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第26話 動き出す時代

少し復習です!

体をデバイス化(機械化)した者は、脳波を操ることができる強改造者と、脳波は操れないノーマルズに分かれます。強改造者の強さは、ノーマルズの比ではありません。


ここからは参考です!

登場人物の一人ジルは古参のノーマルズです。ジルのデバイスは珍しく戦闘用のデバイスではなく、アーキノイドを製造したり、改造者を再生させたりすることに特化した修復系です。

この修復系デバイスは、体の異常などを調べることもできます。

特に『』

 −−−−−−−−


「新佐、駄目じゃないか、一人で勝手なことしちゃー。お陰で髪の毛がまた抜けちゃったじゃないの」


 ビリヤード台やダーツ、バーカウンターがある広々したラウンジに六人の男女がくつろいでいた。


 そこにある姿見の前で長髪をギュッと一つに束ねながら細身の男が言った。

 毛量はそこそこ多そうだが抜け毛が気になっているらしい。


「スンマセン、DD。

 でもうちのバイトに引き込むチャンスかなって思って。例のダイスってやつ、やっぱりアイロニックを未熟なりにも使えてましたよ。

 彼がうちで強改造者のバイトしてくれたらかなりの戦力になると思うんだけどなー。

 ちなみに、毛が抜けるのは毎回強く結び過ぎだからですよ。間違いない」


 長髪の男は『出樽間(でだるま) ダン』通称『DD』だった。

 髪の毛を一本残らずピチッとオールバックで結ぶことに命をかけている。


 どうやら新佐がダイス達を襲撃したのは予想外にも仲間にしたかったがためのようだ。

 しかしあの状況では誰一人そうは思うまい。


「んー、お前はいつもやり方がすこーしズレてる気がすんだよねー。すこーしね。

 しかもバイトって、うち雇ってないしね」


 DDはオールバックが決まると『よしっ!』と言って一人掛けのソファーにバフンッと座った。


「ともあれ『ダイス』か。

 アイロニックが適合するとはな。それに気になるのはやはり一瞬でアーキノイドが停止(デリート)したってやつだよね。

 エクスクルーダーである可能性が高い。もしそうなら手に入れたいねぇ。

 ひとまずこれまで通り奴らの動向は見張っておいてよ」


「分かりました。

 それとDD、今回俺より先にダイスを捕まえに現れたのはグリムリーパーでしたよ。

 ガンマもダイスが欲しいらしい。

 逃げても追われるとなると、ダイス達はオーバーズ達と戦わざるを得ないはずだ。

 まずは氷雨(ヒサメ)とやり合うだろうな。俺がジルって改造屋に、氷雨は初期型アーキノイドとの戦いから回復してないって適当なこと言っといたから。

 ホントは回復してるだろうけどね」


「そうか、グリムリーパー直々とはたいそうじゃないか。

 それじゃあ、アイスデバイス初適合者氷雨との戦いで彼らのお手並みが拝見できるねぇ。

 しかしまぁ勝てないだろうから、少しでも弱った氷雨を俺達が叩くとしようか。

 貫地(かんじ)、頼んだよっ!」


 バーカウンターに座ってルービックキューブを一心不乱に弄っていた細身の男はDDをちらっと見ると


「やっぱり俺ですか……… 時代遅れの凍結マニア。オーバーズの実力はどんなもんでしょうね」


 と余裕を見せて腰を上げた。

野間 貫地(のまかんじ)』。

 得意な脳波はアルファ、デバイス能力は転送系で通称『ゴースト』と呼ばれる。


 戦いの場では本体は別のところにいて、意識を転送したアーキノイドで戦う。

 従って、やられてもダメージはなく、何体でも入れ替わり可能なので機械の体がある限り戦闘可能だ。そのため無茶な相打ち的な戦いもできる。


