚を表向きにする。表向きにした途端カードから眩しい閃光が放たれる。そしてそこにはあるクリーチャーカードがあった。



 「おれは・・・クリーチャーカード契約から解放せし革命令嬢を召喚!」



 クリーチャーカード

 名前 契約から解放せし革命令嬢

 種族 魔族

 攻撃 30000

 防御 30000

 召喚コスト 4

 このクリーチャーは効果により召喚コストを減らしたり、召喚コストを無視することはできない。このクリーチャーが自分のターンにフィールドの裏向きの状態から表向きになったとき次の効果を得る。

・このクリーチャーは相手のフィールドに種族悪魔がいる限りフィールドを離れず、バトルしたとき相手が種族悪魔なら、必ずバトルに勝つ。

・このクリーチャーは相手のフィールドに種族悪魔がいる限り、バトルで勝ったときもう一回攻撃でき、相手のライフを墓地に送る。



 フィールドに契約から解放せし革命令嬢が召喚される。彼女の豪華な衣装はボロボロになっているがどこか誇らしそうなそして逞しい顔をしている。彼女は大きな旗を持ち、そして、背後には、たくさんの人々が付き従っていた。



 「何なんだこれは!」



 そしてさらに裏返しの最後の一枚を表にする。



 「おれはさらにクリーチャーカード処刑剣レボルシオンを召喚!」



 クリーチャーカード

 名前 処刑剣レボルシオン

 種族 ポルターガイスト

 攻撃 2000

 防御 500

 召喚コスト 1

 このクリーチャーは1回の攻撃でライフを2つ攻撃できる。

 


革命令嬢が手を空中にかざすと地面から剣が出てくる。革命令嬢はその剣を掴むと片手に持っていた旗を宙に浮かせ、攻撃の構えをとった。今起きていることが理解できないのか黎明は取り乱す。しかし霊太は覇気がこもった声で言い放った。



 「これから行われるのは、お前が今まで蔑ろにされた者たちが行う革命だ!」



 攻撃が繰り出される。



 「革命令嬢で錬金術のグリモワールを破壊!」



 焦りながらも黎明は言う。



 「錬金術のグリモワールの破壊時ライフが回復」



 読札黎明 ライフ 4→5



しかし、それは無駄だった。



 「革命令嬢がバトルで勝ったとき、ライフを一枚墓地送りだ」



 読札黎明 ライフ 5→4



 霊太の猛攻は止まらない。



 「さらに魔術書グリモワールを破壊」



 読札黎明 ライフ 4→3



 処刑剣レボルシオンを持った革命令嬢はグリモワールを切り捨てていく。



 「占星術のグリモワールを破壊!」



 そこで黎明はニヤリと笑った。そして霊太に向かい言う。



 「占星術のグリモワールの効果で裏返しのカードに攻撃を変更!死ねぇ!装備カード自滅の書」



 装備カード

 名前 自滅の書

 このターン自身のクリーチャーを破壊したクリーチャーを1体選び、そのクリーチャーを破壊する。



 「消え去れ!モルモットォ!」



 本が出てそこから光線が放たれる。そしてそれは革命令嬢に直撃した。直撃したことで爆発が起き大きな砂煙が発生する。それを見て黎明は笑う。



 「はははははは!モルモット、見たか!これがわたしの力だ。これでお前は終わりだ!」



 しかし、霊太はそんなこと微塵も思っていなかった。霊太は黎明に言う。



 「よく見な!節穴!」



 その言葉を聞き黎明はフィールドを見る。フィールドは相変わらず砂煙に覆われている。しかし、突如としてフィールドに風が吹く。それは斬撃のように鋭い風だった。そして、その風で砂煙が晴れた。そこには平然と革命令嬢が立っていた。



