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マッドサイエンティスト異世界で神をやる  作者: 竹馬の友
神と紙の遊戯編

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狂人は拾い食いをするタイプ

ダンジョンの最終調整を終えるとわたしは地上へダンジョンを解き放つ。



 「リリース」



 「これで一旦は様子見だな」



 わたしは地上での結果を待つ間に止まっていた作業を再開する。止まっていた作業とはガブリエルの特殊な力の解析である。ガブリエルは生まれ方が特殊なおかげで他の天使とは明らかに強さが違かった。まあ、ポンコツ度で釣り合いが取れているけど。とにかく、今のところ天使の中で最強なのはガブリエルなわけである。ガブリエルを解析すれば特殊な力が何なのかわかるかもしれない。




 「これで大丈夫ですか。我が君!」



 「ああ、この調査で大体理解した」



 わたしは地上にガブリエルたちが人を知る旅に出る前に研究所に呼び出し、ガブリエルの体を検査する。わたしはガブリエルの体の状態を見てある結論をつける。



 (ガブリエルは他の体の仕組みがこの研究でわかってきたな。少しだけわたしの体と同じようにガブリエルの体に魔素の性質が付与されているのか。完璧ではないがわたしと少々似た体質になっているようだ)



 そう判断するとわたしはあるものの制作に入った。試作品ならすぐに出来るだろう。

 わたしは推論を展開していき、組み立てていくとあるものを完成させた。そこには一つのブレスレットがあった。



 「これでガブリエルの誕生するときの素体の状態を擬似的に再現することでガブリエルの突然変異を他の天使にも適応できるかもしれない」




 わたしはその研究結果をもとにブレスレット型の装置を完成させたあと一息つく。これまで興味深そうに眺めていたガブリエルは感嘆の声をあげていた。



 「我が君、ボクはお役にたてましたか?」



 「ああ、たてたよ。そうだ、これをハミンに渡してくれないか」



 わたしはブレスレットをガブリエルに渡す。



 「わかりました。ボクはこれから地上に旅に出ますが、困ったときときはいつでも呼んでください」




 ガブリエルはそう言うと、わたしの部屋から出て行った。わたしは部屋の椅子に座って一息つく。そしてある書類に目が入る。




 「ん?何だこれ?神界への招待?」




 そこには見たことがない紙が置いてあった。



 「こんなものわたしの記憶にないが」



 アカシック・レコードで確認してみるがどこにもこれについて載ってない。本来なら開くべきではないが、わたしは興味本位で開いてみることにした。

するとあたり一面が光に包まれた。

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