 一度に沢山の機械を操ることもできるが、1体に集中した方が強く、更に本体が近いほど発揮する力も強力になる。


 貫地本人はルービックキューブをこよなく愛しており、IQは200近くとも、それ以上とも言われている超天才の男だ。

 それに幼い頃から勉学からスポーツまで色々なことがそつなく簡単にこなせるので他の強改造者と比べ「努力」を全くしない。


 50年前は意識の転送は大掛かりな装置が必要でかなりリスキーなものだったが、今はアウェイカーにタグ付けされたチップを空のアーキノイドに装着すれば可能な時代だ。

 ただし、転送に耐えられる意識が必要で普通の者がやるとほとんどの場合廃人となってしまう。


「えっ、待ってくれ、俺が行くよっ! 場合によっちゃダイス達の前に氷雨を潰しますよ」


 新佐が焦って申し出ると、さっきまで飄々としてニコニコしていたDDの表情が厳しくなった。


「計画外の行動は取るんじゃない。

 新佐、お前はここにいるんだ。

 今回の単独行動は多めに見るが二度とするな。

 氷雨のアイスデバイスは触れれば凍りつく。直接触れずに戦うことができる転送系の貫地が適任だと俺は判断したんだ。

 オーバーズも動き出しアイロニックの適合者も現れ、時代が動くかもしれない今。少しの乱れも命取りになるんだ。分かったな」


 新佐は黙って頷いた。


 ― ― ― ― ― ―


 グリムリーパーとの対峙、新佐の強襲から数日が経ち、ダイス達も傷が癒えた頃合い。


 パン屋の地下にある工場(こうば)で、集まった皆の前でジルが話を切り出した。


「おう、みんな。ダイスの体をちょっと調べてみたぜ。こないだはグリムリーパーやらアームドの若造やらで忙しかったからな。

 何でアイロニックに適合できたのか。

 それと異常な速さの自己再生についてだ。

 結論から言うと、『分からねえっ!』なんだがな。

 しかし朱里よお。お前がダイスを蘇生させたときに気付いた、こいつの体の中にいる()()は、俺も確認できた」


「そうかジル、お前でも分からねえか。

 だがやっぱり()()はいたんだな。

 ダイスの蘇生をしたスバルちゃん達が俺にうるさく報告してきたんだ。『()()いるぞっ! でも何なのか、スーパーな自分達でも分からないっ! 悔しいっ』ってな」


 レイは驚いた。


「えっ!? 何かいるってどういうこと?」


 スマは少し違う方向で驚いて、ダイスから少し離れた。


「うゎっ! お化けだー!

 と、取り憑かれてんのか!? お前っ、俺に近寄るなよ!」


「ええーっ! 俺、何かに取り憑かれてんの!? ジルさん、霊媒師とかそういう人だったの? 

 それじゃ、は、早くっ! お願いしますっ!」


 ダイスはそう言って目をつむって直立した。


 そのやり取りを見て朱里が呆れて言った。


「だーから、全く、どーしてそうなるんだよ。

 ()()ってのは、おそらく何らかのデバイスってことだ。

 そいつは蘇生前からダイスの体の中にいた」


 単純頭脳の持ち主であるダイスとスマは安心して胸を撫で下ろし、もうこの件に興味はないようだが、レイはそうはいかない。


「ちょっと待って。

 さっきから、『何かいる』とか『そいつはいた』とか、まるで生き物を指している表現は何でなの?」


 ジルが説明をする。


「そう。この()()は、デバイスのはずなんだ。

 しかし、俺の右手に内蔵された『何でも解析ジルスキャン』でも正体が分からねえ。

 というより、スキャンしようとすると、スッとその部分からいなくなっちまうんだ。

 明らかに意思を持って体の中を移動してるとしか思えない動きなんだ。

 そもそも体の中を移動だぞ、どうやってんだよ。

 意思を持って動きまわるデバイス? 