 「なん・・・だと?」



 黎明は今見たことが信じられず呆然とする。霊太は革命令嬢の効果を説明した。



 「革命令嬢の効果発動!相手のフィールドに種族悪魔がいる限りフィールドを離れない!」



 「何だよ・・・何だよそれ!反則だ!反則!」



 黎明は完全に焦燥していた。だが時間は待たない。霊太はさらに攻撃する。



 「もう一度占星術のグリモワールを攻撃!」



 読札黎明 ライフ 3→2



 さらに攻撃する。



 「そして大奥義グリモワールを攻撃!」



 読札黎明 ライフ 2→1



 黎明は負けると言う、現実が受け入れられないのかおかしくなってくる。



 「やめろ!わたしは選ばれた存在なのだ!モルモット!大いなる存在に選ばれたわたしに歯向かうことがどう言うことかわかっているのか?」



 それに霊太はあいだもなく答える。



 「ああ、もとよりおれはそのつもりだ」



 そして真正奥義グリモワールも革命令嬢により切り捨てられる。



 読札黎明 ライフ 1→0



 「いやだああああああああ!死にたくないいいいいいいいいい」



 黎明は恐怖のあまり逃げ出した。しかし霊太は逃がさない。



 「地獄で悔い改めな。いや、お前は一生地獄で苦しんどけ!」



 そして、革命令嬢は逃げる黎明に処刑剣レボルシオンを振り翳した。



 読札黎明 ライフ 0→death



 黎明の首から上と下で分かれる。そして地面に頭が転がったその顔はまさにあの世の恐怖が煮詰まったような顔をしていた。

カード図鑑11



 クリーチャーカード

 名前 契約から解放せし革命令嬢

 種族 魔族

 攻撃 30000

 防御 30000

 召喚コスト 4

 このクリーチャーは効果により召喚コストを減らしたり、召喚コストを無視することはできない。このクリーチャーが自分のターンにフィールドの裏向きの状態から表向きになったとき次の効果を得る。

・このクリーチャーは相手のフィールドに種族悪魔がいる限りフィールドを離れず、バトルしたとき相手が種族悪魔なら、必ずバトルに勝つ。

・このクリーチャーは相手のフィールドに種族悪魔がいる限り、バトルで勝ったときもう一回攻撃でき、相手のライフを墓地に送る。



 種族悪魔に対して圧倒的な攻撃性能を持つ。ただ召喚までの道のりが長いと言うデメリットを持つ。このイラストは旗を持った女性が民主を導いているようなある絵画みたいな絵になっている。彼女の豪華な衣装はボロボロになっているがどこか誇らしそうなそして逞しい顔をしている。先導している旗を持った少女は

クリーチャーカード慈悲深き公爵令嬢のイラストに写っている令嬢である。



 クリーチャーカード

 名前 慈悲深き公爵令嬢

 種族 魔族

 攻撃 100

 防御 7000

 召喚コスト 2

 このクリーチャー防御が可能なら防御する。このクリーチャーは攻撃できない。このクリーチャーの防御力をターンに一度だけ次の自分のターンまで半分にしても良い。このクリーチャーが自身の効果により防御力が減ったとき、山札から一枚をストックに置く。



 このカード契約から解放せし革命令嬢は物語としてこの慈悲深き公爵令嬢の関連カードと繋がっている



 クリーチャーカード

 名前 契約に縛られた公爵令嬢

 種族 魔族

 攻撃 100

 防御 7000

 召喚コスト 2

 このクリーチャー防御が可能なら防御する。このクリーチャーは攻撃できない。このクリーチャーがバトルにより破壊されたとき、バトルしたクリーチャーを破壊する。



 このカードはおかしくなった読札冥斗が使っていたカードだ。おかしくなった読札冥斗が使っていたクリーチャーカードには全てに首輪がついている。そして、名前には必ず契約に縛られたと言うワードが入っている。ここで一回話を戻すと、革命令嬢の名前には契約から解放せしと言う文言がある。そしてそのイラストには打ち捨てられた首輪と共に、契約に縛られたと書かれたカードに登場した人物たちが首輪がない状態で登場するのだ。これらから推測すると、首輪からの解放、大元を言えば、種族悪魔からの解放を表していると言えるだろう。だから、悪魔に対してこれほどまでに強い性能をしているのだ。

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