断罪間際の悪役令嬢は聖女として異世界に召喚されて再び悪役令嬢にされる

誰にも愛されない公爵令嬢アリシア・ローデンブルクは卒業パーティー前夜に前世の記憶が甦りここが小説の世界だと気付く。
だが、断罪のパーティーは翌日であり問われる罪は身に覚えがあるため悪役令嬢として裁かれる運命から逃れる事は出来ない。
だけどアリシアは納得いかない。そもそも婚約者の私がいるのに男爵令嬢リーファと浮気をしていたハミルトン第一王子が悪いはず。
アリシアは一矢報いようと至る所に手紙を書く。
そして１枚の手紙を掴み断罪の会場に向かおうとするが異世界ラッドフィールドに聖女として召喚されてしまった。
だけど、悲しい事かこの世界も小説の中の世界でアリシアは悪役令嬢として本物の聖女を苛め最後は魔物に喰われてしまう。

召喚され消えてしまったアリシア・ローデンブルクの世界、生き抜こうと足掻くラッドフィールドの世界、二つの世界が徐々に小説と異なり初めて、小説の世界の真実が明らかにされていく。

悪役令嬢のアリシアが聖女として召喚されたが実は悪役令嬢だったようなので運命を変えようとする。