 こんなの聞いたことねえ」


 朱里も頷いた。


「そうだな。俺も聞いたことがねえ。

 多分だけどな、これはデバイスってより、極小のアーキノイドなんじゃねえかと俺は思うんだ。

 それなら意思があってもおかしくねえ」


「朱里の推測に俺も同感だ。

 この極小アーキノイドがアイロニック適合に一役買って、更にはグリムリーパーで右手が粉砕された時の桁違いの自己再生を演出したんじゃねえかと踏んでる。

 もしかすると、これがエクスクルーダーかとも思ってるんだが、仮にそうだとしても、どう使いこなすのか…… そもそも実態が掴めねえからダメだわな」


 朱里がダイスに聞く。


「ダイス。前も聞いたが、お前は何か感じなかったのか? 解除した時、アイロニックは感じただろ? その他によ、何かねえのかよ?」


「んー、それが何もないんだよね。あの後も何度か練習に解除とリミットを繰り返したりしたんだけど、さっぱりだね」


 ジルが残念そうに言う。


「そうか、もしそれがエクスクルーダーだとして、ダイスがそれを操れれば、なんて期待してたんだけどな。

 まぁ仕方ない。いずれ分かる時が来るだろう」


 ダイスは自分の体のことだがまったく気にしていない様子で言った。


「そうだよね! そのうち何かが出てくるよきっと。お化けじゃなくてよかったよ。

 とりあえず、俺のピンチに出てきそうな感じはする。ピンチはゴメンだけどね。へへっ!」


 結局、その()()はジルの調べでも分からずじまいだった。


 − − − − − −


 あくる朝………


「ダイスっ! おーい、ダイス、どこにいる?」


 朝から朱里のでかい声がパン屋中に響いた。


 ダイスがいないのだ。


「パパ、これ見てっ! ベッドに書き置きがあったわ」


 書き置きには下手くそな字でこう書かれていた。

『俺がいるとガンマが狙ってきてみんなに迷惑かけるので一人で行きます。ガンマ退治したら戻ります』


「私ちょっと探してくるっ」


 急いでパン屋を出ようとするレイをスマが止めた。


「これピクニックのノリだな完全に。俺が見てくるよ。まだそこら辺で路頭に迷ってるだろうからな」


 スマが面倒くさそうに言って外に出ると、ドルンッとダムドの音がした。


 そもそもダイスはコロニーの出方を知らないうえに、ブリザドの場所も分かっていない。

 スマの言う通り道に迷った挙げ句、アーキノイドにバレて余計な戦いで消耗していくことになるだろう。


 程なくしてダイスはあっけなく見つかった。

 驚くほど近くをトボトボと歩いていたようだ。


 聞けば案の定、飛び出たはいいがコロニーの端がどこだか分からないし、端まで行けたら、恐ろしいことにバリアに突っ込もうとしていたらしい。


 流石の強改造者も何の対策もなければ丸焦げとなる。それを聞いて皆胸を撫でおろした。


  −−−−−−−−


「じゃ、行ってきます」


 ダイスは皆にピシッと手を挙げながら別れを告げると扉に向かった。ダイス捕獲からまだ十分も経っていない。


「だからお前、ちゃんとお別れしてないから連れ戻したんじゃないのよ、分かるか? 

 お前が自分の意志で戦いに行くなら止める理由はない。

 だがな、やみくもに立ち向かっても殺られるだけだぞ。

 最低限、氷雨の能力やブリザドのアーキノイドについては知っておけ。

 そこら辺はジルが教えてくれるからな」


「おぅ、任せとけ。俺のアジトへ招待してやるよ」


「それとな、お前の今の実力じゃ、はっきり言って氷雨には100パーセント勝てない。

 だからまぁ、持ちつ持たれつってやつよ。

 アームドは必ず動く。そのタイミングでお前も参戦しろ。

 表立って協力するような連中じゃないが、背に腹は代えられないはずだ。

 奴らの実力をもってしても勝てるかどうかってところだ。

 いーか、絶対に一人で突っ走るなよっ!」


「うん、でもなんか俺いけそうなんだよね」


 ダイスの妙な余裕にスマがツッコむ。


「いや、無理だね。

 お前がそう言うときは無理だね。初めて解除した時も、朱里さん達助けようとしたときも『いける』って思っただろ?

 自信持つにはまだ早えーよ」


「んーー、そうかも、分かった。気をつけるよ。それじゃあジルさん、行こうっ!」


 落ち着きなく先を急ごうとするダイスの様子は、『早くここを離れないと皆に迷惑がかかる』と言っているようなものだった。


「大丈夫よダイス。焦らないで。

 仮にたった今アーキノイドが仕掛けてきても返り討ちにしてやるわっ!」


「おーよ、お前みたいな青二才にに心配されたかねーな。

 まぁ、ゆっくりしてても仕方ねーが、せめて俺の餞別くらい受け取ってからでも遅くはないだろ。

 俺のお古だがな」


 そう言って朱里は銀色のケースを差し出した。

 開いてみると中にはスーツが入っていた。

 レイとスマも同じスーツを持っていて、肩に『S』と書いてあるやつだ。


「このスーツは…… でもこれ俺が貰ったら朱里さんのがなくなっちゃうし、そもそも俺には大き過ぎじゃないかな?」


 朱里は指を立てて、『チッチッチ!』と舌を鳴らした。


「大丈夫だって。まず俺はそんなもんには頼らねー。作ってから一度だけ着たがそれっきりよ。

 そんでこのスーパースーツは強改造者の体格や能力に合わせてサイズや仕様が変わる優れものだ。

 更に多少の損傷は自己再生する。

 雑魚アーキノイドの攻撃くらいなら弾き返すぜ。

 とりあえず着てみろよっ。

『装着』って言いながら頭で命じてみな。

 ポットのスイッチ入れる時もアウェイカーを通して命じるだろ。それと同じ要領よ」


「着てないって言うならせっかくだし、ありがとう朱里さん」


 ダイスは服を脱いで半ば強引に譲り受けたスーツを着てみることにした。


「ちょ、ちょっと、急に脱ぎ出さないでよっ!」


「あっ、ごめん。脱いじゃった、ハハッ!」


 ゴンッ!


 物凄い音がした。ダイスは一瞬何が起こったのか分からなかった。首が体にめり込んで火花が散ったような、、、


「『ハハ』じゃないだろがっ……」


 レイがボソリと言った。

 レイのゲンコツがダイスの脳天に落ちたのだった。一瞬にしてその場が凍りつき、皆ダイスからススッと離れていった。


 パンツ一丁のダイスは縮み上がりながら服を着なおして改めてレイにか細い声で伺った。


「よよ、よ、洋服、脱いでもいいでしょうか?」


「おう」


 レイは許可するとクルリと反対を向いて腕を組んだ。

 ダイスは本日2度目のパンツ一丁になると気を取り直して集中した。


「装着」


 そう命じるとスーツは主を探すようにフワッと浮き上がりダイスに纏わりついた。

 そして一瞬ドロっと溶けたかと思うと体にフィットしたスーツに変化した。


 そう、このスーツには少量ではあるがネオメタルが使用されている貴重なものなのだ。


「どうかな?」


「おー、どうなることかとヒヤヒヤしたが、いーじゃねーか。何がどうお前の能力に合ってるのかまだわからねーが、そのうち分かるだろ」


 まるで何も着ていないかのように軽く、動きの邪魔をしないこのスーツは、体の触覚を鋭くする効果もあるようだった。


「朱里さん、みんなのやつにも書いてあったけど、この両肩に付いてる「S」はどういう意味?」


 すかさずスマがボソリと言った。


「知ると着心地悪くなるぞ……」


「やっぱ気になるよなぁ、カッコイーだろ? それはだな、へへっ、ある文字の頭文字を採用しててなな。

 左肩が朱里(シュリ)のエスで右肩が(スバル)のエスよ」


 朱里は満足そうに答えたが、ダイスはその意味を知って、スマの言った通り何とも微妙な気持ちになった。


「あー、朱里さんのイニシャルだったんだ……

 おしっ! それじゃあ気合い入れ直して出発するよ。ジルさん、よろしく」


「任せておけ。外にあるスカイモービルをお前にくれてやるからそれでついて来い。

 まずは俺のアジトへ行く。そこでアームドの奴らの動きを見張るとしよう」


 外に出るとダイスはスカイモービルに跨った。


「ダイス、死ぬなよ」


 スマは興味なさそうに言っているが内心かなり心配している。


「気をつけてねダイス」


 思いのほかレイがあっさりしていて朱里は怪しんでいた。

 だいたいこんな場面なら自分も行くと言って聞かないはずだからだ。


  「じゃ、行ってくる。またねっ、みんなっ!」


 2台のスカイモービルはフオンっと浮いて、あっという間に見えなくなった。


「ふぅ…… 全く慌ただしいやつだ」


 朱里が、ひと息ついて振り返ると一番後ろに居たはずのレイがいない。


「スマ、レイは戻ったのか?」


 スマが『えっ?』という表情で振り返ったがそこには誰もいない。

 ダイス達の向かった方向に視線をやると1台のスカイモービルが小さくなっていくのが見えた。

 レイだ。


「はぁー、ったく、どうしていつものこうなんだかなー。案の定ってやつだ」


「おおー、レイーーー、わざわざ危険な事に首突っ込まなくていーのによー。朱里さん、俺、連れ戻してきますよ!」


「いや、放っとけ。そもそも今回、俺はダイスが氷雨に勝てるとは思ってねー」


「えっ? どいいうことっすか?」


「残念だが今言った通りさ。

 いくらダイスが前代未聞のアイロニック適合者といってもやっと解除できるようになったヒヨッコよ。だからジルには、ダイスが氷雨にやられる前に助け出して連れ帰ってもらうよう頼んどいた。

 ダイスに行くなっつっても聞かないだろうからな。次元の違いが分かれば諦めもつくってもんだろ。

 ついでにレイも守ってもらうよう追加しとく」


「そうだったんすか。ダイスも思い立ったら突き進むタイプだからなぁ。

 それで諦めるかどうか。

 でもレイに危険があるなら俺が守りに行きますよ。いいっすね?」


「あー、好きにしろ、だが今回はそんな裏事情がある。絶対に深入りするな」


「了解っす。ダムドっ!」


 ドルルンッ!

 スマはダムドに跨るとダイス達の後を追いかけていった。

 皆の出発を見送った朱里は、やれやれといった表情を亀男に見せてパン屋に入っていった。


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